如月の物思い -84ページ目

去年の今日

タンザニア3日目


前日の満足感と共に明けた朝。

なにやら、外で音がする。

「バキッ」「ドスッ」 なんだ?


部屋の外へ出てみると・・・・

ゾウ!!

ゾウの群れが、ロッジの部屋のすぐ裏で、お食事中。

ひゃ~!

すごいスゴイ。

距離にして、どのくらい?

すんごく近い。

しかも、車からではなく、同じ地面の上に立ってる。

この距離感の近さは、車からでは味わえない。

でも、ちょっと怖い。なにかあれば襲われそうな近さ。

慎重に、ゆっくりと歩きながら、隣のテントで寝ているカヨちゃんを起こしに行く。

「ゾウがいるよ。すごい近い」

カヨちゃんも出てきて、2人でその場に立ちつくしたまま、眼はゾウに釘付け。

子供もいる。かなりの数。すごい迫力。


ロッジのスタッフらしき人が来て、「それ以上近づかないように」と注意を受ける。


他の観光客もゾウに気付いて、わらわらと集まってくる。

これってすごい!

ゾウ達は、人間を気にする様子もなく、黙々と食事を続けている。

この光景って、ここじゃ当たり前?

それもまたすごい。


ゾウ達は、私たちが朝食を終えて戻ってくるまで同じ場所にいて、子供なんて、横になって

休んでる。

いつまでも見あきない光景。

朝からこれって、最高!


ロッジを出発する時間が来るまで、ゾウを眺めてた。

野生のゾウと、こんな形でご対面がかなうなんて、ラッキーな初体験。

間違いなく、今日の1番だな。


今日は、これからンゴロンゴロへ向かう。

途中の道で、シマウマの群れに会う。

保護区外だけど、かなりの数のシマウマ。

動物たちには、保護区とか保護区外とかって関係ないんだよな。


ンゴロンゴロまでの道路はすごくきれいな舗装道路。

良く整備されていて、センターラインまであって。

現地では、「ムネオロード」と呼ばれているとか。

ホントかどうか知らないけど、かの鈴木宗男(字あってる?)議員の援助でできた道路らしい・・・


見覚えのある道を、ひたすら目的地へ。

しばらく行くと、クレーターの外輪山が見えてきた。

ここを登って、いよいよンゴロンゴロに入る。


見覚えのあるゲート。

懐かしいなあ。また来たよ。


まずはロッジへ。

ここで昼食を取って、午後からのサファリに向かう。

クレーターの中へと入っていく道は、かなりデコボコで、車が揺れる。

それさえも懐かしいし嬉しい。


クレーターの中に入った。

そうそう、この景色だよ。


中心に大きな湖があって、草原が広がっていて、周辺には木々が生い茂る、この景色。

湖にはフラミンゴの姿。湖面にピンク色の線がついているよう。

バッファローにイボイノシシに、ガゼルの姿もある。

久し振りだね~。戻って来たよ。


クレーターの中には、実にたくさんの動物たちがいる。

しかも、距離がすごく近く感じる。

ヌーやシマウマなんて、車のすぐ横を走っていくから。

今は、ヌーの出産シーズンで、黒い色の親に混じって、カフェオレ色の子供たちの姿がチラホラ。

その数の多いこと。すんごい数。

これだけの数の草食獣を養える、このクレーターって、なんて豊かな場所なんだろうと思う。

ヒポプールでカバにご対面し、数メートルの距離で木の葉を食べるゾウを見る。

ここには、インパラとキリン以外のほとんどの動物たちがいるという。

クロサイの親子も見た。双眼鏡越しだけど、サイが見れるのはラッキーだ。

子連れのチーター、子供達はまだ小さくて、背中にフワフワのたてがみみたいな毛が生えてる。

母親の後をチョコチョコとついていく姿が可愛らしい。

ハネムーン中のライオンにも会った。

今回は交尾は見れなかったけど、メスの後を一生懸命(?)追いかけるオスライオンが、なんか

いじましくて、思わず笑みがこぼれる。

ライオンも、車のすぐ横を通って行く。

手を伸ばせば触れそうな距離。(触らないけど)


この雄大な景色と、たくさんの動物たち。

今回も大満足のサファリだった。


ドライバーのピーターさんには、ほんとうに「お疲れさま」と言いたい。

感謝、感謝。


部屋に戻ってシャワーを浴び、夕食にはちょっと早いけどレストランへ。

ロッジはクレーターの外輪山に建っているので、ここのバルコニーからは、クレーターの景色が見える。

椅子に座って、しばしボーッとこの景色を眺める。

本当にいい眺め。癒されるなあ。


食事も美味しい。

よく 「アフリカに行く」と言うと、人から「食べるものあるの?」みたいなことを聞かれるが、

食べ物の心配はまったくない。

野菜も肉も魚も、食べやすく調理してある。

欧米のリゾート地みたいなもんだから、食べ物も彼らの好みに合わせてるんだろう。

勿論、現地の料理も並んでいて、私はサモサがお気に入り。

ビールで乾杯して、楽しくお喋りしながら、たらふく食べた。


このロッジは、夜の10時を過ぎると電気が消える。お湯も出ない。(水は出る)

部屋にはランプが置いてある。

これもなかなか雰囲気がある。

電気がつかなくても、なんの問題もない。

不便だとか、そんな風には思わない。

これもひとつの「味」だと思えば楽しめるし、楽しんだ方がいい。


サファリだけじゃなくて、ここで出会うすべての出来事を楽しめばいい。

不便もまた楽しい。ここはアフリカだから。

なんでもありさ。


心地よい疲れ(車に乗ってるだけだけど)に包まれて、ベッドに入る。

さすがに夜は少し寒い。タランギレとは違う。

ツインの部屋を一人で使っているので、隣のベッドの毛布も掛けて、

おやすみなさいZzz…(*´?`*)。o○

今日もいい1日でした。







寒い

今日も寒い。

雪が積もって、気温は低くて・・・
冬なんだから、仕方ないけど。

さすがに、この寒さに負けて、ポリシーを曲げた。

エアコンの設定温度を上げてしまった。
「20℃を維持」を、ずっと守ってたけど、この寒さじゃ無理(T_T)
着込んでも寒い。

やっと風邪も治りかけてきたところ。やっぱ暖かくしないと。

で、2℃ほど上げた。
あ~、屈してしまった。
って、そんな大騒ぎするようなことかい!?

でも、なんだか悔しいのであった。
私ってバカ?

去年の今日

タンザニア2日目。

アルーシャを出て、タランギレに向かう。
が、その前に寄る所がある。
実は、相棒のカヨちゃんの荷物が、ロストバゲッジ。必要な手続きは、空港で済ませたが、当座の必要品を揃えなくてはいけない。

で、アルーシャ市内のスーパーマーケットへ買い出しに行く。
大森さんも良く来るというこのスーパーマーケット、広いし、きれいだし、品揃えもなかなかのもの。見て回るだけでも楽しい。カヨちゃんは、真剣に品定め。

買い物が済んだところで、大森さんは、車から降りて歩いてオフィスへ戻るという。
カヨちゃんの荷物の件、再度問い合わせてくれるとのこと。
見つかったら届けてくれるそうだが、どうやって?
飛行場があるセレンゲティになら、届けられそう、って、3~4日先じゃんか!?
カヨちゃんは、「ちょっとしたサバイバル気分で、いいんじゃない」って。
アナタは偉い。


大森さんと別れて、ピーターさんの運転で、目的地タランギレへ。
ここは初めて。

タランギレは、バオバブの木が多いことで有名。
ンゴロンゴロやセレンゲティに比べると、乾いた印象で、赤茶けた土の色と緑の木々や草の色の対比が特徴的。
低地なので、暑さも厳しい。
太陽光線モロって感じで、相当暑い。

まずはロッジに行き、ランチを済ませてから、部屋へ。
暑いので、日差しが強い日中は避けて、夕方からサファリに出るという。

ここはテントロッジ。
テントといっても、シャワーもトイレもちゃんとあるし、お湯の出もいい。
快適。

何より景色が最高。
ロッジのある高台からの、森とサバンナの展望は、大自然の雄大さを感じるに充分。
ポーチの椅子に座って、ボーッと景色を眺め、ちょっと昼寝もし、洗濯もし。
のんびり過ごす。最高!!
サバンナモンキーが遊びに来て、足元近くに座った。人慣れしてるな。


夕方、いよいよサファリ。日中ほどではないが、暑いことに変わりはない。
いくつかのゾウの群れとキリンの群れ、もうお馴染みの動物たちに出会う。

ディクディクをよく見かけた。他の場所に比べて頻度が多い。

結構起伏に富んでいて、小高い丘や小山みたいな場所が多く、セレンゲティなどとはまた違った景色だ。
ケニアのツァボに似た感じかな。
面白い。

バオバブの木は、下の方が傷だらけ。
ゾウが皮を剥いで食べるかららしい。
バオバブが立ち並ぶ光景は、なかなか壮観だ。
楽しい。

暑かったけど、満足のいくサファリを終えて、ロッジに戻った時には、汗と砂ぼこりでドロドロ。
即シャワーを浴びて、夕飯へ。
ここは、バイキングではなく、コースメニューのディナー。取りに行かない分、楽だな。

ディナーの終盤、いきなりレストランの照明が消えた。停電?と思ったら、レストランのスタッフが、歌い踊りながら、ケーキを持って出てきた。
そして、私の前にケーキを置いて、「HAPPY BIRTHDAY」を唄い始めた。
そう、この日は私の誕生日だったのである。
カヨちゃんが、ピーターさんと一緒に企画してくれたサプライズ。
いつの間に?

周りのテーブルの人達も拍手してくれて、感動。
最高の誕生日。
タンザニアで誕生日を迎えただけでも充分だってのに、こんな素敵なサプライズのオマケつき。
幸せじゃないか。

ケーキを切り分け、周りのテーブルにも配った。
恐ろしいほど甘かったが、頑張って全部食べた。

死にそうなほどの満腹感と幸せな気分で、バルコニーに出ると、満天の星。
すごく美しい夜空の下、カヨちゃんと椅子に座って、しばらくお喋りした後、部屋へ戻る。

大満足の1日。
環境は最高だし、ロッジは快適だし。

楽しかったなあ。