つい先日、近くの定食屋さんに食事に行った時の事。
注文を待ちながらぼんやりしてた時に、ふと店の有線から、GLAYの「HOWEVER」が流れてきて。
何故かその時、ずっと聴き慣れていた筈のその曲に対して「メッチャいい曲やん!Σ(=▽= )」って思っちゃったんよね。
もちろん名曲ではあるし、GLAY自体が好きやから、その感動自体は決して間違いではないんやけど。
彼等の楽曲の中でも、特に有名で、特に耳馴染みの在る筈のその曲に対して抱いた感動が、とてつもなく新鮮なものであった事に、自分自身が驚いた。
歴史に残る名曲って、やっぱ、そんな理屈抜きのPowerを秘めてるのかねぇ…。
そんな流れからの今回のシンガー紹介。
毎度の事ながら、出演者を決める流れの中で「是非とも彼に声をかけよう!」ってメチャメチャ強い誓いが在る訳では無いんやけど。
気が付けば声をかけていて、了承を得てもらって。
当日、彼のライブに触れる度に「今回も来てもらえて良かった!」って感動したりする。
その流れの自然さこそが、彼の音楽の持つ理屈抜きのPowerなのかもね。


では、改めて。
威風堂々と見せかけて、心は常に右往左往。呼吸一つですら昨日と違うから、人生は不思議。華やかではなくとも、彩は伝う。器用ではなくとも想いは伝う。その事実を、この六弦と唄で常に証明してきた…つもり。言わばこれは死に向かう自分に宛てた日記なのだろう。だから自然と紡ぐ音色には言葉以上の意味が宿る。今日も生きています。With Live with Life...Low!!


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《過去のRoad to シリーズ》
Vol.28:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12438298280.html

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↑ 少しずつ確実に築き上げられてきた「あきたいぬの中のLow」の歴史♪


初めて出会った場所のIwooでのLowは、ずっと見続けてきたものやけど、定期的に会えてた訳では無く、別シンガーに誘われて見に行った際に偶然彼が対バンの中に入ってて。
その度毎に「お、今回もLowに会えた。嬉しいな」なんて感動をする…なんて流れが多かったんやけど。
ここ最近は、オレが自身の空間であるあきたいぬに出演の依頼をして、来てもらうといった、いわゆる自分自身で仕組んだシナリオの中で彼の音に触れる機会が増えて。
互いに、自分自身の意志で、絆を深め合おうとして歩み寄れる事が嬉しいんやけど。
合わせて嬉しいのが、不意打ちでは無い状況の中でも、Lowの創り上げる音世界から得らえる感動は常に新鮮なもので、その度毎に違ったLowの心の音に触れ、感動を得られる事。
その度毎に新しい曲を用意してくれて、彼自身のその瞬間に抱える素直な想いをそのまま音にしてくれている事も、その新鮮さの理由なのかなと思うんやけど。
良い意味で、己の感情に対して正直で在る事が、Low+音楽+ライブから生まれる化学反応を、より一層高めてくれている。


ステージから降りた時の彼が、目に見えて感情豊かって訳では無いかもやけど。
ちゃんと他の出演者達のステージも真剣に見てくれて、感動してくれて。
素直な気持ちで音を楽しみ、そのイベント全体の流れを心で堪能してくれている。
だから、自然とイベントの空気感の中での彼の音の溶け込み方も自然で。
どんな色彩の中でも己の世界を一切崩す事無く、一歩一歩を確実に歩みながら音を重ねる姿に対して、一切の違和感が無く。
必ず何らかのプラスの要素を聴き手に届けてくれているのかなと思う。
先日のAPMNが終わった後、自身のものを含め、その日出演してくれていた人達の動画を1曲ずつ撮って送ったんやけど。
その時にLowが返信で「皆さん良い感じで撮れてますね♪」と返してくれて。
ああ、ちゃんと見てくれてるんやなーって事に、イベンターとしての喜びを感じたね。
自分から積極的に話しかけるタイプではないのかもやけど、音を通しての絆や、其処で得た感動を素直に前向きな言葉として伝えてくれる事が嬉しい。
だからこそ、職人的な築き上げられたハイレベルな楽曲の中にも、その瞬間になって初めて生まれる一期一会の予測不可能な人間的温度が宿り、ライブの似合う音楽だと感じるんやろね。
ちゃんと心が宿った、彼の願う「喜怒哀楽の伝わる音楽」やなと♪


Lowは楽曲を演奏する前に、必ずちょっとした曲に関わるエピソードをMCで語る。
それも含めてのLowの世界なんやけど、其処で選ぶ言葉のセンスがまた見事。
彼の場合、明確に自身の楽曲の事を説明するのではなく、その楽曲に篭めた自身の想いや信条を、ふわりとした空気で言葉にして。
いざ演奏が始まり、彼のギターと唄が重なり合った時、そのふわりとした空気が段々と力強いWAVEとなり、聴き手の周りを取り囲みながら、Lowの世界へと惹き込んでいく。
彼自身が「これが僕の個性だ! これが売りだ!」と言うてる訳では無いんやけど。
この一連の流れは間違いなくLowの個性であり、Lowによって生み出されるその空気感は確実に前向きな感動や好印象を与えてくれる。
それは聴き手によっては爆発的な印象では無いかもしれへんけど、心のどこかには確実に住み込んでいて。
ふとした拍子に「あ、また聴いてみたいな」って思わせてくれる力がある。
その度合いが高まると、オレみたいに「Lowってスゲェじゃん! また彼の音世界に触れてみたいよな! よし、呼ぼう!」ってなる訳で。
音楽…というか、ライブの魅力を知れば知る程、彼の音に触れれば「あ、これは間違いなく魅力的なLiveだな」と思える筈。
自分からドドーンとぶつけるのではなく、でも、内に秘めた思いは熱く。
そのバランスを自然な感性で生み出せるのは、彼が純粋に音楽を愛し、その上で自身の音楽表現に対して妥協していないから。
そういった部分からも、彼の音楽世界や感性は天才だなと思うね。


Lowは、Iwooやあきたいぬ以外でも活動をしてて。
その場所毎に、新鮮な気持ちを持って、その時にしか出来ないライブを全力で注ごうといった想いで、ライブハウスに足を運んでいる。
だから当然、場所毎によって違う色彩が生まれるんやけど。
そのいずれもが魅力的で、自然と「あ、Lowらしい音世界やな」と思えるのは、彼の音楽に対する向き合い方や、音楽を通して描きたい想いや色彩が一貫しているからなんやろね。
実際、Iwooで見るLowの音楽と、あきたいぬで見せてくれるLowの音楽を比べると、一貫した部分と違った空気感が同居してて。
その上で、どちらのLowもLowやなと思うし、魅力的な世界観だと感じさせてくれる説得力がある。
正直、Lowの活動拠点の全てを見れている訳では無いから、Lowの全てを語れる訳では無いんやけど。
2つの場所を見比べただけでも、その場所毎の個性が思い切り見えるし、更に言えばその日毎によって彼の音楽に宿る色は違う。
正に己が生き様を映し出した、命の音色であり、心の声。
だからこそ、彼の音に触れると「はじめまして」にも「ひさしぶり」にも同じ価値が在るんだって事に気付けるのかなと。


Roadto_20200425_Low01

今も昔も未来も、Lowは生きていて。
その瞬間毎に感じた喜怒哀楽に対して、素直になって、想いの全てを音に篭める。
結果、彼のライブは、その度毎に彼の自己ベストを塗り替える。
これから先も、オレの中のLowとの思い出アルバムをガンガン音楽で埋めていきたいね♪


基本的な質問かもだけど、音楽の話題になった時に「ジュークの好きな音楽ジャンルは?」「好きなシンガーは?」って聞かれると、答えに悩む。
その時に自然と出て来るのが、どうしてもhideになってしまうのは、彼の音楽が永久不変の価値が在るからなんやろなと思う。
そして、hideの楽曲の中で一番好きな曲は何かを聞かれれば、確実に「MISERY」を挙げるんやけど。
それがイコールこの世で一番好きな楽曲が「MISERY」って訳では無くて。
ただ、GLAYの歌う「MISERY」はメチャメチャ好き。
オレ自身も生きてるからね。その流れの中でプロもアマも含めて様々なシンガー達と出会い、その度毎に新鮮な感動を覚えるから、ジャンルやシンガーの趣味は固定できないのかなと。
とは言いつつ、2月のラジオでFATEが「この曲、ジュークさん好きそう!」って言うてくれてるって話をしてたけど、それは十中八九ビンゴしてると思うけどね(笑)
これから先も、APMNを通して、今の仲間達と共に、新たな才能や未来も巻き込んで、自分達の信じる音楽を貫いていくと思う。
その歩みの中で、どんな音楽と出会えるかなって想像すると、明確な答えは出ないんやけど、ワクワクはする。
オレ達を信じてくれる皆にとっても、そのワクワク感が心地好いものになってくれる様に。
常に全力の生涯現役のまま、走り続けていきたいね♪


APMN_Vol.32_ドカver.

We are 音楽共同体! 音楽が一番スゲェんだよ!(=▽=)/


~今までUPしたRoad to 04/25~

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