2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。



 合格消しゴム

 

合格カイロ

 

合格くまさん

 必勝キットカット

 

試験のお供に。

血糖値を上げて頭の回転を良くしよう。

 



どうもこんにちは。


何度も書きました通り、

一年前の今頃、

我が家はどん底でした。


長男が超特大スランプに陥り

これまで解けていた算数が突然解けなくなり


「どこも受かる気がしない」


と、もがき苦しむ姿を見ても

何もしてやれない……

そんな1月下旬でした。


受験には

「まさか」がある。


このまま順調に入試当日を迎えると思っていたのに


こんな直前になって

スランプに陥ること自体が

「まさか」でした。



長男の姿を見て、私自身も取り乱し…。

でも

なんとかこの状況から救い出してやれないものかと

模索しておりました。


そんな時に

たまたま思い出したのが

これでした。




そごう・西武の、2020年くらいに出された広告。


このポスターの力士は、2020年当時の幕内最小力士だった炎鵬関。



これを

上から読んでいくと……


    

大逆転は起こりうる。

 

私は、その言葉を信じない。 


どうせ奇跡なんて起こらない。

 

それでも人々は無責任に言うだろう。 


小さなものでも

大きな相手に立ち向かえ。 


誰とも違う発想や

工夫を駆使して闘え。

 

今こそ自分を貫くときだ。 


しかし、そんな考えは馬鹿げている。 


勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。 


わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。

 

土俵際、もはや絶対絶命。


ここで


「さ、ひっくり返そう」


という言葉と共に


【ここまで読んでくださったあなたへ。

文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。

大逆転が始まります】


下から読んでいくと

このように…。




    

土俵際、もはや絶体絶命。


 わたしはただ、

為す術もなく押し込まれる。


 勝ち目のない勝負は

あきらめるのが賢明だ。 


しかし、

そんな考え方は馬鹿げている。 


今こそ自分を貫くときだ。


 誰とも違う発想や

工夫を駆使して闘え。 


小さな者でも

大きな相手に立ち向かえ。 


それでも人々は無責任に言うだろう。

 

どうせ奇跡なんて起こらない。


 わたしは、その言葉を信じない。


 大逆転は、起こりうる。



これを

この超特大スランプの時に思い出して

全身に鳥肌が立ちました。

そして号泣……。


ネットから

ポスターを探し出してきてプリントして

長男の机の前に貼り


こちらの動画を見せました。


https://fb.watch/pO5-lqEjEa/


長男も涙ぐんでいました…。



この頃の長男は

まさに

【土俵際で絶体絶命】の状態でした。



一番良かった時で70%

一番悪かった時で20%

最後まで

持ち偏差値も、僅かに届かなかった。


そんなB中学に

ジャイアントキリングを狙って受けに行くなんて。

しかもこんな直前になって

メンタルはズタボロで

併願校すら危うい、

全落ちの可能性も出てきてしまった…


【勝ち目のない勝負は諦めるのが賢明だ】


そう、この時点で私は

「勝ち目のない勝負だ」

と完全に弱気になってしまっていました。


終わった。

もうこれ以上、長男が傷つくのを見たくない。

勝ち目のない勝負に挑む価値は

あるのだろうか。

と、そこまで考えました。



でも。


そこからなんとか持ち直した長男。



私にとっては奇跡でした。


そして


第一志望校のB中学は

残念な結果になったけれど


同じくらい熱望していた第二志望校の

A中学に合格したことは

あのどん底の状態から考えると

まさに

大逆転でした。



大逆転は起こりうる。


本当に本当に

起こりうるんです。


最後の最後まで

決して諦めないで


これまでの年月と

これまでの努力を信じて

闘ってきてください。


それではまた。




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