ジャネーの法則は、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」とする心理学的な観念で、例えば、齢70歳となる小生にとって1年の長さは人生の70分の1ですが、2歳の子どもにとっては人生の半分にあたりますから、主観的に感じる年月の長さは歳をとるほど短くなるという意識をフランスの哲学者であるポール・ジャネが理論づけたものだそうです。
1年がアッと言う間に過ぎ去るという小生の時間的感覚はまさにその通りであり、与えられている1日1日の時間を無為に過ごすのではなく、目標を掲げ、成すべき1日の目的を持って行動することを心掛けたいと思います。
元日、アメリカ・ニューヨーク市長に就任した34歳のゾーラン・マムダニ氏が就任演説で、家賃の値上げ凍結や無料バスの運行、保育の無償化など生活費の負担軽減といった困難な政策課題に対し、「できない理由ではなく、できる方法を見つけるのが私たちの仕事だ」と述べたと報道されましたが、少子高齢化で人口減少が続く地域社会の課題や私たちを取り巻く様々な問題について、皆がそうした意識、言い換えれば「可能思考」であたっていくことが肝要と思っています。
とりわけ、近年、多様性が叫ばれ、それを理由に「らしさ」を否定する風潮が目立ちますが、他者を惹きつけるには、地域も人もアイデンティティの確立が不可欠で、「らしさ」を意識することは強みを生かすことであり、差別化や優位性の発現につながることは昨年の政権交代に顕著です。
『あおいくま』は亡き父からもらった言葉ですが、県民の皆さんの幸せという目標に向かって、焦らず、臆せず、威張らず、腐らず、負けずに「らしさ」を追求する令和8年にしたいものだと思います。