競争
娘は中学3年生です。
いわゆる受験生です。
附属の中学生ですが、附属高校へ行くために受検をします。
勿論、高校から入学してくる外部生よりも多少有利な受検ですが、
それでも手を抜けません。
何に手を抜けないかというと・・・・・
高校入学が当面の目的ですが、
高校入学後の学力維持のために手を抜けないのです。
おそらく他の保護者の方も同様だと思います。
次のような会話を、何度お母様方から聞いたことか!!
小学校受検の前も、
「外部から入学される方は、きっちり受験対策をされて、
しっかりされた方達だから、ここでやっておかないと・・・・」
中学受検の時も、
「外部から入学される方は、優秀な方達だから、
塾でがっちりやっておかないと・・・・」
そして、
高校受検を迎える今も、
「外部から入学される方は、宇宙人と言われるくらい優秀だから、
今のうちからみっちりやっておかないと・・・・」
私はこれらの内容について、3割くらい頷けます。
学校は競争化社会なので 「うん、ごもっとも。」
しかし、残り7割は 、「本当の競争相手は、自分だよ!」
と、私の心はつぶやきます。
自分の心をどうコントロールし、
自分の目指すものに近づけるよう行動するか、
これを繰り返すことで、自分の欲しい結果が手に入るのだと考えています。
わが家の場合、『学力を身につけることはとても重要』と考えているので、
勉強は勿論大切ですし、本人がやることは当然です。
しかし、その目的は何か?
他の人との競争(=学力差)ではありません。
自分が生きるためです。
将来、なりたい自分になるために、その絶対条件として学力が必要なのです。
そのための手段として、他の人と学力の差をつけておくのです