オリジナル版『ゴーストバスターズ』が2020年夏にカムバック! 新作はファンのための続編に!? | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

オリジナル版『ゴーストバスターズ』が2020年夏にカムバック! 新作はファンのための続編に!?

 

 


昨年11月、オリジナル版『ゴーストバスターズ』メンバーの1人、ダン・エイクロイドが『ゴーストバスターズ3』の脚本を執筆していることを認めていたが、ついにその企画が始動した! 1989年の『ゴーストバスターズ2』以来、実に30年ぶりのシリーズ新作となる。爆  笑

監督にオリジナルシリーズ2作品でメガホンを取ったアイヴァン・ライトマンの息子であるジェイソン・ライトマンを起用。ジェイソンは『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』『ヤング≒アダルト』『タリーと私の秘密の時間』『フロントランナー』など軒並み評価の高いヒューマン・コメディを中心に手掛け、アカデミー賞監督賞では2度ノミネートされている実力派だ。ビッグバジェットなSFコメディ大作は今回が初めて。アイヴァンはプロデューサーとして携わり、共同脚本に『モンスター・ハウス』、リメイク版『ポルターガイスト』のギル・キーナン監督が執筆する。

 


『ゴーストバスターズ』は2016年に女性リブート版が公開されているが、その作品とは関わりはなく、80年代のシリーズ2作品の時系列に沿った正当な続編になり、現代を舞台にしたストーリーになるとのこと。ジェイソン・ライトマンは「6歳の時から撮影現場を訪れていたので僕は『ゴーストバスターズ』ファン第1号なんだ。新作はオリジナルシリーズのネクストチャプターになり、リブートじゃない。80年代に起こったことは80年代で起こったこと。次は現代が舞台。すべてのファンのために作るよ!」と意気込みを語った。ストーリーの詳細は不明だが、アイヴァンは息子から聞かされた3作目のアイデアに「正直驚いた。エモーショナルでコミカルな話に思わず泣きそうになった」と太鼓判を押している。

 



気になるのはオリジナルメンバーの出演だ。ハロルド・ライミスは2014年に亡くなっているが、長年続編出演を渋っていたビル・マーレイや、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバー、アニー・ポッツはリブート版にもカメオ出演していたぐらいだから、全員復帰も大いに期待できそう。若手キャスト4人のオーディションが既に始まっているという情報もあり、リブート版が製作される前に企画されていた『ゴーストバスターズ3』の世代交代ストーリーが反映されているかもしれない。


ポール・フェイグ監督による女性リブート版『ゴーストバスターズ』は製作費1億4400万ドルに対して世界興収2億2914万ドルしか稼げず、ソニー・ピクチャーズは多額の損失を抱えてしまい、シリーズファンの評価もあまり芳しくなかった。オリジナルメンバーによる正当な続編3作目を望んでいたファンも多かっただけに、まさにサプライズな朗報といえる。爆  笑

 

 


ソニー・ピクチャーズは『ジュマンジ』の22年ぶりの続編『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を世界中で大ヒットさせ、今年は『メン・イン・ブラック』のスピンオフ新作『メン・イン・ブラック:インターナショナル』を公開。過去のヒット作の“お色直し”ビジネスに力を入れている。

夏ごろには撮影が始まり、2020年夏公開を予定しているとのこと。これとは別にアニメ版の企画も進行中で、『ゴーストバスターズ』ユニバースが拡大している。