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2017年シーズンのJ3リーグ

 J2・J3入れ替え戦が行われ、ツエーゲン金沢がJ2残留を果たしました。

 今シーズン長くJ3首位をキープし続けた栃木SCは残念ながらJ2昇格を果たせませんでした。J2最下位で降格したチームは、これで3年連続昇格を逃す結果となっています。

 

 その結果、来季のJ3リーグは以下の17クラブに決定しました。

 

2017 明治安田生命J3リーグ チーム一覧

前年

順位

チーム名ライセンス

平均

観客動員

ホームスタジアム
J2/22位ギラヴァンツ北九州J1ライセンス3,215人球技専用
2位栃木SCJ1ライセンス4,917人球技専用
3位AC長野パルセイロJ2ライセンス5,018人球技専用
4位ブラウブリッツ秋田J3ライセンス2,424人球技専用
5位鹿児島ユナイテッドFCJ3ライセンス3,665人陸上競技場
6位カターレ富山J1ライセンス3,607人陸上競技場
7位藤枝MYFCJ3ライセンス1,531人球技専用
8位FC琉球J3ライセンス1,561人陸上競技場
9位ガンバ大阪U-232,401人球技専用
10位FC東京U-232,797人球技専用/陸上競技場
11位SC相模原J3ライセンス4,344人陸上競技場
12位セレッソ大阪U-231,488人球技専用
13位グルージャ盛岡J3ライセンス1,187人球技専用
14位福島ユナイテッドFCJ3ライセンス1,678人陸上競技場
15位ガイナーレ鳥取J2ライセンス1,898人球技専用
16位Y.S.C.C.横浜J3ライセンス1,018人球技専用
JFL/3位アスルクラロ沼津J3ライセンス2,332人陸上競技場


 J3の課題というのはご覧の通りJ2ライセンス以上を保有しているのが僅か5クラブしかないというところ。

 普通これくらいのリーグだと上位2クラブに自動昇格権が与えられますが、なぜJ3が1.5枠なのかというのはここが原因だと考えています。5分の2ではさすがに緩いというところで、1.5にしている。つまり、J2ライセンスを持ったクラブが増えないことには、J3の昇格枠は増えないということになります。

 まずJ2ライセンス以上を保有していないほとんどのクラブは、スタジアムがJ2基準を満たさない点が原因です。スタジアムがJ2基準を満たしていて、J2ライセンスを保有していないのはFC琉球とY.S.C.C.横浜のみです。

 以前から上位カテゴリーに目指していても、スタジアムが原因で上がれなかった例は多々あります。最近だけでも2012-2013・長野、2014・北九州、2015・八戸と成績を満たしながら、スタジアム基準で上がれなかったクラブは結構多いです(北九州はプレーオフ)。今年も鹿児島ユナイテッドFCや、FC町田ゼルビアの件で一時話題になった問題です。

 スタジアムに関しては行政との絡みもありますので、 一朝一夕にはできない問題。ただJ3も来季で4年目を迎えますので、各クラブそろそろJ2ライセンス取得へ向けて動き出して欲しいところではあります。

 

 秋田と盛岡に関しては収容人数でJ2基準を満たさない球技場を使用していますが、一応県内にはJリーグ開催経験があり、収容人数ではJ2基準を満たす大きめの陸上競技場があります。恐らく臨場感重視で現在は球技場を使用しているのでしょう。J2ライセンスへ向けて、球技場を大規模に改修するのか、陸上競技場の部分改修で収めるのかは定かではありません。秋田に関しては今年上位躍進を果たしましたので、サポとしては熱が冷めないうちに早急にJ2ライセンスを取得して欲しいというのが願いだと思います。

 相模原は収容人数はクリアしておりますが、照明がありません。その他にも改修が必要なのかもしれませんが、目に見える部分だと照明でしょう。鹿児島も今年J2ライセンスを申請したものの不交付。国体へ向けてメインを改修するためNGが出たのとことですが、その改修でJ2基準を満たすのかは不明です。

 藤枝、福島も収容人数はクリアしていますが、座席と照明の問題ですね。藤枝には照明がありますが、1,000ルクスとJ2基準の1,500ルクスには及びませんのでナイター試合ができません。またこの2クラブはU-18チームを保有しておりませんので、そちらもJ2ライセンスを申請できない理由かと思われます。

 スタジアム基準を満たすFC琉球とY.S.C.C.横浜はクラブ内部の課題があるのかと思われます。観客動員でも苦戦しておりますので、財務的に厳しいのかと思われます。

 

 内部の事情には詳しくないので、あくまで他サポの視点から見た目に見える課題というのはこの辺だと思います。

 

 ただ、J3リーグというのは非常に魅力的なリーグです。降格がないという特徴がありますので、様々なチャレンジができます。監督経験がなく、選手としても無名だった間瀬氏を招聘して成功を収めた秋田や、パスワークに特化した盛岡などがそういった例。

 U-23のチームもあり、今年はFC東京の久保建英選手が話題になりましたね。U-23で実績を積んでトップで活躍する選手も多くいますし、そういう目線で見るのも非常に面白いと思います。

 そしてなんと言ってもJ3は球技専用スタジアムが多いというのが最大の魅力。一覧を見てわかる通り、半数以上のクラブが球技専用スタジアムをホームとしています。中でも完成して間もない長野、吹田もあって、来季は北九州の新スタジアムがオープン。やはり遠征に行く際は専用スタジアムだと楽しみが増えますし、J3の遠征は楽しいだろうなと他サポながら思います。かと言ってJ3には落ちたくないですが、遠征の際にハシゴできるなら是非したいリーグだとは思います。

 来年はユース遠征の際に北九州でハシゴしたいと思っていて、プリンスリーグの日程が被ってくれないかと願うばかり(プリンスリーグには北九州市の九州国際大付がいます)。鹿児島遠征も多いですので、鴨池にも寄ってみたいと思ってます。

 

 スカパー!のハイライト番組毎週楽しみに見てますが、来季はあるのかな・・・?DAZNで全試合生中継とか言ってるけど本当かな・・・?そんな不安もつきますが、来季もJ3リーグを楽しみにしております。頑張れ北九州、鹿児島!J2で待ってるよ!

プリンスリーグ九州参入戦、組み合わせ決まる

 昨日はプリンスリーグ九州の件について投稿しましたが、今日は来シーズンのプリンスリーグ九州参入へ向けた参入戦について説明します。

 ロアッソ熊本ユースも昨年、この参入戦を戦い今年のプリンスリーグに参加する権利を得ました。しかしそれは非常に厳しい試合でした。初戦はPKまでもつれ、参入決定戦は後半途中で0-2と2点ビハインド。そこから追いついて延長の末ロアッソ熊本ユースが参入を決めました。

 チームによってはここが最後の大会であり、来シーズンのカテゴリーを決める非常に重要な試合と言う物凄いプレッシャー。独特の雰囲気。魂を震わせる(胃が痛くなる)。そんな試合が続くのが参入戦です。

 

 プリンスリーグは全国に9つありますが、参入戦のレギュレーションは様々。所属する都道府県の数もバラバラですから、一度勝てば参入できるところもあったりします。そのほとんどが参入戦からの昇格枠が固定されており、上位リーグの結果には左右されませんが、九州の場合はその大会方式は非常に複雑。一週間前に行われるプレミアリーグ参入戦の結果が大会方式に大きな影響を与えます。

 詳細は以下の通り。

 

◆ブロック1(福岡会場)
1回戦 12/23(金・祝)開催
東福岡高校Bvs那覇西高校福岡フットボールセンター
(福岡県代表) (沖縄県代表)
サガン鳥栖U-18vs宮崎日大高校福岡県営春日公園球技場
(佐賀県代表) (宮崎県代表)
2回戦 12/24(土)開催
1回戦勝者vs1回戦勝者 
※ プリンスリーグ九州入替戦 12/25(日)開催
vs 

 

①プレミアリーグ参入戦(12/16・18)で九州勢が2チーム昇格した場合

  ・2回戦勝利チームはプリンスリーグ昇格

  ・プリンスリーグ8位の鹿児島城西は残留

  ・プリンスリーグ9位の鹿児島実業 vs 2回戦敗退チーム で入替戦

 

②プレミアリーグ参入戦(12/16・18)で九州勢が1チーム昇格した場合

 ・2回戦勝利チームはプリンスリーグ昇格

 ・プリンスリーグ8位の鹿児島城西は残留

 ・入替戦は開催なし

 ・プリンスリーグ9位の鹿児島実業は自動降格

 

③プレミアリーグ参入戦(12/16・18)で九州勢が昇格できなかった場合

 ・プリンスリーグ9位の鹿児島実業は自動降格

 ・プリンスリーグ8位の鹿児島城西 vs 2回戦勝利チーム で入替戦

 

 

◆ブロック2(長崎会場)
1回戦 12/23(金・祝)開催
V・ファーレン長崎U-18vs大分高校長崎県体育協会人工芝サッカー場
(長崎県代表) (大分県代表)
秀岳館 or 熊本学園大付vs出水中央 or 鹿児島実業島原市平成多目的広場
(熊本県代表) (鹿児島県代表)
2回戦 12/24(土)開催
1回戦勝者vs1回戦勝者 

 

※長崎会場はプレミアリーグ参入戦の結果に関わらず、2回戦勝者がプリンスリーグ昇格

 

 

 ご覧の通り、福岡会場のほうがこのように複雑なレギュレーションです。

 一見不公平ですが、プレミア昇格チームが出ると2回戦で負けても入替戦を戦えるようにして公平性を一応保ってます。

 実は昨年のロアッソユースの戦った佐賀会場が今回の福岡会場を同じ条件でして、プレミアリーグから降格チームが出ていて、大津が上がれなかったもう1試合戦わないといけませんでした。結果的には降格チームが出ず、大津がプレミア参入戦を勝ち抜いてくれてたので、ロアッソユースに敗れた佐賀東が入替戦の権利を手にしました。

 

 昨年は2回戦から入替戦まで中2日あったので、参入戦を戦った佐賀東が筑陽学園に勝つことができましたが、今回はカレンダーの都合上3連戦と言う非常に厳しい日程に。

 入替戦の相手である鹿児島城西か鹿児島実業は連戦ではありませんから、参入戦から勝ち上がったチームが圧倒的不利な立場で試合を行うことになります。しかもプレミア参入戦で昇格チームが出なかった場合は、全国高校サッカー選手権を一週間前に控えた鹿児島城西が相手になりますので、連戦を戦ったチームとしては非常に厳しい戦いが予想されます。

 そんな理不尽な状況にならないためにも、プレミア参入戦を戦う2チームには頑張って昇格したもらいたいものです。

 

 複雑でわかりにくいところもあったと思いますが、現時点でプリンスリーグ参入戦について説明できるのは以上になります。

 大会の5日前にはプレミアリーグ参入戦が終わり、レギュレーションが確定しますので、その際にまた改めて日程を載せたいと思います。

 

 まずは九州の代表として、プレミアリーグ参入戦を戦う長崎総附とアビスパ福岡U-18を応援しましょう!

2016 プリンスリーグ九州 終了

 昨日、「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ九州」は最終節を迎え、長崎総合科学大学附属高校の初優勝という形で幕を閉じました。

 最終結果はこちらです。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ九州
順位チーム名勝点試合得点失点
1長崎総合科学大学附属高校50181620651649
2アビスパ福岡U-1838181224563026
3神村学園高等部35181125603723
4九州国際大学付属高校26188282631-5
5ロアッソ熊本ユース25186752627-1
6鵬翔高校241880102841-13
7日章学園高校23187293943-4
8鹿児島城西高校221871103240-8
9鹿児島実業高校131841132353-30
10佐賀東高校41811161754-37

※上位2チームはプレミアリーグ参入戦に出場

※下位チームの降格・入替戦については、プレミアリーグ及びプレミアリーグ参入戦の結果によって変動する。※上位2チームはプレミアリーグ参入戦に出場

 ・ 7位・・・プレミアリーグWESTの九州勢が2チーム減の場合入替戦
 ・ 8位・・・プレミアリーグWESTの九州勢が1チーム減の場合入替戦
 ・ 9位・・・原則自動降格、プレミアリーグWESTの九州勢が1チーム増の場合入替戦
 ・10位・・・原則自動降格、プレミアリーグWESTの九州勢が2チーム増の場合入替戦
 

◆優勝

  • 長崎総合科学大学附属高等学校(初)

◆得点王

  • 高橋大悟選手(神村学園高等部) 21得点

◆フェアプレー賞

  • ロアッソ熊本ユース
  • 鹿児島城西高校

 

閉会式の様子。

 

優勝した長崎総合科学大学附属高校。

 

フェアプレー賞のロアッソ熊本ユース、鹿児島城西高校

 

 初参戦の長崎総合科学大学附属高校が圧倒的な強さを見せ無敗優勝。

 特に攻撃力が圧巻で、なんと18試合で65得点。得失点差も+49と他を圧倒したのを伺わせます。全国高校サッカー選手権での活躍にも期待が高まります。

 

 プレミアリーグWESTで大津高校の残留が確定したので、7位の日章学園も残留が確定しました。ただ大分トリニータU-18のプリンスリーグ九州降格も決まってしまったので、8位の鹿児島城西、9位の鹿児島実業は12月16日から始まるプレミアリーグ参入戦の結果を待つこととなります。パターンは3種類。

 

◆昇格チームがない場合(長崎総附、アビスパ福岡U-18共に敗退)

  • 9位・鹿児島実業は自動降格、8位・鹿児島城西が入替戦。

◆昇格チームが1チームの場合(長崎総附、アビスパ福岡U-18どちらかが昇格)

  • 9位・鹿児島実業は自動降格、8位・鹿児島城西は残留確定。(入替戦なし)

◆昇格チームが2チームの場合(長崎総附、アビスパ福岡U-18共に昇格)

  • 9位・鹿児島実業は入替戦、8位・鹿児島城西は残留確定。

 

 鹿児島実業は自動降格とありますが、プリンスリーグ参入戦へ向けた県代表決定戦を県リーグ1部優勝の出水中央と行う可能性があります。それに勝利すればプリンスリーグ参入戦となります。

 入替戦の相手はプリンスリーグ九州参入戦(12月23日・24日)の上位チームになりますが、プレミアリーグ参入戦の結果次第で入替戦の有無や相手が変動しますので、詳細については明日のエントリーで説明します。

 

 最後にリーグ運営に携わって下さった皆様、今シーズンもお疲れ様でした!

 来シーズンもよろしくお願い致します!