シアター!
「図書館戦争」で人気の有川浩の新しい小説「シアター!」っていうのを読んだ。
「図書館戦争」も読んでないんだけど。まあ、つまんなそうな小説だと思ってた。
なのに、何で「シアター!」を読んだかというと、小劇場の劇団を題材にした小説で、しかもモデルになってる劇団がよく知ってる「Theatre劇団子」だから。で、小劇場を題材にしてるといっても、劇団の制作面、お金のことにテーマを絞ったということで、これは読んでおくべきだなと。
ストーリーは、そこそこ人気ある劇団なんだけど、杜撰なやり方をしていたために300万の負債を抱えてしまった「シアターフラッグ」。その主宰が、兄に金を貸してくれと泣きついた。で、兄は、条件付で金を貸す。条件とは、「2年間で劇団の収益から300万を返すこと。それが出来なかったら劇団を解散させること」
っていう感じの話。
読みながら、「劇団子って、こうなのかな?」「これ、劇団子の内情そのままなのかな?」とかどうしても思ってしまう。
有川浩は、劇団子に出会って、小劇場の芝居の面白さを知ったんだろうけど、同時に小劇場の芝居のあり方に疑問を感じてるのがわかる。その疑問は、実は俺もずっと感じてたのと同じものだ。
自分は、小劇場の世界に関わるようになったのが、30歳を過ぎてからだから、小劇場の世界で常識になってることに違和感を感じることがたくさんある。
その違和感を有川浩も、同じように感じてるのが小説から伺えて、面白かった。
まあ、普通に小説として読んで、面白いのかどうかはわかんないけどね。
チェリーナイツ
バイト先の上司が、貸してくれたマンガ。
「これ、絶対辻野さんの好みだと思う」って。
当たってた。
面白くて、電車の中で読んでても、笑いがこらえられなかった。
俺、どうしても情けなくて、ちょっぴり悲しい童貞の話に弱い。
「いましろたかし」と同じラインの漫画家だと思うけど、もっとわかりやすいギャグだな。
バイト先の上司は、「いましろたかし」が今ほど知られてなかった頃、自分が「いましろたかし」を発見して、「いましろたかしって知ってます?」って興奮して聞いたら、「あ、俺、持ってるよ」って言って「ハーツ&マインズ」と「ザ・ライトスタッフ」を貸してくれた人。
「チェリーナイツ」、作者の小田原ドラゴンの私生活をもとにしたエッセイマンガみたいなのが最後にちょっとだけ掲載されてるんだけど、このひと、俺と似てるタイプの人のような気がする。ちょっとした恨みを、いつまでたっても忘れないところとか。
謹賀新年
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年は、たくさん舞台をやるつもりです。
ジャンバーズにとっても、辻野正樹にとっても、激動の年になる予定です。
まあ、毎年そう思ってるんですが。
