Rolling Thunder
缶コーヒーのCMで宇宙人”ジョーンズ”を演じる名優が若かりし日に出演した映画「ローリング・サンダー」、1977年製作なので30年以上前の作品である。脇役の”ジョーンズ”は流石に若い。
ベトナム戦争の後遺症を持つ1人の元軍人(ウィリアム・ディベェイン)が、妻子を殺され、その復讐に立つ姿を描く。彼の部下が”ジョーンズ”で、やはりベトナム帰還兵の役だ。製作はノーマン・T・ハーマン、監督は「組織」のジョン・フリン、脚本はポール・シュレイダーとヘイウッド・グールド ・・・ (goo映画より参照)。当時の社会問題をある視点から描いた骨太の映画だ。
主演のウィリアム・ディベェイン、最近ではケヴィン・ベーコンが透明人間になる「インビジブル」に国防総省の役人か何かで出演していた(確かプールで殺される役)。彼(ディベェイン)を思い出したのは、米大統領選挙で敗れたマケイン元候補に似ていると感じたからだ。ベトナム戦争の英雄という肩書きが映画の役とダブったからかもしれない。顔も似ていると思ったが、改めて見比べてみると”そこそこ”似といったところだ。
映画に愛をこめて 309
(おまけ1)
捕虜となり拷問に耐え帰還した(心が壊れた)アメリカ兵、転職先で上司の執拗なイジメにさらされ不眠症になったサラリーマン、あまり無理せず逃げ出しましょう。
(おまけ2)
8年前の米大統領選挙の真っ只中、出張でアトランタ郊外の街にいた。現地のお偉いさん方も夕食のレストランでは食事そっちのけで選挙速報を報じるテレビのある部屋へ行ったり来たり、日本とは違うなぁと実感した。それにしても南部なまりの英語はかなり手強かった。
何派?
「ご自身の(家の)宗派はご存知ですか」と住職に問われたことがある。若い頃のことではあるが、恥ずかしながら答えられなかった。彼はゆっくりと丁寧に”臨済宗・妙心寺派”であることを、また禅問答のひとつを話してくれた。その言葉は大変暖かかったことを憶えている。
それから間もなく、己の無知を恥じて宗教に関する本に目を通した。記憶が定かではないのだが、その本に次のような文があった。ある人が禅宗の僧侶にめでたい書を頼んだところ、「祖死父死子死孫死」と書いたので驚いて文句を言うと、順番を守ってこれほどめでたいことは無いと答えたそうだ。書にするにはどうかと思うが、その境地は理解できた。
来年1月、住職にお会いする機会がある。



