9月23日は二十四節気の「秋分」。『暦便覧』に「陰陽の中分なればなり」とあるように、昼と夜の時間が等しくなり、この日を境に昼が短く、夜が長くなります。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、秋分は秋の彼岸の中日でもあり、祝日法に「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」とされる国民の祝日でもあります。今年の彼岸は、台風17号の影響もあって天候が悪く、墓参りを見送りし、仏前供養で済ませた人も多いのではないかと思いますが、ラグビーのワールドカップ開幕や大詰めのプロ野球、渋野選手の台頭著しいゴルフ、大坂選手のテニス、桃田選手のバドミントンなど日本選手の活躍が目ざましいスポーツのTV中継がありました。とりわけ、大相撲秋場所は2横綱の休場はありましたが、貴景勝、御嶽海の両関脇と隠岐の島町出身の隠岐の海の三つ巴で千秋楽まで持ち越された天皇賜杯争いは見応え十分でした。平幕8枚目の隠岐の海には優勝のチャンスが十分すぎるほど揃っていただけに、勝ち越し後の取りこぼし(3連敗)は残念で、優勝決定戦後の貴景勝の様子には大胸筋断裂の様子が見て取れ、大関復帰を決めたとは言え心配です。ともあれ、島根県出身で厳しいプロの世界で実績を重ね続けて10年となる大相撲の隠岐の海関、テニスの錦織選手、将棋の里見6冠の3人の活躍には頭が下がります。

 
  9月20日、島根県議会9月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(2日目)が行われました。この日は内藤芳秀議員、原拓也議員(県議会自民党)、遠藤力一議員(公明党)の3人が質疑を行いました。内藤議員は「石見の日・隠岐の日」「外国人労働者の受け入れ」などについて、原議員は「しまねスサノオマジックの支援」「UIターン戦略」などについて、遠藤議員は「子ども医療費」「就職氷河期世代の支援」「外国人介護職の支援」「若手ブドウ農家の支援」「学校図書館司書」などについて、知事や関係部局長、教育長の見解を質しました。丸山知事はしまねスサノオマジックについて「島根に根ざしたプロスポーツチームであり、子どもたちの夢をはぐくみ、選手の頑張りが地域の一体感を醸成し、活性化に貢献する」と述べ、穐葉地域振興部長はふるさと定住財団について「平成4年に全国に先駆けて設立されたUIターンの支援団体で、ニーズの把握や支援のノウハウの蓄積は大きな財産である」と述べ、吉川健康福祉部長は外国人の介護人材について「今年度、県内の介護福祉士養成学校で学ぶ外国籍の者は38人で、給付金の活用は18人」と答弁しました。  

 9月19日、島根県議会9月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(1日目)が行われました。この日は山根成二議員(自民党議員連盟)、川上大議員(県議会自民党)、岩田浩岳議員(民主県民クラブ)、尾村利成議員(共産党)、成相安信議員(無会派)の5人が質疑を行いました。山根議員は「県政を担う心構え」「中山間対策」「農業振興」などについて、川上議員は「島根の教育」について、岩田議員は「生き辛さの無い社会生活」「最低賃金と中小企業対策」について、尾村議員は「子ども医療費助成制度」「事務事業の見直し」「原発問題」などについて、成相議員は「減反政策」について、知事や関係部局長、教育長の見解を質しました。丸山知事は県政にあたる基本姿勢を「県民目線・現場主義」とし、福島第1原発の視察について「事故の影響を目の当たりにし、改めて、ハード・ソフトの安全確保が重要であると感じた」と述べました。吉川健康福祉部長は障がいに対する合理的配慮について「アイ・サポートの推進などを通じて、県民の障がい児(者)に対する適切な支援が進むよう啓発を進める」とし、新田教育長は県立高校の定数増について「授業料と交付税措置などによる歳入と教員人件費などの経費は±ゼロで、財政に然したる影響は生じない」、少人数学級については「学校現場からは子ども1人一人ときちんと向き合えると報告されており、教育効果が対外的に評価されるようつとめたい」と述べ、鈴木農林水産部長は農業産出額100億円増について「次期農業振興計画の期間である令和2年度から5年間で達成したい」などと答弁しました。