田村厚生労働大臣は、過日、イギリスから帰国した人から変異した新型コロナウイルスへの感染が、12月28日には南アフリカに滞在歴がある人からも同国で流行している変異種の感染が、それぞれ確認されたと発表しました。変異種は従来種と比べ感染力が高い可能性があり、政府は水際対策として、12月28日から全世界からの外国人の新規入国拒否を決定し、日本人については、事前の陰性証明と入国後3日間の経過観察を経て、検査で陰性が確認されれば、14日間の自宅待機の条件付きで帰国を認めるとしました。年末年始を迎えますが、外出はきちんとした感染対策が講じられている場でのスポーツイベントやショッピング、飲食、神社仏閣への参詣などを心がけるとともに、「手洗い」「マスク」「距離」など、感染防止の徹底を意識して過ごしたいものです。ところで、立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長が新型コロナウイルス感染症で12月27日に急逝したと発表されました。国会議員の感染は6人目で死亡は初めてとのことであり、ご冥福をお祈りします。与野党協議では、罰則や営業補償を規定する特措法の改正、医療機関への支援金支給が合意される方向と報道されていますが、莫大な財源の使途は、目先の、しかも一時凌ぎの給付優先で、ワクチンや医薬品の開発、隔離施設や殺菌装置の整備などが後回しにされている様は情けなく、「劣化」という文字が頭を過ります。
Care222は、米国コロンビア大学とウシオ電機㈱が開発した殺菌に適した遠紫外線
(UVC-222 nm)のエキシマランプと人体に無害な波長に反応するフィルターを組み合わせた殺菌用光源装置で、皮膚への影響は神戸大学、眼への影響は島根大学などで安全性が確認され、本年9月に広島大学がSARS-CoV-2(いわゆる「新型コロナウイルス」)に対し30秒で99.7%の不活化効果を確認したと発表しました。遠紫外線はSARSやMERS、インフルエンザウイルス、エボラウイルス、ノロウイルスなどの不活化に対する有効性があるとされており、猛威を振るう新型コロナウイルスの感染防止への活用が期待されています。出雲市平田町のひらたメイプルホテルでは、出雲市が市内の中小企業者が取り組む新型コロナウイルス感染対策や事業継続のための新事業にかかる経費を支援する「出雲市地域商業等再起支援事業補助金」を活用して、1Fロビーのレセプション(受付カウンター)と自動チェックイン機の上部に2台のCare222を設置して、利用客と従事者の安全確保と感染防止を図っています。商品を供給したウシオライティング㈱によると、医療機関以外の施設では中国地方で初めての導入とのことですが、ワクチン接種や特効薬の開発と同様に最先端の科学技術を活用して、1日も早く感染を抑止していただきたいものです。
京都で年末恒例の行事と言えば清水寺貫主による今年の漢字の揮ごうと高校生が都大路を駆け抜ける高校駅伝を思い浮かべますが、12月20日に京都市西京極総合運動公園陸上競技場
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たけびしスタジアム京都)を発着点に行われた男子の第 71回、女子の32回 全国高校駅伝大会は、広島県立世羅高校が男子は3年ぶり10回目、女子は5年ぶり2回目のアベック優勝を飾りました。新型コロナウイルスの感染予防のため、無観客で開催されたレースには、女子の部で島根県代表の平田高校が1区で36位とやや出遅れたものの、後続が粘り強くタスキをつなぎ、最終5区で順位を3つ上げるなど、過去最高の25位(1区今岡21:07㊱、2区來間13:45㉓、3区角10:18㉓、4区福間10:02㉗、5区松原16:45⑮)でゴールテープを切りました。初出場の平田高校男子は、高速レースとなった「全国の壁」に苦杯を舐めたかたち(43位)となりましたが、野球部のセンバツに続く男子駅伝の都大路出場は素晴らしい快挙です。加えて、女子の躍進は、「都大路で走る」から「都大路で勝つ」への明確なステップアップを示すもので、1時間10分切りの第2ステージに進む『駅伝の平田』に期待が膨らみます。