食養生126 塩麹で免疫力アップはコウジゃ! | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 

ポカポカ暖かい陽気が心地良い季節になりましたね。

 

ここ横浜ではまだ湿度も高くなく、爽やかな暖かさが続いていますが、西日本から順次梅雨入りしているので、ここ東日本もそろそろ。

 

マスクの辛い時期がやってきますね💦

 

 

でも、諸外国ではあまり見られないこのジメジメした湿度が、衣食住にわたって日本の文化を作り、発展させてきたといっても過言ではないように思います。

 

 

湿度が高いゆえの食文化としては、発酵食品の豊富さ。

 

日本の発酵食品といえば、納豆やぬか漬け、味噌や醤油、酒やお酢、塩辛やかつお節など、実に多種多彩ですよね。

 

湿度は無数の酵素を増殖させる力を持っているので、発酵食品を自然に取り入れ発展させてきたんですね。

 

今このコロナ禍の中では、発酵食品の乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整え、免疫力アップに大変有効だということで、食事で取り入れる傾向が増えているとか。

 

この発酵食品のよいところを持ちながら、手軽で料理の美味しさを引き出してくれる調味料として今回注目したいのが塩麹

 

 

 

 

野菜炒めや焼き物、煮物の味付けなどの調味料としてはもちろん、肉や魚の旨味を引き出してくれるのも大きな魅力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塩麹は、米麹に塩と水を混ぜて発酵させたペースト状の調味料。

 

腸内環境が整うので、免疫力アップ、美肌効果、便秘予防、デトックス効果、疲労回復、ダイエット効果など多くのメリットが期待できます。

 

というより、メリットしかないです。

 

 

特に塩麹の麹菌は、皮膚や髪の毛を作る栄養素「ビタミンB群」を生成するので、肌や髪の再生力を高め、シミやそばかすの原因になるメラニンを抑制して、美白肌に貢献してくれるのも、女性には嬉しいですよね。

 

 

 

 

今やスーパーやネットショップでも、いろいろなメーカーの塩麹が販売されていて、市販の塩麹を使うのも良いですが自分で作るのも簡単。

 

米麹と塩と水で、自分好みの味の無添加調味料が火も使わずに手軽に作れます。

 

作り方は、

 

①米麹100gに対して自然塩30~35gをよく混ぜる。(塩が少なすぎると腐敗しやすくなるので注意です)

 

②上記に水を100mlを加えて混ぜる。

 

③保存容器に入れて、ふたを閉め、直射日光の当たらない場所で、1~2週間常温で発酵させる。(発酵中にガスが発生することがあるので、ふたは完全に閉めずにゆるめに閉めましょう。)

 

④水位が下がったら麹がひたひたになるように加水して、1日1回かき混ぜて麹の芯が柔らかくなったら出来上がり。

 

 

 

 

使い方は、
 
和洋中を問わず万能調味料として、料理にそのままかけたり、おすすめは肉や魚に塩麹を漬けて仕込んでの料理。

 

塩麹には、三大消化酵素のアミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼ が含まれていて、その中でもプロテアーゼが肉や魚などのたんぱく質をアミノ酸に分解することで柔らかくなり、旨み成分であるアミノ酸が美味しさをグンとアップしてくれます。

 

 

 

漬けこむときは、

食材10に対して塩麹1の比率がおすすめです。

 

肉や魚なら1~2時間、薄切りだと30分程度。(長く漬けすぎると、塩辛くなるので注意です!)

 

 

 

 

餃子やハンバーグに入れても、旨味がでますよ。

 

 

栄養素の消化吸収もよくしてくれるので、胃腸にも優しく効率よく食材の栄養摂取ができます。

 

塩麹は塩と比べても、塩分量が1/4程度、しかも食材のコクや旨味が引き出されるので、減塩を意識している人にも一石二鳥です。

 

きゅうりに1時間漬けるだけでも、十分美味しい即席漬物も出来ちゃいます生ビール

 

 

 

 

塩麹をはじめ、この湿度の高い国だからこそ、発展してきた日本の数々の発酵食品。

 

 

 

コロナ禍も含むこの時期だからこそ、先人の時代から脈々と活躍してきた発酵食品を、存分に活用していきたいものですね!

 

 

 

次回の食養生は、7月1日にアップしますパー

 

それではまた^^

 

 

 

 

 

九州工業大学と開発した弊社の商品です🙂