如月の物思い -119ページ目

友達を支えたもの

長い闘病生活をしている友達は、今でこそ頑張っているが、一時は「うつ」寸前の状態になったこともある。

外出もままならず、身体は思うようにならず・・・
かける言葉もないような状態。
何を言っても気休めにしかならず、本人も周囲の人間も辛い時期。

そんな彼女を救ったのは、一匹の犬だった。
気分転換にと、ある日、彼女の旦那さんが連れ帰った仔犬。
この日を境に、彼女は徐々に元気を取り戻し、外出もするようになった。
表情も口調も明るくなっていった。

ある日の診察で、主治医に「もっと早く、犬を飼っていたら良かったな」と言われたと、笑って話してくれた。

動物って、こういう力があるんだ。

友達の退院

友達から、メールがきた。
3ヶ月の入院生活から、やっと解放されたって。
でも、普通の生活は難しい。

彼女は長く闘病生活を送っている。
最初の出会いは病院。
私が働いている病棟に入院してきた。
普通、患者とそこまで親しくなることはないんだけど、彼女は同い年ということもあり、気も合い、退院後も付き合いが続いた。

彼女は、いわゆる難病で、一生闘病生活を送らなくてはいけない。
入院と退院の繰り返し。

それでも、頑張ってる。

正月を病院で迎えたくないと言ってたので、本当に良かったと思う。
私も嬉しい。

雪の思い出

子供の頃、雪は背丈くらいまで降った。

毎朝、玄関前は雪でふさがれて、外に出られなくなるので、朝一番の仕事は雪かき。
父の仕事だったけど、小学校の高学年あたりから、私も手伝うようになり、その後、弟も参加するようになった。
寒い冬の朝、雪かきの後は、身体がポカポカした。

冬の遊びはもっぱら外で、雪合戦や雪像作り。

中学校の時は、校庭に積もった雪で、『雪の芸術祭』をやった。
各クラス対抗で、雪像を作って競い合うというもの。男子達は、校舎の窓から雪に向かってダイビング。
先生に怒られてた。

今は、あの頃より雪が減り、雪像を作れるほど積もらないし、外で遊ぶ子供も減ったみたい。

懐かしい思い出。
ノスタルジックをかきたてる雪は、まだ降らない。