小森です。
冬に入り寒さも本格的になってきましたね。
年末、気忙しくなりますが、鍋でも囲んで身も心もホッコリ温まるのが一番🍲
そんな鍋に欠かせないのが、春菊!
独特の香りと食感が、料理のアクセントになって食欲をそそります。
鍋だけでなく、サラダや和え物やお浸し、炒め物にしても美味ですよね。
春菊は、その名のお通り
春に、菊によく似た黄色い花を咲かせるところからついたといわれています。
春菊には別名が多く、種をまけば一年中発芽成長し、刈り取ったあと何度も茎葉をだすことから無尽草といわれたり、
関西では菊菜と呼ばれています。ふだんぎく・はるぎく・六月菊という名もあるようです。
春菊はキク科の一年草で原産地は南ヨーロッパの地中海沿岸。欧米では食用よりも観賞用に栽培されています。
食用として利用するのは、日本や中国、東南アジアだけのようです。日本へは、約500年前の戦国時代に渡来しました。
どちらかというと、地味で脇役的な存在ですが、実は緑黄色野菜の中でも、
健康や美容に役立つ栄養はトップクラス
まさにこの時期に嬉しい栄養成分をふんだんに含んでいます。
抗酸化作用と、体内でビタミンAに変わる
βカロテン
皮膚のターンオーバーを促進、
潤いと肌のカサつきやすい冬にピッタリな
ビタミンA
皮膚や粘膜の健康を保ち、風邪予防にもなる
ビタミンC
抗酸化力と肌や血管を若々しく保つ
ビタミンE
骨の形成に欠かせない
カルシウムとマグネシウム
貧血予防に鉄分、ガン予防に葉緑素、高血圧予防やむくみ解消にカリウム、疲労回復にビタミンB群、便秘解消に食物繊維が含まれています。
また、春菊といえばあの独特の香り
ぺリルアルデヒドという成分は、
自律神経に作用して精神を安定させ、胃腸の働きを改善、痰や咳止めに有効です。さらに風邪を予防し、肌を健やかにして、常食すると冷え性にも効くといいます。
逆に、春菊で気をつけたいところは、葉が傷みやすく、それにつれてビタミンCも壊れやすく、貯蔵しにくいところ。なるべく早めに使い切るようにしたいですね。
また、春菊には野菜の中でも特に残留農薬が心配されます。
新芽が焦げたようになっているものは、強い農薬のためと考えられるので、農薬を使用していない、葉先が色鮮やかな春菊を選ぶようにしましょう。
春菊はハウス栽培が発達しているので1年中出回っていますが、
春菊の旬は11月~2月頃、今が旬ですよ。
早いもので、今年も残りわずか。
ぜひストレス解消や風邪予防、肌の美容にと活躍してくれる春菊を食卓に加えながら、元気に良いお年をお迎えくださいませ!
少し早いですが、今年も一年、おつきあいくださましてありがとうございました。
次回の食養生は、2022年元旦🎍にUPします
来年もどうぞ宜しくお願いいたします^^
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