9月13,14日の両日、「日本百名月」に認定された出雲市の倉留寺で「仲秋の名月」を愛でる恒例の観月会が行われました。「日本百名月」は、日本各地に数多くある「美しい名月」の魅力を国内外にアピールし、新たな夜景の観光資源化を目指して一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが2016年に創設したプロジェクトで、本年、第4回目となる審査で「倉留寺の月/観月会」など10か所が認定(現在までの認定数は全国37か所)されました。宍道湖を臨む境内に700個の万燈が灯され、薄曇りの南東の空に見え隠れする月明かりが湖面に揺れ、琴の調べが流れる幽玄な様は、日ごろの世俗の憂さを忘れさせるに十分な時間でした。倉留寺によると、「20年ほど前に親しい人たちと始めた『お月見の会』が人伝えに広まって、たくさんの人がお越しになる『観月会』になりました」とのことですが、日本百名月の認定による新しい情報発信は、中国地方で唯一でもあり、今後、さらに訪れる人が増えることは容易に想像でき、10月の観月会に注目したいと思います。
9月13日、島根県議会9月定例会は本会議が開催され、一般質問(1日目)が行われました。この日は園山繁議員,池田一議員(自民党議員連盟)、須山隆議員(民主県民クラブ)の3人が質疑を行いました。園山議員は「学力の向上」「中央病院の経営改善」「災害史の検証と広報」「産廃税とリサイクルの拡大」などについて、池田議員は「リスクコミュニケーション」「外国人の受け入れ対策」「人材確保」「島根の農政」などについて、須山議員は「島根創生計画」「中期財政運営方針」などについて、知事や関係部長、教育長、病院事業管理者の見解を質しました。丸山知事は教職の魅力化について「教員は将来を担う人材の学びを支え、達成感を共有できるというやり甲斐がある一方で、多忙や学校環境の変化などによる負担が増加しており、『働き方改革』の必要性がある」と述べ、山口病院事業管理者は中央病院の経営改善について「病院職員全てにコスト意識と診療報酬制度理解の啓発を行なうとともに病診連携を進める一方で、経営コンサルタントの知見を求め、経営改善を図る」とし、新田教育長は教育力の向上について「優秀の評価基準が知識の量から創造力・思考力に変わることに伴い、県教委と地域学習コンソーシアムや島根大学との共同研究を進める」と述べ、松本環境生活部長はクリーンパークいずもについて「建設費用は115億8千万円で、現在までの搬入量は1,023,000㌧、収入は110億円、運営経費は54億5千万円」と答弁しました。
9月12日、島根県議会9月定例会は各派代表質問が行われ、自民党議員連盟は絲原徳康議員、島根県議会自民党は小沢秀多議員、民主県民クラブは角智子議員が県政上の諸課題や島根創生総合戦略、上程議案などに対する質疑を行いました。絲原議員は「知事就任から4ヶ月余の率直な感想はどうか」と尋ね、「島根創生の課題」「財政運営」「農林水産業や食品産業の振興策」「スポーツ振興」などについて質し、小沢議員は「島根県総合戦略の評価」や「農業産出額100億円増加対策」「基盤整備」などについて、角議員は「県民との対話」「韓国との関係悪化」「原子力発電」「児童虐待」「夜間中学の設置」などについて、知事や関係部局長などの見解を質しました。丸山知事は島根創生の実現に向けた財源確保について「徹底したスクラップアンドビルドと国への働きかけなどを通じて、子育て支援、産業振興、社会基盤整備に必要な財源捻出を果たす」とし、子ども医療費について「無償化には新たに570,000千円の一般財源が必要で、当面、現行制度の対象年齢を12才まで引き上げることとした。知事選の公約と異なることについては県民の皆様にお詫びする」と述べました。新田教育長は夜間中学について「県内に直ちに設置しなければならない状況があるとは承知していない」とし、遠藤光子公安委員長は「県民に信頼される警察行政の遂行に力を尽くす」、本間恵美子人事委員長は「県職員、教員が自己の力を発揮し、県行政や教育が県民の期待に応えられるよう知事部局や各行政委員会を督励、監視する」とそれぞれ抱負を述べました。