得意楽器はボキャブラリー -66ページ目

天賦の才か

最近、ダイエットと節約を兼ねて
駅まで3キロ余りの道程を歩いて通勤している。

途中、一躍時の人となったある人物の自宅前を通る。

その人物とは
全盲のピアニスト辻井くん(なれなれしいか?)である。

つい昨日まで僕は知らなかったのだけど
彼の家は産婦人科であり、彼のことも含めてご近所では有名だったようだ。

そんなご近所意識を抜きにしても会見での彼の無垢な言葉に心打たれるものがある。

今後、音楽家としての彼に「全盲の」という形容詞が必ず付いて回るのは
彼にとって幸か不幸か僕には分からない。

彼にもしハンディキャップがなかったら、どうだったのだろう。
それでも同じように彼の才能は開花していたのだろうか?


そして彼は大変なハンディを背負って生まれたが
幸いなことに家庭環境には恵まれていた。

彼がもし、貧しい家に生まれていたら?





彼のピアノを生で聴いてみたいと思った。


ILLUSIONS

「イリュージョン」という本がある。

作者は「かもめのジョナサン」で有名な(多分)リチャード・バックである。
集英社の文庫本では村上龍の訳で読むことができる。

ちょっとした人生の問題を抱えている友人女性が
勝間なんちゃらの人生マニュアルみたいなのを読んでいたので
そんなの読むぐらいだったらと思って
本棚のどこかで眠っているこの本をプレゼントすることを思いついた。

そう思いかけて思いとどまった。

僕はこの本を20代の頃、バイブルのように思っていて
ちょっと好きになった女の子にプレゼントしたりしていた。
でもよく考えてみれば、読んだ感想を聞いたことがない。
聞いたことがないのは、あまりピンと来なかったということなのだろう。

そう思うと、僕はこの本の何に感銘を受けていたのか分からなくなって
15年ぶりぐらいに読んでみることにした。
それも分からないまま本気で悩んでいる人に本を薦めるのは無責任というものだろう。

あっという間に読み終わった。

さすがに僕も大人になったので無邪気に感動するわけでもないけど
自分にとって変わらず大事な本であることは分かった気がした。

そして確信した。
この本は完全に男の本だ。
これを女性に嬉々として贈っていた僕はセンスがないと思った。

しかも永遠の少年の本だ。
完全に大人になってしまった男には何の価値もないに違いない。

村上龍も解説で言っている。
この本を読んで怒って投げ出す人もいるだろう。
そういう人は新聞の株式欄を読んでいればいいと。

ちなみに僕は勝間なんちゃらのように
「みんな私のようにすれば幸せになれる」みたいな
鼻息荒くて押し付けがましいのが大嫌いで、最近本屋に行くたびに嫌な気分になる。
幸せの基準なんて他人に決められるものじゃない。

まあ、そんなこんなで「イリュージョン」。
ブックオフに行けば大体100円コーナーで手に入ります。

永遠の少年を自負する男性か
男ってなんでこんなにバカなんだろうっていつも思っている女性に。

得意楽器はボキャブラリー



Everything's gonna be alright

Bringのワンマンライブに行ってきました。

心の中になんだか熱いものを運んできてくれる
そんなアリガトウがいっぱいのライブでした。

得意楽器はボキャブラリー

言葉は少なめに。
水野晴郎風に言っておきましょう。

いやあ、音楽ってほんとにいいもんですね。



さて、来週はto pieceワンマン@船橋 ROOTS。
彼らの音と久々に再開です。