娘の学校が始まる9月2日、私はその島を発つことにしていました。
「一緒に送るでしょ」とホストマザーが言ってくれたので、
知りたがりやの私は学校の中までついていく。
ここまでくると娘は自分のことで精一杯という感じ。
私は「そんじゃね」と軽くハグして、娘とさよなら。
ごく当たり前のことだけど、
子どもの人生の主役は親ではなくて、子ども自身だと
思っているので、特に感傷的にはならないけど
部屋に帰ってみると、
「これからはお母さんの人生を生きてね」
というカードが。
私が彼女に言い続けてきたこと(自分を生きて)を
そのまま返してくるあたり、嬉しくで涙がでた。
それはさておき、
来た時とは違う港(フルフォードハーバー)からフェリーに乗り、
ここからは夫にナイショの一人旅の始まり。
肌寒い中、40分ほど海の上をゆられたら、
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアに到着しました。
フェリーが到着したビクトリアのスワーツ・ベイ