9月23日は二十四節気の「秋分」。『暦便覧』に「陰陽の中分なればなり」とあるように、昼と夜の時間が等しくなり、この日を境に昼が短く、夜が長くなります。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、秋分は秋の彼岸の中日でもあり、祝日法に「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」とされる国民の祝日でもあります。今年の彼岸は、台風17号の影響もあって天候が悪く、墓参りを見送りし、仏前供養で済ませた人も多いのではないかと思いますが、ラグビーのワールドカップ開幕や大詰めのプロ野球、渋野選手の台頭著しいゴルフ、大坂選手のテニス、桃田選手のバドミントンなど日本選手の活躍が目ざましいスポーツのTV中継がありました。とりわけ、大相撲秋場所は2横綱の休場はありましたが、貴景勝、御嶽海の両関脇と隠岐の島町出身の隠岐の海の三つ巴で千秋楽まで持ち越された天皇賜杯争いは見応え十分でした。平幕8枚目の隠岐の海には優勝のチャンスが十分すぎるほど揃っていただけに、勝ち越し後の取りこぼし(3連敗)は残念で、優勝決定戦後の貴景勝の様子には大胸筋断裂の様子が見て取れ、大関復帰を決めたとは言え心配です。ともあれ、島根県出身で厳しいプロの世界で実績を重ね続けて10年となる大相撲の隠岐の海関、テニスの錦織選手、将棋の里見6冠の3人の活躍には頭が下がります。