去年の今頃、私はひどい風邪をひいていました。
熱はそんなにないけれどのどがイガイガと痛く、咳もひどいタイプのいわゆるのど風邪でした
オーストラリアに住んでいた時に、現地で引いた風邪に日本の風邪薬はあまり効かないことを身をもって知っていたので、マイキーに風邪薬を買ってきてもらいました。
人の風邪になぜかハイテンションのマイキーは、これにはちみつと紅茶を買ってきて、かいがいしく世話をしてくれました
数時間おきにはちみつ入りの紅茶を入れてくれ、部屋の換気や家族への対応など…
それはそれは感謝でした
しかし、熱はすぐ下がったものの、咳とのどの痛みが治まらない
薬を飲んでるのになぁ…と思ってグーグル先生に翻訳を頼みながらよくよく箱を読んでみると
熱に
頭痛に
体の痛みに
あれ?これ…?
いわゆる鎮痛剤…かな?
仕事から帰ってきたマイキーに話を聞くと、風邪薬といえばこれを飲んでるとのこと。
でもこれだけじゃのどの痛みが全然よくならないから、総合感冒薬か、せめて咳止めを買ってきてほしいと訴えると
翌日、なんと近くのお医者さんに相談に行ってくれ、おすすめの咳止めとイバルギンという薬を買ってきてくれました
しかし、このイバルギンもいわゆる鎮痛剤…
そこで知った事実。
チェコにはいわゆる総合感冒薬的なものがほとんどなく、
風邪をひいたらお茶を飲み
頭痛や熱があるなら鎮痛剤を
症状が治まらなければ咳止めなどを飲んで治すとのこと。
咳止めを飲んで、マイキーの入れてくれたお茶を飲んでやっと良くなりましたが、
結局完治までに2週間かかりました
その間、食欲もあまりなかったのでこりゃ~痩せたかな☆と期待していたのですが、
なぜか体重が落ちることもなく…むしろ顔がむっちりした気が…
不思議に思いながら、風邪が治った後ふとマイキーが買ってきたハチミツの小瓶を見ると
ほぼなくなっている!!
2週間の間、マイキーが入れてくれたお茶には、常に大匙2杯くらいのハチミツが入っていたそうです。
最初の1週間は、3~4杯のお茶を飲んでいたわけで
一日大匙約6~8杯くらいのハチミツを摂取してたわけで…
そりゃ、やせないわな…と感謝とともにちょっと凹んだことも否めませんでした…
私的な感想ですが、海外で引いた風邪に、日本の風邪薬はあまり効きません。
シドニーにいたころは、風邪をひくと風邪薬を買って、指定された半分の量を飲むとよく効きました。
指定された量は体の大きさに対して多すぎるようで
私より体の小さい子は半分でも強いと言っていました
外国人の体の大きさをこんなところで実感したものでした。
ただ、薬が強過ぎたり、成分が体に合わないと大変なことにもなるので、
旅行の時はもちろん日本から常備薬を持っていくこと、保険があるなら現地のお医者さんにかかることをお勧めします☆
私の周りのチェコ人は基本お茶を飲んで風邪を治すというスタイル。
そのお茶も、風邪をひいたときや、おなかの調子が悪いとき用のハーブティーなどがスーパーで売られています。
この時のお茶も、風邪用のハーブティーを買ってもらったのですが、
普段のマイキーの家はそれすらなく、紅茶にはちみつで終わりだそう。
マイキーは風邪などほとんどひかない健康優良児なのですが、
きっとこういう生活のおかげで、自然治癒力が強いんだな~と感じました
とはいえ、風邪をひいたら風邪薬!で育ってきた私には、このやり方は心もとないのも事実。
かといって自分が求めるような薬がそうないのも事実。
このときから風邪をひかないよう、果物やビタミンのサプリを取るようにしています