続編第３弾『ゴーストバスターズ2020』にピーター・ベンクマンも帰ってくる！

アイヴァン･ライトマン監督の息子ジェイソン･ライトマンがメガホンを取るシリーズ第３弾『ゴーストバスターズ2020』は、来年夏公開に向けて撮影は大詰めを迎え、同時にVFX作業等のポストプロダクションに入っている。オリジナルキャストからはダン･エイクロイド、アーニー･ハドソン、シガニー･ウィーバー、アニー･ポッツの復帰が決まっており、以前から復帰するのではと噂されていた我らのピーター･ベンクマン博士＝ビル･マーレイの復帰もエイクロイドがラジオ番組で正式に認めた。　亡くなったハロルド･ライミス以外のバスターズメンバーが戻ってくることになるが、近年はほとんど俳優活動をしていないリック・モラニスは残念ながら戻らないもよう。

とはいえ、2016年の女性リブート版『ゴーストバスターズ』に５人ともカメオ出演していたので共演は“４年ぶり”。女性リブート版ではシリーズとはなんの関係もないキャラをファンサービス的に演じてただけで、マーレイにいたっては超常現象を否定する博士役であっさりとゴーストに殺されちゃうという何とも後味の悪い役だったため、ファン受けはすこぶる悪い（笑）。

続編となる『ゴーストバスターズ2020』はキャリー･クーン演じるシングルマザーの２人の子供をメインにストーリーが展開。子供役を『アイ,トーニャ　史上最大のスキャンダル』『キャプテン･マーベル』『アナベル　死霊博物館』のマッケナ･グレイス、『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズのフィン･ウォルフハードが演じ、また『アントマン』シリーズのポール･ラッドが教師役で出演することも判明。

詳細な設定やストーリーはまだ分からないが、オリジナルメンバーのバスターズチームが若手に引き継ぐという『スター･ウォーズ／フォースの覚醒』のような作品になると言われている。『ゴーストバスターズ』１＆２の“正統な続編”として描かれ、思ったほど興行成績が伸びなかった女性リブート版の世界観は引き継がれていない。

10年以上前からあった『ゴーストバスターズ』第３弾の企画は何度か立ち上がっては消え、その理由の１つとしてマーレイが脚本に難色を示していたこともある。今回、出演をOKしたことは脚本に納得したということか。ジェイソン･ライトマンとギル･キーナンが共同執筆した脚本についてエイクロイドは「前２作のDNAを巧みに続編に取り入れているし、次世代にレガシーを引き継いでくれているよ」と太鼓判を押しているようだ。

2020年7月10日米国公開予定、日本公開はまだ未定。

となるとやっぱりこいつらも戻ってきてほしいよね