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e-julian let-it-be

日々、徒然なるままあるがまま。



2月12日、契約している留学エージェントから出願書類が送られてきました。

娘本人のサイン、保護者のサインをするものが2種類、
そして、娘のスナップ写真1枚が必要だということで、
準備しさっそくエージェントに送りました。

書類は特に難しいものではなく、

1つは、カナダと日本の法律を守らないといけないとか
暴力行為はいけないとかそういうものから、
インターネットの使用の範囲や
遠出するときは両親の許可書面が必要とかいうものまで、
いわば自分と人の命を守るための決まりの同意書。

もう一つは、その学校が自然あふれる島にあり
さまざまな野外活動をすることになるため、
カヤックや岩登りなどの活動でやむを得ずケガなどすることになっても
決められた範囲でしか補償できませんということに対する同意書。

2月21日に
現地の学校に送りましたという連絡をエージェントからいただきました。

書類はこの他に、
すでに提出してある在籍中学校からの成績書(エージェントが英訳)、
娘が書いた英語の自己紹介文、
ホームステイの希望など、娘が回答したものをもとに
エージェントが作成したものなどがあると思います。

入学許可が来るのは楽しみではありますが
きっと即お金の話になるはずで
そういう意味ではもうちょっと先でも・・・

と親としては複雑な気持ち。。。


Victoria, CANADA 2011










留学する娘のために働かねばと思ったとたん、
いろんなところから仕事が入り始め嬉しい悲鳴をあげています。

ということで、
都内の編集プロダクションに通う長い通勤途中に読んだのがこの本。

私の久々に好きな本です。

隙あらばたくさん送ってくる最近の父の本は、
私の不得意分野である経済とか世界情勢とかを扱ったのが多いんだけど、
それにまぎれて入っていたこれは、ステキな時代小説。

もう一度読んで味あわないと語れない気もするんだが、
平たく説明してしまえば

宮大工を志して九州の村から旅に出た青年と
若狭で生まれ育った新田義貞の血を引く娘と
彼らにまつわる人々の物語。

1919年生まれという著者の年齢に驚きながら、
でも、だからこそ書けるんだなと妙に納得。

優しい文体で描かれる人間模様に、
人の心はきっと今も昔も変わらないんだな
とほっこりしてしまいます。

もう一回読も。



見残しの塔―周防国五重塔縁起 (文春文庫)/久木 綾子
¥770
Amazon.co.jp




風邪がなかなか治らず体調が思わしくなかったのと、
仕事が入ったのとで、しばらくブログ更新できませんでした。

久しぶりの話題は、近所だけどやっぱりいいなぁ~と思う横浜。

クリスマスイヴに、
娘が「サプライズ・ディナーを作りたいから出かけて」というので
夫と出かけました。


こういう建物を通り過ぎ・・・


こんなところを通って・・・




まずはクリスマスカラーで賑わう赤レンガ倉庫へ行きました。


しばし混雑を楽しんだ後は、ワールドポータースを通り抜け、みなとみらいへ。

ランドマークタワーでは、娘のプレゼントを選びました。


最後は横浜駅のダイヤモンド地下街でお買い物。

どこもここも大混雑で、
ゆっくりゴハンも食べられないし・・・ではあったけど、
横浜はとても魅力的です。


赤レンガ倉庫に行くたびに思い出すのが、
以前執筆した都市プランナー田村明さんのこと。

日本のまちづくりの先駆者、そして戦後から今の横浜を造ってきたステキなお方です。
彼がいなかったら、赤レンガ倉庫はとっくに取り壊されて影も形もなかったかも。

「まちづくり」という言葉がなかった時代に
まちづくりのために奔走した田村さんは2年前の1月に亡くなりましたが、

「ほんとほんとに今の横浜を造ってくれてありがとうございます!」
この界隈を歩くたびに心から思います。


家に帰ったらこんなディナーが待っていた!








                2011年夏のカナダ短期語学留学のひとコマ


12月14日、表参道にあるエージェントに伺い、
主に娘がNさんと話し、出願する学校を決めました。

特別に、例えば野球をやりたいとか、ITを極めたいとか何かあれば、
それが得意な学校にということで決めやすいのだけど、
娘はそれほど特にはないようです。

ただ、自然豊かなところにという希望だけはあるようで、
大使館の留学フェアで何度か話を聞いた学校に最終的には
落ち着きました。

IB(国際バカロレア)だとか、
AP(Advanced Placement Program)だとかIVYとか
まぁいろいろ考慮に入れてもいいかもと思うことはあったけれど、

どちらにしても行ってみなくてはわからない―ということで、
半ば娘のフィーリングのみで、ブリティッシュコロンビア州の
島にある学校にめでたく決まりました。

帰り、
小さいころよく連れて行った
PURE CAFEやクレヨンハウスあたりを歩くと、
「懐かしい。こういうとこ好き」としきりに言う娘に
何だか月日の流れを感じてしまったなぁ。





        娘好みのブラウンライス・カフェで夕飯


          思い出の?クレヨンハウス








                                    とてもキレイな高松駅前

(つづき)

父の入院中に帰省するときは、
車で30分くらいかかる郊外の実家と行ったり来たりが面倒で
いつもホテルに泊まることにしている。

つい会員になってしまった東横インに泊まるのが常なんだけど、
今回は高松駅前のホテルクレメントに泊まってみた。


                        ホテルクレメントからの眺め


結婚式場にもなったりするホテルなので
きらびやかだし旅気分を盛り上げてはくれたけど、
結局眠るだけに戻る私にはビジネスホテルとあまり大差はなかったかも。


父は高濃度のヘパリン(血液凝固阻止作用がある薬)の点滴を3日半受けた後の検査で
血栓は溶けてなくなってしまったとのことで、
何事もなく退院することができた。


お見舞いの合間の街での一人遊びは楽しいけれど、
ちょこっと飲み相手がいたらなぁ~と思ったりもする。


次に行くときは誰かを誘って繰り出そ。



                         8時過ぎると閑散とする街も週末は賑わっていた


            1時間に1,2本のバスを待つのが面倒で4キロの道をつい歩いてしまった



                          実家の庭にある楓の木。手前には蝉の脱け殻が