3度目の緊急事態宣言後初めての平日。月曜日ということもあり、早めの通勤電車はいつも通り普段の平日より高めの乗車率、昨年の今頃は電車に乗っていた人が激減したのに比べるとこの1年で「みんな静かにしている通勤電車はそれほど感染リスクは高くない」というのが浸透しているかのようです。
しかしながら、ランチ時の風景はだいぶ変わっていて、大手町、丸の内の企業が出社率を抑えているのと、飲んで帰る人がほとんどいなくなったこともあり、ビルの路面や地下街の飲食店は今週から休業するところが更に増えました。人通りも少なくなったと思います。
今日は昼休みをしっかり取れる日だったので、いずれ行こうと思っていた店に行ってみたのですがどこも休業でガッカリです。
年度初めで忙しく、GW前に片付けるべき仕事を猛然と片付け、家に帰るとフラフラです。最近休日はほぼ1日コートに立っているのでウイークデイでも疲れが取れていないからかも知れません。
ブログは夜に書くことがほとんどなのですが、力尽きて数日かけて仕上げることもしばしばです。
ブドウの品種が多いイタリアワイン。最近はトスカーナのサンジョベーゼを中心に飲んでいましたが、久しぶりに新たな品種のものを試してみました。
MONTEFIORE PIEMONTE BARBERA 2019
(モンテフィオーレ ピエモンテ バルべーラ 2019年)
産地 イタリア/ピエモンテ州
葡萄 バルべーラ
原産地呼称 DOCピエモンテ
ピエモンテ州と言えば、高級ワインのバローロやバルバレスコの原料となるネッビオーロが有名ですが、バルベーラは同じくピエモンテ州原産と言われながら、イタリア全土からカリフォルニアなどニューワールドでも栽培されているデイリーワイン用の品種として知られています。
特徴は濃い紫色と甘い果実の香りで、こればスペインのワインでもたまに見かける特長です。
ただ、香りで甘めの予感はあるのですが、味わいとしては甘ったるさはなく、豊かな果実味にしっかりとしたタンニンの渋みが感じられるのと、ややスモーキーさとスパイシーさが伴っている感じです。また、コクの深さはあまりなくて、その点もスペインのワイン(ガルナッチャとか)に近いイメージを持ちました。
デイリーワイン用のブドウということもあり、お値段的にリーズナブルでイタリアワインの幅を広げるという意味でたまに飲んでも良いかなという感じです。