食養生160 真夏日はビワで抗酸化力アップ! | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 

初夏の日差しが眩しいさわやかな季節になりましたね青々とした新緑が目の保養にもなります。

 

この初夏の時期に、身体に必要な栄養をやさしく補充してくれるおすすめ食材のひとつがビワ

 

 

 

 

優しい甘みとみずみずしさが、清涼感を与えてくれますね。

 

小学生の時、下校途中に実っているのを食べたのを思い出します(笑)

 

 

 

 

ゼリーやジャム、果実酒にしても美味ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビワの語源は実や葉の形が楽器のビワに似ているところからきているそうです。

 

原産地はインドや中国南部あたりといわれていますが、日本には江戸時代に中国から長崎に伝わり栽培されるようになりました。

 

 

江戸時代から明治中頃まで、夏になるとビワ葉湯売りが町を売り歩き、夏の風物詩となっていたそうです。

 

これはおもに葉を煎じたもので、暑気あたりの予防や腸炎に特効があるとされていました。

 

 

 

 

日本では今では品種改良がすすみ、主な産地は「茂木ビワ」で知られる長崎県と、「房州ビワ」で知られる千葉県。

 

「茂木びわ」は比較的小型で、本州や四国で生産される「房州びわ」は割と大型ですよね。

 

 

 


ビワは中国では実や葉ばかりではなく、花、種子、根も漢方として多用され、薬用になっています。

 

ビワの実は肺を潤して咳を止める作用と、胃の働きを整えて夏バテを予防し、嘔吐を治し、のどの渇きを止める作用があるといわれています。

 

そのため咳の止まらないとき、のどが渇くときなどに積極的に食べたい食べ物ですね。

 

ビワの花は風邪、咳によく効きます。花を蒸してハチミツをかけて食べます。

 

 

 

種子は肝臓に良く、むくみ、咳に効きます。

 

根はなかなか治らない咳、関節の痛みを治します。

 

日本では昔からビワの葉療法が盛んで、いろいろな病気を治すために利用されていますね。

 

 

 

ビワは栄養学的にも日差しが強くなるこの時期にありがたい成分が豊富に含まれています。

 

ビタミンCや、β-カロテン、また、クロロゲン酸などのポリフェノールが多分に含まれ、強い抗酸化作用があります。


この抗酸化作用で、紫外線やストレスなど生活の様々な場面で発生する活性酸素を除去し、体の酸化を防ぐ働きをしてくれます。

 

 

 

アンチエイジング効果・・ビワに含まれるβカロチンとタンニン、クロロゲン酸には抗酸化力があるとされ、アンチエイジング効果が期待できます。

 

高血圧や動脈硬化予防・・ビワに含まれるβカロチンとタンニン、クロロゲン酸の抗酸化作用で、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を予防する効果に役立ちます。

 

疲労回復効果・・豊富なクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が疲労回復に活躍します。

 

ダイエット効果・・クロロゲン酸には、肝臓で脂肪を燃焼させる働きがあります。加えてビタミンB群には、糖質や脂質を効率よくエネルギーに変える働きがあります。そのため、これらの成分が含まれるビワの果実は、脂肪の蓄積を抑制し、肥満の予防・改善に効果に役立ちます。

 

 

 

美味しいビワを選ぶポイントは、果皮にハリがあり、果皮の色がビワ特有の鮮やかなオレンジ色をしていることです。

 

また、果皮に産毛とブルームと呼ばれる白い粉が残っていると、さらに新鮮な証拠ですよ。

 

 

ビワの旬は5~6月の初夏。また鮮やかなオレンジ色も夏の始まりを感じさせてくれますね。

 

ぜひビワの優れた抗酸化力も取り入れつつ、初夏の味覚を楽しみながらこれからの暑い時期に備えてくださいね。

 

次回の食養生は、6月1日にアップしますパー

 

それではまた!

 

 

 

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