食養生128 熱冷ましにはキュウリが有利! | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 

連日30度超えの夏真っ盛りになりましたが、コロナ感染も再び増えはじめ、健康管理にますます気をつけていきたいですね。

 

暑い中、外出を控えなければならない期間が続きますが、今の時期は家の外でも中でも熱中症や脱水症状に注意して、水分補給もしっかりしながら過ごさないといけません。

 

この時期、口や体の渇きを潤し、熱を冷ましてくれる身近な食材の一つがキュウリ🥒

 

 

 

 

よく冷やしたキュウリを浅漬けにしたり、もろみや味噌をつけて生でガブリと食べるのも、暑さをしのぐ夏の風物詩ですよね。

 

サラダはもちろん、酢の物、和え物、塩もみ、キムチと色々楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱を冷ますキュウリと、疲労回復に効果のあるの組み合わせは相性抜群ですね。

 

 

 

 

ぬか漬けにすると、ビタミンB1や乳酸菌が増えるので、やはり疲労回復への有効度がアップします。

 

 

 

 

キュウリは今や定番の夏野菜ですが、原産がインド北部で、日本に伝わったのは平安時代なのだそう。

 

しかも本格的に栽培が盛んになったのは、意外にも昭和初期からなのだとか。

 

 

 

 

 

江戸時代くらいまでは、キュウリは完熟させてから食べていたため味が美味しくなく、あまり好まれなかったようで、現在のように未熟な実を食用とするようになって、広く食べられるようになったんですね。

 

 

 

 

それ以前はキュウリを好んで食べるのは、カッパくらいだったみたいです(笑)

 

 

 


 

 

ちなみに巻き寿司は、江戸時代まではかんぴょう巻きしかなく、戦後の苦境の中で、かんぴょうや鉄火に変わって、その辺にあるキュウリを使うことで、生まれたのがかっぱ巻きなんだそうです。

 

 

 

 

 

とはいえ、キュウリは古来から東洋医学でも利尿効果があり、体のほてりをとって、暑気あたりを改善する薬用として使われていました。

 

約95%が水分で、カリウムを豊富に含む、100gあたり約14calと低カロリーであるところから、現在でも次のような健康効果が期待できます。

 

🥒利尿・むくみ予防効果 

 

🥒体内の熱の排出効果

 

🥒高血圧・動脈硬化要望

 

🥒ダイエット効果

 

生で食べると熱を冷ましたり、余分な水分を排出する作用に優れ、スープに入れたり、炒めるなど加熱すると利尿効果が高まります。

 

 

 

 

ただ、冷やす作用が強いだけに、胃腸が冷えやすい人は下痢の原因になるので、食べ過ぎに注意しなければなりません。

 

それからキュウリは食べるだけでなく、日焼けや腫物や炎症を起こした時には、キュウリでパックをしてあげると、火照りを収めたり、症状を鎮めてくれます。体にも害なく安心して使えるところが良いですね。

 

 

 

 

採れたてのキュウリはイボが尖っていますが、流通の段階でイボが次第にとれてしまうので、イボがあるかで鮮度を見分ける目安になります。(ただし品種にもよります。)

 

曲がっていたり、形が悪くても、鮮度が良いものはやはり美味しいですよね。

 

 

 

 

 

夏野菜のキュウリは、今が旬なので値段も手ごろ。

 

 

 

 

独の歯ごたえと食感を楽しみながら、体にこもった熱を上手に沈めて、酷暑を乗り切りましょう!

 

次回の食養生は、9月1日にアップしますパー

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

九州工業大学と開発した弊社の商品です🙂