6月27日(月)

夜。


静かな夜をたのしみたいと思って買ったアルパム。


la nuit


Joaquin Achucarro --------------------- La Nuit


タイトルもまさに「夜」。

Scriabin の Prelude で始まるこのアルバムは夜を詠う。

他に Debussy、Chopin、Borodin...


コンセプトにつられて買ったのだが、

(今は入手がむずかしいのか...?)

ピアノのせいなのか録音のせいなのか、音が非常に金属的で

(特に高音が)、すごく残念。


そのために夜の静寂が破られてしまう。



Joaquin といえば、Joaquin Cortes。







Flamenco








これは劇場で観たのだが、フラメンコが大衆のものから

高みに引き上げられ、ひとつの芸術作品になっている。


静謐な空間に、

踊りか歌のフラメンコが淡々と続いていくのだが、

映像が本当に美しい。


この映画で初めて、Joaquin Cortes を知ったのだが、

彼の動きももちろん、他の踊り手たちも素晴らしい。


是非一度ご鑑賞ください。



6月23日(木)


浜離宮ホールに行く。


Borodin String Quartet。


CDで聴いたことはあったけれど、生は初めて。


前半が、ボロディンとチャイコの弦楽四重奏曲で

後半が、ショスタコのピアノ五重奏曲。


ボロディンやチャイコももちろんよかったけれど、

なんといってもショスタコには感動した。


2楽章、静かに第一ヴァイオリンが歌いだし、次々に

弦が重なっていく。あくまでも静かに澄みきった音で。


この段階で、完璧に囚われてしまっているのにさらに4楽章で、


突き抜けるような透明なヴァイオリンの高音に

畳みかけるようなピアノの低音、

弦の旋律は限りなく美しく、そして悲しい。


眼を閉じて聴いているうちにすべてを忘れて没入した。

思わず涙が出た。


こんなに美しい弦は今まで聴いたことがないと感じるほど

本当に素晴らしかった。


第一ヴァイオリンの人は、Ruben Aharonian というらしい。


"Khorosho !!"



Shostako ♪--------------------------------------------


Shostakovich: Piano Quintet




6月22日(水) 本日振替休日。


まだ、感覚が新たなうちに、書きたかったのだけれど、

睡眠不足で何ヶ月も突っ走ったら、ネムネム病になってしまいました。


先日、Pletnev に 行ってまいりました。


 6/7(火) 浜離宮朝日ホール

 

  Mozart : Piano Sonata No.11 

                No.10

  ******

  Tchaikovsky : The Seasons


 6/9(木) Suntory Hall


  Beethoven : Piano Sonata No.7

                      No.10

  ******

  Chopin :  24 Preludes op.28



Pletnev は、Pogorelich と並び、一筋縄ではいかない

ピアニストではないかと思います。


弾き方が、いわゆる王道みたいな、教科書みたいな

弾き方とはまるで違うから。


前回聴いた Mozart でもそう思ったのだけれど、今回

その意を強くしました。


彼の弾く Mozart は、絶対 Mozart だったらこうは弾かない、

と思われるような弾き方。


特に緩徐楽章では、Mozart が瞑想しているようです。

瞑想家か哲学者のよう。


また、今回トルコ行進曲では、おなじみのシラ♯ソラド

のところをすごく強くマルカートのように弾いていて、

これも予想は大きく裏切られました。


他の曲でも、rit. では限りなくゆっくり弾き、

響かせる旋律も、こちらが思っている旋律とは

違う音を響かせるし、テンポも同様です。


チャイコでは、松雪草のテンポは結構速く、舟歌も

あっさりしていて、彼の深い瞑想のターゲットは

秋の歌でした。


Chopin のプレリュードも、時々、他の人と全然

違うパートを響かせるので、あれと思うこともしばしば。


なんだかやりたい放題だな、と感じることもあるのだけれど、

高音での、PP の美しさには本当にうっとりしてしまうのです。


(これは、Pogorelich も同じです。)


よく、ロシアンピアニズムなどといって、ひとくくりに

紹介されていることがあり、

私のイメージでは、

今のピアニストではKissin のような肉厚の音を出すピアニスト、

がそれなのだけれど


Pletnev のピアノは全然あてはまらないように思います。


もっとなんというか知的でクールなイメージ。

(Kissin が知的でないということではありません)


そして、大人の色気を感じてしまいます。


そんな音に惹かれているのかもしれません。


次回聴けることを既に楽しみにしています。

そして、10月には、Pogerelich。



本日は、朝日ホールで、Borodin です。


------------------------------------------------- Pletnev ♪


チャイコフスキー:ピアノのための18の小品



Tchaikovsky 18 pieces







Pletnev Plays Schumann [FROM US] [IMPORT]






Pletnev Plays Schumann







プロコフィエフ:シンデレラ





Prokofiev Cinderella







6月13日(月)


先日、Art Deco 展に行ってきた。


全然知識はないけれど、あの時代のものがとても好き。


とても装飾的で、非日常の世界。


特に、家の調度があんなだったらどんなにかいいだろうと思う。


私にとってくつろげる家というのは、美しい家だ。


生活にまみれた日常を忘れさせてくれる家。


天井、壁、家具など、自分なりのイメージをどんどんふくらませる。



...夢ですね。


これは手帳に書いても私にはどうすることもできない。


ひととき夢の世界に遊ぶことでよしとしませう。




こんな映画がありました。


彼、John Lone 今はどうしているのか。


---------------------------------   Moderns



富士山には登ったことはない。


でも、すごく汚いとか臭いとか、そんな話はよく聞く。


何年か前の夏、スイスの山での音楽祭に行った。

天気がとてもよく景色がきれいだったので、

空いた時間にロープウェイに乗って更に上のほうに行ってみた。


そこから峠のレストランまで歩いて30分か1時間か。


ゴミなんてひとつも落ちてない。ほんとに全く!


標高は多分、2700m.くらい?



それだけではない。

びっくりしたのは、レストランのメニュー。


日本だと、どうでもいい感じのそばとかカレーぐらいしかないのに、


ちゃんとした食事のメニューがたくさん!! しかも美味しい!!



それらの残飯とかどうしているのだろう?



トイレは水洗。臭いひとつしない。とても清潔。


川がないと水洗にできないの?

でも、この山にも川は見つけられなかったけど...




ここに来たことにすごく満足した。


だけど、富士山のことなどを思い、悲しくなった。


確かに標高は富士山より低いけれど、

こんなに違うものなの?



実は、あまり好きではないんです。ビートルズ。


が、カヴァーで気になっているのがあります。


Roxy Music もしくは、Bryan Ferry の(どちらか忘れました)


She' s leaving home です。


もう一度聴いてみたいと思うのですが、CDはもう廃盤になったのか、

見つけられません。


もし、ご存知の方がいらしたら、何というアルバムか

教えていただけたら、と思います。



あと、子供の頃大好きだったのが、


Sergio Mendes & Brasil '66 の Fool on the Hill  です。


TVで観られる機会があったのですが、チャンネル権が

自分になかったので、思う存分観ることができませんでした。


セルメンは結構好きで、大人になってから、Blue Note に

聴きに行くことができたのですが、この ’66の頃の感動は

得られませんでした。

時の流れのせいなのか、彼らの音楽が変わったのか...



いずれにしてもこれらは、私にとって「ビートルズの曲」ではない

んです。




映画の音楽といえば、私にとってはなんといっても、

Franco Mannino です。


Visconti 好きな私。

Visconti の映画の大部分は彼が音楽を担当しているのでは

ないでしょうか?


テーマから離れますが、衣装は、絶対、Piero Tosi !

このトリオで決まり!な感じなんです。




音楽に話を戻すと、その中で特に、


家族の肖像 の音楽 は、秀逸だと思います。


一枚のアルバムとして聴いて、充分楽しめます。


この中の、Iva Zanicchi のTestarda Io (La Mia Solitudine) は、

かつてのロックパンド、Japan の誰かがソロでカヴァーしていたのを

聴いたことがあります。(Mick Karn の Sensitive と思われます。

多分。)




その他、Visconti の映画音楽には、

クラシックが効果的に使われていると思います。


中でも印象に残っているのは、おなじみ、ベニスに死す の、

マーラー5番のアダージョ  、


地獄に堕ちた勇者ども  の

バッハの無伴奏チェロソナタの5番のサラバンド

イノセント のショパンの子守唄 などです。


まさに、はまっています。


この美しいコラボレーション!






きょうの状態はひどすぎる!!


どうやっても記事が投稿できない。


登録されたはずの記事のURLをクリックすると、


何日か前の自分の記事が開いてしまう。


そうしたら今度は大量に登録されており、


削除できない!!



最近、ずっと登録がうまくできない状態が


つづいていたけれど、嫌気がさしてきた。

漫画名言集ということですが、


今でも心に残っているのは、


大島 弓子の「海にいるのは...」の中の詩で、



......海にいるのは、男たち


      寄せるいつわり、返す真実


      返すいつわり、寄せる真実......



少し間違っているかもしれませんが、こんな感じです。


なかなか言い得ていて、素敵ではありませんか?




6月5日(日)

 

先日、GyaO で、60年代音楽特集をやっていた。

主に、イギリス、アメリカ。

 

私より少し前の世代。

 

観てみると、全く知らないものと少しは知っているものが

混在していて、当時はあまり映像を観る機会がなく、

曲は知っていても、初めて顔を見たりとか。

 

やっぱり懐メロだなーという思いでいると、

 

Jose Feliciano が Light My Fire を歌っている...

 

ギターが狂おしい。

 

その頃洋楽を聴けるメディアはラジオぐらいで、

私は気に入った曲を聴くと、小さなメモ帳に曲名や、

ミュージシャン名などを書き込んでいた。

 

そんな中に彼もいたのだが、この曲じゃなかったような

気がして、何の曲だったか調べたのだけれど、

探せなかった。(さすがに当時のメモはありません)

 

結構好きだったように思う。

Light My Fire [FROM UK] [IMPORT]





映像ではもう少し長髪でした。








その後、日本に同じように盲目でギターで歌う 長谷川きよし

という人が出て、別れのサンバ が売れた。


ルックスも少し似ていたりして。

長髪に黒っぽいサングラス。

コンプリート・シングルズ

 









この歌も結構好きだった気がする。

 

全く余談ですが、この少し後に(つまりだいぶ前ですが)

原宿で、彼(長谷川きよし)を見かけたことがあります。


まあとにかくこんな風なボサノヴァ生ギターが好きで、

Jose の Light My Fire にも、the Doors のものとは全く

違った魅力を感じる。


いいかも! Jose Feliciano。