いつも訪問、ありがとうがざいます。

今日は、高騰する食費に備えるために考える”基本”から紹介いたします。

 

今回の内容は、私が2年半前から進めたことであり、その効果ははっきり現在に表れています。

 

本日、この記事を書いているのは、まる二日間の断食明けです。

一般的にはここまでする必要はないですが、食欲がコントロールできるようになると、健康で食欲旺盛な体でも、いきなりまる一日の断食くらいは心の準備がなしにできるようになります。もちろん、不定期な間食衝動的に食べたりすることは一切なくなるので、その分余計な費用はなくなり、結果として毎月の食費は、安定して一人暮らしで1万円以下です。

 

 

多くの方は、食費を抑えるために買う量を減らすとか、お店に行く回数を減らすとか、より安いお店でまとめて買う、という方法をとります。しかしこれは病を治すときと同じ、末端の処置方法であり、まさに”対症療法”です。これは食費が上がるほど苦しくなるだけであり、不安しかありません。

 

問題なのは、いつも当たり前に必要と思い込んでいる”食べ物の質”なんです。

 

そのためにはまずやっておくべきこと。それは

 

味覚の暴走を止めること

 

特に日本人の多くは、コンビニ食・格安チェーン店味付け調味料(〇〇の素)などを使うのが当たり前になっており、味覚がほぼ麻痺しています。そしてもっと最悪なことに、

・人工甘味料

・うま味調味料

などの毒性の高い精製薬品などにより、中毒症状を起こしていること。

 

これによる弊害を列挙してみます。

 

・短時間で空腹感をおぼえ、1日に何食も食べる間食・つまみ食いがやめられない

・体にとって異物のため、内臓脂肪などになりやすく、太る。

・体にとって異物のため、そのデトックスによりよく発熱・下痢・嘔吐その他症状(毒を出す自然治癒現象)によって苦しむ(特にアレルギー体質の原因)

・”氣”が滞り、思考停止する。

・血液が濁り、癌や胆石の原因。

 

若いうちは多くの変化は起きにくいですが、その代わりにデトックス(頻繁に風邪をひくなど)は起きやすく、40代以降になると発症しないほど悪化して、太りやすく思考停止して特に感情のコントロールができなくなります。

 

これらの原因で特に問題なのは、

”味付け調味料”

です。

 

これがなぜ悪いのかというと、”美味しい”と感じる麻薬(食品添加物)が高濃度で入っており、それを使う食品を全て魅力的にしてしまうことなんです。

 

この、味付け調味料をいかに使わない食生活にできるかが、とても大きなポイントであり、食生活を改善する基礎の基礎と私は考えています。

 

とりあえず、1ヶ月の間、市販のソース・ケチャップ・マヨネーズ・ドレッシング・だしの素・即席の味付け調味料をやめてみると、食材そのものの味に敏感になり、薄い味でもわかるようになります。そして気づけば”間食癖”が著しく減ることにも気づくでしょう。

 

しかし、これ自体が難しいのです。というのは、かなり頻繁に外食・中食をする人が多いのです。例えば仕事の昼休みは中食のコンビニ弁当・弁当屋さんの出来合い食品。外食だとマク◯・スタ◯・〇〇屋とか。この時点で凄まじく中毒性の高い化学調味料や人工甘味料を異常な量で摂取するからです。

 

 

ここからは、いきなり完璧は無理なので、化学調味料をやめていく方法を、順を追ってできることをお話しします。

 

仕事でお弁当を作らない(作る気力のない人)は、これは一旦放置しておきます。

 

まずは冷蔵庫にある、味付け調味料を全て廃棄してください。なお、廃棄する必要がないものとしては、素材に近い”塩・砂糖・醤油・酢・みりん”など。優先的に、上記でお話しした、

・ソース

・ケチャップ

・マヨネーズ

・ドレッシング

・だしの素

・めんつゆ

・納豆のタレとカラシ(毎回封を開けた時に)

・即席の味付け調味料

です。

 

これもいきなりなしにするのは辛いのなら、お値段はしますが無添加のものが通販や自然食品店で販売されています。わからない人は以下を参考に。

一部紹介はしますが、必ずご自身でパッケージの裏の、”原材料表示”をみる習慣をつけましょう。

※めんつゆは紹介できません。どうしてもなら、【醤油+みりん+下記に紹介の”無添加だしの素”】で簡単に作れます。

※納豆のタレは醤油で代用し、辛さや甘さはすりごま・こしょうなどで代用できます

 

ソース

 

ケチャップ

 

 

マヨネーズ

 

ドレッシング

 

だしの素

 

これらの製品の原材料を見れば一目瞭然なのですが、必要であれば、自分で作れるんです。無添加で!

 

 

2番目に必要なのは、最低でも夕食分は必ず自炊する習慣をつけること

外食を控えて自炊し、市販の化学調味料を家に置かなければ、必然的に化学調味料の消費は大きく減っていくからです。

初めは、ご飯味噌汁だけでいいので自力でやりましょう。

ものすごくズボラで、手間暇かけるのが長続きしない方向けにお勧め製品を過去記事に紹介しています。

 

この記事を読んでいる方が”ご主人”で、奥様に食事作りを丸投げしているなら、ご飯だけでもこの記事にある一人暮らし用炊飯器で自炊をお勧めします。なぜこれが必要かというと、食事作りを他人や家族に任せるという思想の人は、全く外食が減らないし、本当に化学調味料を減らしていくのは絶対に無理だからです。

 

 

3番目にやるべきは、外で市販の飲料を買って飲まないようにしていくこと

お茶やブラックコーヒーなどをマイボトルで持参して出かけましょう。

通勤前の駅のコーヒーとか、クセになっている方はよくいると思います。しかし節約関連の記事でも書きましたが、毎日3杯外でコーヒー飲んだら、1年で10万円も無駄にしています。これがブラックコーヒーならまだ少しマシなのですが、会社で無料で飲めるドリンクコーナーで砂糖を入れたり、粗悪な油の塊のコーヒーフレッシュとか飲んでいるなら最悪です。人工甘味料はさらに悪いですが、砂糖の中毒性は計り知れません。

外食のドリンクバーは毒まみれなのはいうまでもありませんが、コンビニで買う野菜ジュースも含めた清涼飲料は水と粗悪な油と有害な人工甘味料の塊。まず太るのは確実だし、中毒性がとてもあるのでやめていきましょう。

美味しいコーヒーを自宅で用意していけば、別に外で買う必要なんてないでしょ?

 

 

 

4番目の対策。

ここまでできたら、基本の調味料を見直しましょう。

精製された白い砂糖はみなダメですが、黒糖・てん菜糖・きび砂糖なら良いと思います。これらはスーパーで安く手に入るし、中毒性が極めて少ないです。

 

精製塩ではなく”天然塩はスーパーでも販売していますが、かなり少量で値段もするので通販がお勧め。

精製塩と味が全然違います。

 

醤油・みりん・酢も無添加で原材料が良いものを。

以下の量があれば、滅多に買い足しはいらない、ちょうど良い量だと思います。

 

醤油

 

 

みりん(味の母)

 

純米酢

 

 

5番目は、調味料を自分で作ること。

 Youtubeやクックパッドなどでいくらでも調べれば見つかります。

ちなみに私は、コチュジャン・中華糀・玉ねぎ麹を作り置きして、殆どの自炊料理に活用しているので、ここ3年、味付け調味料を全く買っていません。

 冷蔵庫に入れる調味料の種類が少なくなると、冷蔵庫の中がとてもすっきりし、冷蔵室内の空間が増える(消費電力が下がる)ので、間接的ですが、電気代の節約になります。

 

※昨日作った、中華糀。主に”塩ラーメンスープ”として使います。

 

 

ここまでの段階で、あえて昼食の外食・中食をやめることを言わなかったのは、自然にやめていけるからです。”全て自炊”というのは、1日8時間で週5勤務の人にはかなり辛いので、割と最後の方でやめられるのかな、と思っています。

 

そして、味覚のコントロールができると、自然に食事回数が減るし、余計な衝動的な外食・中食が減り、ラテマネーが減り、私がいつもお勧めしている、

”玄米・味噌・梅干し”

が、いかに経済的で健康的かがわかるでしょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。