9月13,14日の両日、「日本百名月」に認定された出雲市の倉留寺で「仲秋の名月」を愛でる恒例の観月会が行われました。「日本百名月」は、日本各地に数多くある「美しい名月」の魅力を国内外にアピールし、新たな夜景の観光資源化を目指して一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが2016年に創設したプロジェクトで、本年、第4回目となる審査で「倉留寺の月/観月会」など10か所が認定(現在までの認定数は全国37か所)されました。宍道湖を臨む境内に700個の万燈が灯され、薄曇りの南東の空に見え隠れする月明かりが湖面に揺れ、琴の調べが流れる幽玄な様は、日ごろの世俗の憂さを忘れさせるに十分な時間でした。倉留寺によると、「20年ほど前に親しい人たちと始めた『お月見の会』が人伝えに広まって、たくさんの人がお越しになる『観月会』になりました」とのことですが、日本百名月の認定による新しい情報発信は、中国地方で唯一でもあり、今後、さらに訪れる人が増えることは容易に想像でき、10月の観月会に注目したいと思います。