食養生127 驚きの薬膳効果、疲れに効くラゲ? | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 

7月に入り、夏本番ですが、こちら神奈川は涼しく1日雨模様です。賛否両論ありますが、東京オリンピックも開催されますね、バテないように参りましょう!

 

 

さて、夏バテ予防の食材で、今回クローズアップしたいのが、きくらげ!

 

 

 

 

コリコリした食感で、中華料理や豚骨ラーメンのアクセントとして使われる事が多いですよね。

 

炒め物や煮物、スープや酢の物など多種多彩に味付けして楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目と食感から海のクラゲと思われがちですが、その正体はきのこ」🍄

 

食用菌類の一種で、梅雨頃からニワトコやクワなどの枯れ木に自生します。

 

6月〜8月、今がちょうど旬なんですね!

 

 

 

 

 

 

 

手触りと形が人の耳や、海のクラゲに似ていて、木に生えるところから木耳(きくらげ)と名づけられたそう。

 

 

 

 

中国では木耳(ヘイムオ)と呼ばれ、黒きくらげは山の珍味として珍重され、各王朝が献上を求めるだけでなく、多くの貴族や金持ちが買い求めるほど貴重なものだったそうです。

 

 

 

 

中華料理では滋養強壮・不老長寿の薬膳効果があるとしても使用されますが、漢方医学でも、血液に栄養を与え、止血、精神安定、胃の保護、整腸などに効果があるとされています。

 

 

 

 

さらに女性の月経にまつわる病気、下痢、眼底出血、貧血、虚弱体質などに用いられ、

 

近年の研究では、ガン予防、老衰、美容などにも効果を発揮することが発見されているんです。

 

 

 

 

栄養成分は、

右差し骨と歯を丈夫にするビタミンDの量が食品の中でトップレベル

 

国立がん研究センターによると、血液中のビタミンD濃度の高い人は、がんにかかるリスクが最大25%低下し、インフルエンザ感染リスクが42%低下したといった研究結果も。

 

右差しゴボウの3倍の食物繊維と低カロリー ダイエットにも向いている食材ですね。

 

その他にも、

 

疲労回復・老化防止効果

脳梗塞や心筋梗塞の予防

骨粗しょう症の予防

コレステロールや血圧を下げる効果

整腸作用や便秘改善効果

貧血予防

健康な皮膚や髪、爪を作る効果

 

など、広く多くの健康美容効果が期待できます。

 

 

 

 

ちなみに黒いきくらげがポピュラーですが、

「銀耳」と書く

白きくらげは美容方面で人気があります。

 

 

 

 

成分や効果は、ほとんど黒きくらげと変わらないものの、白きくらげは、血液を補い全身を潤す効果に優れ、美肌、美白、抗老化効果が高く、「貴婦人の美容食」として重宝され、三大美女の一人、楊貴妃も不老長寿の妙薬として愛食していたとか。

 

 

 

なかなかスーパーでは見かけませんよね💦

 

 

 

 

きくらげは、煮ても、茹でても、炒めても免疫効果が落ちない食材ですが、生ではくれぐれも食べないようにしましょう。

 

生で食べると、皮膚炎や浮腫、かゆみなどが引き起こされる恐れがあります。

 

 

 

 

乾燥のきくらげを戻すときは、お湯は避けましょう。味が落ちてしまいます。

 

水で6時間くらいかけて戻してあげると良いです。大きさが7~8倍にもなります。

 

 

 

 

そしていくら体に良いとはいっても、お腹を壊さないように、食べすぎにも注意しましょう。

 

1日50gくらいを目安にしましょう。

 

 

 

 

 

 

乾燥させていない国産の生きくらげも、この梅雨の旬の時期だからこそ販売されていますので、スーパー等でみかけたら、ぜひコリコリの食感を楽しみながら、その健康効果で真夏のコンディションを整えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

次回の食養生は、8月1日にアップしますパー

 

それではまた^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九州工業大学と開発した弊社の商品です🙂