2月20日(日)カルテット練習/今年度終了/Aちゃん突撃 | 塾長雑記帳

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盛岡市高松にある個人塾「石原学舎」塾長のブログです.
石原学舎の生徒さんの様子,チェロ,読書などの話題がメインです.

本日はカルテットの練習。ラヴェルの第2、第3楽章。

前回練習の反省から、楽譜にスコアのガイドをつけた。電子楽譜の便利なところはスクリーンショットを使うことで簡単にこれができるところ。以前までだと、手書きでちまちまパート譜に書き込むか、スコアを切り貼りするしかなかった。スクショを使えば、サイズも縦横比も自由にできるのでとてもありがたい。

ただ、あまり小さいものにしてしまうと楽譜が読めなくなるし、小節線がパート譜とあまりにずれていると、どこやってるのかわからなくなる。ある程度の工夫は必要だ。

 

次回は第4楽章なんだそうな。五拍子とか、カンニンして下さい。

 

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昨日のオンライン授業で、今年度の大学受験生の指導は全部終了した。ホッとしたような、寂しいような。そして、感傷に浸る暇もなく新学期に移行するのであるが、実のところ空いているコマがほぼなく、従って今年度まででお辞めになる生徒さんがいない限り、新年度の時間割はおそらく現在とほぼ変わらない。

今のところ、新年度に於いて積極的に募集しているのは、高3理系数学と、受講希望者が二人以上いればという条件付きで、高3理系物理演習の二コマだけ。通常であれば積極的に募集したい新高校1年生は、現在中3の生徒さんが多くいるので、特別の事情がない限り募集する予定はない。これは珍しい。もしかしたら、英語とか化学の添削指導を希望者にやるかもしれない。

 

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昼飯食って、さて昼寝でもするか、というタイミングで玄関に元気の良い声が鳴り響いた。こんな時間に誰じゃ、と思って出てみたら久々のAちゃんであった。Aちゃんは東京の医大に通っていて、一週間くらい前からこちらに帰省しているということだった。元気そうで何よりでしたな。本当なら、デジタル化した石原学舎の中をたっぷり案内・宣伝したかったのであるが、何せ昼寝準備万端で、室内がぐちゃぐちゃだったので玄関で失礼したのだった。本人曰く「さっきメールしたから突撃ではない」とのことであるが、ワシにはメールを常にチェックする習慣がないし、後で調べたら「今から行く」というメールがAちゃんがうちに到着する数分前に送信されており、それは突撃以外の何者でもなかろうと思ったのである。

 

大学生活は楽しいようであるが、医学部の特性なのか、最近の大学全般の特性なのか、進級が大変厳しいとのことだった。一つでも落としたら留年で、前年度に獲得した単位も全てチャラになって0からのやり直しになるとのことで、それはいくらなんでも厳しすぎるだろう。

 

そしてバイトは塾講らしく、ほんまに大丈夫か、と心配になったのであった。うちの甥っ子も高校生相手の塾講をしていて、つい最近まで受験生だった子に高校の勉強教えさせるってどうなのよ、と経営者を問い詰めたくなる。で、大学生に教わっても塾長に教わっても、お月謝はほぼ同じなわけで、いやあ世の中というものは虚像と嘘で成り立っているのであるなあと再確認したのであった。宣伝は大切ですよ。

 

今度来た時には、プロジェクターとタブレットでどんな黒板風景になるのかを実演して見せてやるべ。