ソゴルのブログ -13ページ目

「未来よ こんにちは」原題: L'Avenir

映画「未来よ こんにちは」

 

パリの高校で哲学を教えるナタリー(イザベル・ユペール)。年老いて厄介なことが多かった実母との死別、他の女性に心移りした夫からの突然の告白、仕事を取り巻く環境の変化、若き教え子との思考性の乖離の認知と恐れ。50代を迎えた女性が孤独と対峙する。生まれたばかりの孫を世話する時間も暫くは新鮮だろうし、自由を手に入れたのだと切り替えることが出来れば、舞い降りた"未来"は楽しめるはずだ。

 

サルコジ政権下、相変わらず若者の失業率は高く、高校でも講義集会が開かれて授業に参加出来る生徒は少ない。

毎夏、避暑に訪れていた夫の実家。此処には二度と来れないと云い切り、急いで私物をまとめるナタリー。お気に入りの花壇が気掛かりだ。

パリ、ブルターニュ地方の海岸、アルプスもしくはピレネー山脈の風景、ナタリーの心模様と共に静かに流れる映像は"フランス"を映し出す。

 

本当に自由を、未来を楽しめるのだろうか?

 

映画に愛をこめて

 

「メッセージ」原題: Arrival

映画「メッセージ」

 

突然、世界各地に現れた巨大な12体の浮遊物、紛れも無くUFOなのだが、各国は情報共有し其々に"対話"を試みる。目的は何か、侵略なのか、焦る米国政府関係者に対し、"運命"に導かれメンバーとなった言語学者ルイーズは独自の考え・手法で任務を行なう。時々脳裏を過ぎる娘ハンナとの"記憶"の欠片、"相棒"の物理学者イアンとともに彼らとの"信頼"を築き、やがて"彼らの目的"を知ることになる。安らぎの時をむかえ、静かに"未来"を見据えて"挑戦"を決意するルイーズ。

 

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の秀逸な作品。原題は「Arrival」だが、邦題の「メッセージ」が当にぴったりで、是非とも映画館に足を運んでメッセージを受け止めてもらいたい映画だ。

以前、ギャガの試写室で観たチャーリー・シーン主演の映画「アライバル/侵略者」の原題が「The Arrival」で酷似しているが、作品の主旨などは異なる。

 

"彼ら"は何処から来たのか、我々の内なる"武器(道具)"なのかもしれない。そうだとしたら、諦めないで未来を見つめよう。

 

映画に愛をこめて

 

池田山公園辺り 2

池田山公園辺りをぶらり、近くでランチの店を探すことに。カレー、タコライスの立看板があったので歩を進めると、以前、畠山記念館を探して彷徨った時の路地に出た。更に探すと、満員のラーメン店「浜屋」があり、洋食屋があり、沖縄料理店があり、タイ料理店もあった。どの店も捨てがたいが、昔ながらの街の洋食屋「グリルさんばん」さんへ入ることに。4卓のテーブルの一つには地元のベテランお母さん達が陣取っていた。年季の入った懐かしいメニューに常連さん達、日替り定食は美味しく、此方も家族経営なのだろう、昔住んでいた街の洋食屋を思い出した。

170513_Yousyoku