得意楽器はボキャブラリー -7ページ目

ランナーズハイ

今日は久しぶりに走ってきた。

走ったと言えるような距離を。


今月、何年かぶりに10キロのレースに出る。

以前は10キロなんていつでも走れると思っていたけど
最近、走りに出ても苦しくて2、3キロでやめる日が続いていた。

ほんとに胸が痛くて苦しい。走れない。


これはかなりショックだった。

齢のわりの「若さ」だけが自慢のおれにとって
それさえもなくなったらアイデンティティに関わる問題である。


今日は、走り始めは苦しかったが
久しぶりにランナーズハイを感じた。

楽しくなってきて予定外に遠くまで走っていった。


最近、自分でも嫌になるぐらい悶々としていて
何をやっても充実感を感じることがなかった。

調子がよいときなら
どんなに忙しくても、いや忙しいほど
楽しくなってくる、ということがある。

それが、ランナーズハイである。


いつも走りにいくときは
ゴールに長い上り坂を設定する。

苦しくてもうダメというときに
もう一歩、そしてもう一歩足を出すということが
一番力になる、そう信じている。

逆に言えば
ゴールがあることがわかっていれば
どんなに苦しくてもがんばれる。耐えられる。


今のおれは自分のゴールが見えていない。


年内にはなんとかしなきゃな

と思ってる。









彷徨

どうしようもなく旅に出たい。


目的もなくどこかに行きたい。


そう思うからそれが必要なんだと思うけれど
思うままにならないのが現実である。

関係性の中で生きている限り
本当に何が大切かなんてよくわからない。

そういう矛盾の中に生きているのが人間だとも思うけれど
本当に人生というのは難しいものだ。


日本のワイン

この猛暑でヘバってた間
さすがに熱燗という声も出ず
白ワインに浮気することが多かった。

でももう大丈夫。
先週からまた燗酒を夏の分まで消費している。

しかしその間
ワインを見直す機会になったのはよかった。

僕は日頃からくどいほど言っているが
酒を造らせたら日本人が一番だと思っている。

ワインだって日本人が本気で造ったらウマいに決まっている。
気候とか土壌とか葡萄そのものの栽培条件にハンデがあったとしても
日本人が伝統的な酒造りで培ってきた匠の技は
フランスあたりの名門ワイナリーと比べても負けるわけがないと思う。

なのに日本のワインは(ワインに限らず)
マーケティングが雑というか、大衆迎合的というか
健康にいいとか、無添加で安全とか
そういう切り口のものばかりで
もっと肝心の味を突き詰めればいいのにといつも思っている。
健康によくたって美味しくないのなら
葡萄ジュースを飲んでた方がいいに決まってる。



さて。
先日、念願だったワインにようやくありつけた。
そりゃもうレベルの違うウマさ、と聞いていた国産ワインである。

家族でやっているような小さな醸造家なので
出荷量も少なく、噂を聞いたときにはどこを探しても一本もなかった。

そしてやっと今年のモノ(2009年)が出たのだ。
$得意楽器はボキャブラリー

まだ若い感じだけど青臭さもなく
とても柔らかい綺麗な味。
甘みもあるけど重くなく雑味もなく
今までに飲んだことのない味。
飲んだことないけど不自然さのない味。
(なんだか表現力に乏しい感じ)

ドメスティックな品種でこんな味だから
シャルドネあたりだとどんな味になるのか
想像するだけで楽しくなる。

お金さえあれば買い占めるのだが。

金井醸造場