3月6日、出雲市平田学習館で「平田未来ビジョンタウンミーティング」が開催され、約50人の老若男女が『平田をどんなまちにしたいのか』を4時間にわたって議論しました。この催しは、一般社団法人平田青年会議所(平田JC;吉岡拓也理事長)が創立55周年の記念事業の一環として企画したもので、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から200人収容の広いスペースが用意されました。議論は、はじめに、『増やしたいもの』『減らしたいもの』『変えたくないもの』をブレインストーミングで青、赤、黄色のカードに書いてデータベースを作り、同種のジャンルにまとめてテーマをつけ、ストーリーをつくる方法で進められました。出雲市の平田地域は平成17年の合併時から約4,000人の人口が減少しており、令和2年度の出生数が100人を割り込むなど、まちの活力低下が心配されており、先年、平田商工会議所でも「市街地の活性化プラン」が策定されたところです。参加者の議論では、『平田のまちの長所は優しい住民気質と地域コミュニティで、町内会がその中心組織」とする意見と「土、日しか休みが取れない若年世代が、家族で過ごす時間を地域活動に充てるのは難しく、定住の阻害要因の1つ」とする意見が相対し、「若い人たちの日常が『職場』と『家庭』の往復になっており、『つながる場所(サードプレイス)』が必要では」との意見もありました。人口をまちの活力とするのであれば、確かに平田は沈滞していますが、参加者からは、『住んでいて不満はない』『周りから干渉や邪魔をされることは少ない』『利便性は高い』などの意見も多く、『もっとまちの魅力を発信するべき』とする意見が強かったように感じました。まちの活力を伸長させるためには、地域資源を活用した産業の興隆や域外からの人を受け入れする手立てが不可欠で、平田JCでは4月と6月に同様の催しを行って、『核となる地域資源』と『伸長させるための方策』を見つけたいとしています。
3月3日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(一問一答方式・2日目)が行われました。この日は、須山隆議員(民主県民クラブ)、大国陽介議員(共産党)、遠藤力一議員(公明党)の3人が質疑を行いました。須山議員は、「JFしまね」「中期財政基本方針」「コロナ資金」「生活福祉資金の特例貸付」などについて、大国議員は、「コロナ対策」「保育現場の実態」「島根原発2号機の再稼働」などについて、遠藤議員は、「タクシー事業」「奨学金返還支援事業」などについて、知事や関係部長および教育長の見解を質しました。丸山知事は、JFしまねに付与している共同漁業権について「JFが特別の権利として有する『共同漁業権』は、組合の根幹をなす財産の1つであり、適切な管理責任が履行されず、はく奪(取り消し)となれば、県が直接管理することになるが、所要の法令規定が存在しない状況」とし、保育士の処遇について「国は子育て世帯の負担軽減となる保育料や高校授業料の無償化を保育現場の課題解決に優先させて実施しており、配置基準や処遇改善は今後の国政上の問題」と述べました。山口総務部長は、県債について「令和3年末の県債残高見込みは5,755憶円で、交付税措置のある臨時財政対策債や公共事業債等を除く純債務は3,227億円と見込む」、藤井地域振興部長は、タクシー業界の現状について「平成28年度の102事業所、保有台数1,221台、従事者数1,469人から令和2年度末に97事業所、1,038台、1,209人に減少している」、小村健康福祉部長は、福祉資金について「令和4年1月末の生活福祉資金の特例貸付は9,726件の2,229,000千円で、1人あたり483,000千円となっており、自立支援金の給付は131件の20,480千円」、田中商工労働部長は、コロナ資金について「令和4年1月末時点の貸し付けは9,088件の約1,620億円で、45%が3年据置きの融資条件を選択している」などと答弁しました。
3月2日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(一問一答方式・1日目)が行われました。この日は、山根成二議員、田中明美議員(自民党議員連盟)、川上大議員(県議会自民党)、平谷昭議員(民主県民クラブ)の4人が質疑を行いました。山根議員は、「木次線のトロッコ列車」「島根ICT戦略」などについて、田中明議員は、「高校魅力化」「しまね留学」「学力向上」「渋滞解消」「コメの消費拡大」などについて、川上議員は、「原子力防災訓練」「島根県立大学」「石見神楽」「島根スサノオマジック」などについて、平谷議員は、「萩石見空港」「ハラスメント対策」「児童虐待」などについて、知事や関係部長および教育長の見解を質しました。丸山知事は、木次線について「苦渋の選択だが、運行の決定権を持つJRの姿勢から、『あめつち』の運行を条件にトロッコ列車の廃止受け入れを決断した」とし、児童虐待について「令和2年の認知数は364件で、相談体制の充実と専門職による早期発見と保護、一般啓発を強化する」と述べました。山口総務部長は、県立大入学者について「島根県内からは令和3年は86人で、令和2年の67人から19人の増」とし、藤井地域振興部長は、JRの運行密度について「山陰線は米子-出雲5,360人で出雲-益田1,177人、木次線は宍道-出雲横田277、山口線は益田-津和野535人」、しまね留学について「関係人口の構築に有効で、地域活性化の起爆剤になり得る」、萩石見空港について「羽田空港の発着枠コンテストで令和5年10月までは東京への2便運航が可能で、南紀白浜空港のDMO活用などを参考に周辺市町と活性化策を検討する」、竹内環境生活部長はスサノオマジックについて「昨年の経済効果はおよそ190,000千円(1人あたり6,037円)で、成績好調の今年度は470,000千円を見込む」、井田土木部長は、県内の渋滞について「主要渋滞箇所は47か所で、対策済みは19か所、未改善の27か所のうち19か所の改善計画を策定中」などと答弁しました。