3月2日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(一問一答方式・1日目)が行われました。この日は、山根成二議員、田中明美議員(自民党議員連盟)、川上大議員(県議会自民党)、平谷昭議員(民主県民クラブ)の4人が質疑を行いました。山根議員は、「木次線のトロッコ列車」「島根ICT戦略」などについて、田中明議員は、「高校魅力化」「しまね留学」「学力向上」「渋滞解消」「コメの消費拡大」などについて、川上議員は、「原子力防災訓練」「島根県立大学」「石見神楽」「島根スサノオマジック」などについて、平谷議員は、「萩石見空港」「ハラスメント対策」「児童虐待」などについて、知事や関係部長および教育長の見解を質しました。丸山知事は、木次線について「苦渋の選択だが、運行の決定権を持つJRの姿勢から、『あめつち』の運行を条件にトロッコ列車の廃止受け入れを決断した」とし、児童虐待について「令和2年の認知数は364件で、相談体制の充実と専門職による早期発見と保護、一般啓発を強化する」と述べました。山口総務部長は、県立大入学者について「島根県内からは令和3年は86人で、令和2年の67人から19人の増」とし、藤井地域振興部長は、JRの運行密度について「山陰線は米子-出雲5,360人で出雲-益田1,177人、木次線は宍道-出雲横田277、山口線は益田-津和野535人」、しまね留学について「関係人口の構築に有効で、地域活性化の起爆剤になり得る」、萩石見空港について「羽田空港の発着枠コンテストで令和5年10月までは東京への2便運航が可能で、南紀白浜空港のDMO活用などを参考に周辺市町と活性化策を検討する」、竹内環境生活部長はスサノオマジックについて「昨年の経済効果はおよそ190,000千円(1人あたり6,037円)で、成績好調の今年度は470,000千円を見込む」、井田土木部長は、県内の渋滞について「主要渋滞箇所は47か所で、対策済みは19か所、未改善の27か所のうち19か所の改善計画を策定中」などと答弁しました。