昨年くらいから加齢のせいなのか寒さにかなり敏感になっている私がいる。

 

去年も防寒対策で衣類をいくつか買ったし、今年も暖かい衣類を増やして間もなくの本格的な冬に備えようと、ネットであれこれ見て暖かそうなセーターを見つけたので買ってみた。

 

 

先日商品は届き、ずっしりと重くそこそこに厚いセーターは、相当な防寒効果がありそうで手に取った瞬間は結構な満足感を覚えた。

 

 

柄も私好みで、商品自体にも問題がなさそうで、いい商品を買ったと感じながら、かなり冷え込んだ今日の出勤時に初めて着てみたのだが、なかなかの性能で寒い思いをすることもなくバイクで出勤することができた。

 

さすがに社内では脱いで過ごして、退社の際にセーターに袖を通したらなんだか違和感を覚えたものの、そのまま家に帰って違和感の原因を調べたところ、なんということでしょう・・・

 

 

右の袖の付け根の部分が縫製ミスというか編み忘れというか、ポッカリ大きな穴が開いているではありませんか。

 

余りに堂々とした穴の大きさに、脇汗対策の穴かと思ったが左の袖はしっかり胴体部分とつながっているので、脇汗対策では全くないであろう状況であった。

 

 

防寒対策効果はともかく、さすがにこのまま着るわけにもいかず、大変残念な商品を買ってしまったと後悔させられた。

 

ネットでも最近比較的いい商品をゲットできていただけに、軽いめまいを覚えるような中くらいの衝撃に襲われた。

 

救われるのは価格がかなり安かったことくらいだが、模範的?な安物買いの銭失いとなってしまった。

 

 

                    ・・・おの・・・

女房も介護で実家に帰る日が多いし、私自身も単身赴任生活がそこそこ長かったことから、女房がいるときでも朝食と昼食は自分で作ることが日常となっている。

 

結婚した当時、ごはんが好きな私に対して、女房はパンが好きだったのでパンの朝食の日が多かった。

 

トーストが主流だったのだが、どうせパンならサンドイッチがいいと提案したところ

「朝からそんな面倒な物は作れない」

と一蹴された恨みから(笑)なのか、結構朝からサンドとかピザを作ることが多い。

 

 

サンドといっても、ハムときゅうりを切って辛子マヨネーズで挟めばあっという間に出来るし、卵サンドも茹でるか焼くかすれば簡単にサンドができる。

 

5時半起きで食事を作って出勤準備が整うのが6時20分ほどとなるものの、苦痛を感じずこんな感じの朝食の私がいる。

 

意見が違えば無理強いせず、DIYに進むのも家庭円満の秘訣のかもしれない。

 

なんでみそ汁や、そこはコーヒーかせめてスープだろうと言われるかもしれないが、みそ汁も好きなのでサンドとみそ汁なのである。

 

 

                         ・・・おの・・・

父(91歳)が、故郷の高知県に帰りたいというので、二人で自動車でちまちま帰って、今日大阪に戻って父を施設に届け、少し前に私自身も家に帰ってきた。

 

なんやかやで人に合う用事が2つあり、どれも前後泊しないと難しい日程だったので、3泊4日の比較的長期の父との暮らしとなった。

 

 

用事の合間に父や私の生まれた場所である、高知県某村まで足を延ばしてみたが、わざわざ来たかいがあったというのだろうか絶好の天気だったし、知り合いとも話ができて最初行くのを渋った父のテンションは爆上がりだったのがおかしい。

 

 

なんでも50年ぶり以上であろう、村の散髪屋を訪ねれば、久しぶりすぎて話が盛り上がって、途中で散髪してもらうみたいなハプニング的な雰囲気で、私のことも覚えていたらしく散髪屋さんも奥さんも私を交えて昔話に花が咲く。

 

 

そもそも、そこの散髪屋に私が行くのは57年ぶりくらいなのだから、覚えてもらっていたことには感謝するものの、こっちはこの村にいたのが小学校1年くらいまでなので、覚えていないことも多く少々申し訳ない時間だった。

 

 

この村の50年を語れば、人口減少は甚だしいものの、とある企業がこの村に目をつけて、多くの社員がこの村で生活してくれたことが、この村の衰退を遅らせてくれはしたのだが、私がいたときにはあった中学校や小学校や保育園はもうない。

 

昔話をしてくれたお婆さんが最後にぽつりと

「長生きしているとこんな日も来るんだね。」

と言ってくれたのが心に残った。

 

 

父との最後の食事は高速のパーキングの

 カツカレー

となり、味的にはどうということないのだが、なんとも気持ちのいい4日間だったので美味しく食べられた。

 

 

                            ・・・おの・・・

中古で買った私のバイクは、17000キロ走っていたので、購入直後に1回、20000キロで1回、25000キロで1回、3万キロで1回のオイル交換とフィルター交換を行った。

 

一般的には5000キロでの交換が普通なのだろうが、私のバイクはアメリカンタイプなので、エンジンの回転数を上げて走ることは少なく、5000キロで交換した時はまだオイルに透明感あったことから、今は1万キロでのオイル等の交換を行っている。

 

 

全部自前でやっているので交換の際に用意する物は

 オイル(カストロールが私的主流)

 オイルフィルター

 ドレンパッキン

 フィルターレンチ

 車のジャッキ

 ロープ

 廃油ボックス

 硬い物(笑)

 鏡

である。

 

 

他の物はともかく、鏡は何に使うという疑問がわく方も多いと思うが、車体下のクリアランスが狭いアメリカンタイプのバイクの場合、鏡は相手をターゲットするために欠かせないアイテムなのである。

 

 

相手とは、ドレンプラグと呼ばれるオイルを抜くためのボルトであり、もう一つはオイルフィルターで、この2つを外したのならオイル交換の作業は90パーセント終わりともいえる重要なターゲットである。

 

 

素(ジャッキアップなし)では2歳くらいの手でないと作業ができないので、ジャッキアップする際には自分自身がバイクの下敷きにならないように、フォークを家の柱にロープで縛りつけた上で、スタンドの下に硬い物を敷いて作業開始となる。

 

 

 

自分の身体も大事だが、バイクを傷つけたくないので、いつもこんな感じである。

 

フィルターレンチはプラスチックとゴム製のものを使っており、これまでこの工具だけで簡単にフィルターは外れてくれた。

 

 

ドレンプラグを抜く際に、廃油ボックスを下に用意した上でプラグを抜いて、落ちる油は廃油ボックスが瞬時に吸収し、そのまま可燃物ゴミとなる優れもので、それをしなければ抜いた油をどうしたらいいのか途方に暮れる作業なのである。

 

 

ドレンプラグはすぐに外れ、汚れたオイルを抜くのは簡単にできた。

 

しか~し

 

想定外が突然訪れた。

 

いつものフィルターレンチではフィルターが外れない。

 

力いっぱい外そうとして休み休み1時間ほど格闘したが、貧血みたいになってきた(笑)のでその日の作業は終了したというか中断させていただいた。

 

 

選択肢は2つ、原始的な手法だが、無理やりドライバーか何かをフィルターに突き刺して外す方法か、ゴムとかではなく金属製のジャストフィットのレンチを買ってきて外す方法である。

 

ドライバーで外す方法は手軽だが失敗すればフィルターがぐちゃぐちゃになって次の方法が思いつかない一方で、新たな工具を買う方法は店まで行くのが面倒ではあるものの確実に外れそうだ。

 

 

仕方なしに車に乗って金属製のレンチを買ってきて、フィルターに当てて力を加えると、なんということでしょう、大泣きしていた赤ちゃんが笑い出したかのような爽やかな時間の流れが訪れた。

 

フィルターを外してみれば、長時間の格闘を物語る大きなへこみがついていた。

 

 

順調なら1時間程度で終了するオイル交換に、なんと二日もかかってしまったが、オイルもフィルターも交換して走り出せば、以前より機嫌よくスムーズに走っているように感じる私のバイクがあった。

 

やはり自分でやって、苦労も喜びも感じながらのバイクライフが好きである。

 

 

                           ・・・おの・・・

 

少し前から話題になっていたので行ってみたかったお店に

 298(にくや)

というお店があり、今日は雨でバイクで遊べなかったので行ってみた。

 

 

心斎橋駅付近の心斎橋筋商店街から東に50メートルほど行った場所にそれらしい看板があり、開店時間の11時30分にお邪魔すれば3人ほどのお客さんが並んでいたが、すんなりは入れてカウンターのお一人様席に案内された。

 

 

デラックスメニューもいろいろあって試したいものの、今回は初めてだし価格的なインパクトを考えて一番安い食べ飲み放題(60分)を注文してみた。

 

従業員も忙しそうに動いており、注文すれば飲み放題はあっちにあるのでセルフですと外国人らしき発音で説明された。

 

ビールが自動で入るのは嬉しいが、炭酸のタンクが空なのかダメ押しの泡が出てこないのは少し寂しい。

 

 

間もなく突き出しのように、牛肉と豚肉と鶏肉とウインナーのセットが置かれ、これを完食してから注文ができるらしいが、なんせ還暦をそこそこ前に通り過ごした私的には、せめてこれ以外に好きな肉を注文するという情けない目標ができてしまった。

 

 

ビールを飲みながらの焼肉、鶏肉も豚肉も完食し肝心の牛肉はといえば、牛肉であることは間違いなく一定の安心感はある一方で、高校くらいの時に食べた焼き肉食べ放題の味がそのままあった。

 

価格が本当に私が高校生だった時の食べ放題と同じなので半世紀近くが過ぎて物価高が叫ばれる昨今の焼肉としては、途方もなく魅力的な商品だと言っても過言ではないのではなかろうか。

 

 

普通の焼肉店の牛肉とは明らかに違いのある味わいではあるものの、それを全く問題にしない価格だ。

 

完食して余裕があったので

 ホルモンと牛肉

を注文し、完食して計5杯の生ビールを飲んで、腹9分で会計とした。

 

 

満腹にしてもいいのだが、食べすぎて後悔する事も多いのでこれくらいにしておく。

 

味ではなく価格に大満足のお店で、税込み2200円で満腹&酔っぱらえるこんなお店は大いにありだと感じるのだろうがいかがだろうか。

 

 

                         ・・・おの・・・