【初めての方用】
ども!
中学受験 算数専門のプロ家庭教師Kです。
本日も算数テク。
今日更新すると自分で言ってしまったので、5時起きで書いてます笑 昨日からの続きとなっていますので、未読の方は前記事:【算数テク】商と余り①とあわせてご一読ください♪
では、参ります
前回のまとめ
【問題①】
4で割っても5で割っても3余る整数を小さい順に5つあげなさい。
⇒余りが同じ
【問題②】
6で割ると2余り、8で割ると4余る100に最も近い整数はいくつですか?
⇒割る数と余りの差が同じ
余りが同じ:割る数の公倍数+余り
差が同じ:割る数の公倍数ー差
まずは、この2パターンを押さえておきましょう、というのが前回の内容でした
本日は3つ目のパターンと簡単なまとめ。明日で完結とします。
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問題③ それ以外
4で割ると3余り、7で割ると2余る整数のうち、3番目に小さな整数はいくつ?
余りは3と2
差は4-3=1、7-2=5で、
余りも差も同じではないヒエー
そんな時は最後のパターン、「それ以外」!
それ以外は1つ目を地道に見つけます
【見つけ方】--------------------------------
① まず、一方を何個か書く
・3、7、11、15、19、23、27
② もう一方も書いていく
・2、9、16、23
③ 同じ数字を見つけたら終了
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②に関しては①で出てきた数を7で割って2余るかを確認する方法もありますが、割り算かつ余りを考えるよりも、②のようにシンプルに7を足していって、①と同じ数を見つける方が、「ミスも少ないし、視覚的にも分かりやすい」と思います。
また、①の一方をどちらにするかは、やりやすいのはどっちかを考えて、選んでみてください
【増え方】
さて、いちばん小さな数が23なのは見つかりました
では、3番目がいくつか?
前記事の波風たて~ずと同様に、これ以降は割る数の最小公倍数ずつ増えていきます。4と7の最小公倍数の28は4でも7でも割り切れるので、28増えても余りには影響を与えないということでした。(下表参照)
答えの3番目は23+28×2=79。
3パターンのどれでも増え方は変わらないということをしっかりと押さえましょう
23÷4=5…3、23÷7=3…2
51÷4=12…3、51÷7=7…2
79÷4=19…3、79÷7=11…2
※最小公倍数28を足しても余り3,2は変わらない
まとめ
明日、割られる数が3つ以上の問題を取り上げ、終了します
続き:【算数テク】商と余り③
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