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今回の内容は、物価高騰で悩んでいる方が意外にも”やめられない”、
”ラテマネー”
についてです。
後半、その対策や考え方についてお話ししますが、まずは知っておいてほしい、その”被害”について。
まず最初に、”ラテマネー”という言葉がなんなのかです。
以下のサイトがわかりやすかったので、ご紹介いたします。
この記事でも分かる通り、毎日コーヒー代400円使ったら、1年で10万も使用する事になります。以前は一杯100円で飲めたコンビニカフェも、今では一番安いもので120円。
少し具体的な例を出しますね。週5日外で働いているとしましょう。朝、出勤前に1杯。昼食後の一息で1杯。10分の小休憩で1杯。仕事帰りの”ご褒美”で1杯。これで4杯ですね?1年は52週あるので、合計、”12万4800円”。ちなみに、私は3年前までドコモでフルタイム勤務していた時に、毎日5〜6杯でしかもカフェラテなど200円近いものも時々飲んでいたので、おそらく1年間で15万円は軽く超えてましたね。
客観的に冷静に見れば、この積み重ねがいかに大きな出費になるか、分かるでしょう?人は、たとえば一つ10万円の無駄遣いはやめようとしますが、100円×1000回の無駄遣いは平気なのです。同じ10万円なのに。
”ラテマネー”とは、特にコーヒ代金に代表されますが、これと同じ、小さな金額の積み重ねの浪費のことも言います。コンビニで毎回現金を下ろして手数料がかかるもの同じ。時間内に銀行のATMで下ろせば無料なのに、コンビニは便利だからとコンビニで何度もおろす。これもそうです。
ただ、そうは言っても外出先でどうしても喉が渇き、何も飲み物がない時や、本当に疲れた時にごくたまに飲むコーヒーは、一時的に心を癒してくれるので、まあ、普段滅多に使用しない人が、”何度も使えば浪費”とわかってするものなば、わからなくはないですね。私も”水筒のお茶が切れて、帰宅まで持たない時”は流石に利用することがありますので。
わかっていてもやめられない。
その理由は、割と多いのです。
1、水筒に持参するとおいしくない
2、水筒が重い
3、毎回水筒を洗うのが面倒くさい
かつての私は、こういう理由でラテマネー(外出先のコーヒー代)を選んでいました。
まずは、このような理由が、年間10万円以上の浪費の理由に勝るのかを、しっかり考えましょう。これが大したことがない、と思えるほどお金が有り余るような人には意味がないだろうし、これが認識すらできない人は、今の物価高騰で他の節約で頑張っても、残念ながら効果は微小にしかならないからです。
これから後でお話しすることが、この点をしっかり認識できるかで意味が出てきます。
今回はコンビニATMについてはあまり触れず、外でコーヒーを飲むことをやめる対策に絞ってお話しいたします。
先ほどの、水筒を持っていきたくない理由を克服できれば、水筒持参に躊躇いがなくなると思います。
まず、1の”おいしくない”というもの。
だったら、妥協せす美味しいコーヒーを水筒に入れていけばいいのでは?と思います。
以下は、個人的な嗜好や他の理由(健康への配慮)も関係しますので、人それぞれの好み・嗜好で”変換して”くださいね。
私の例ですが、
豆のコーヒーをミルで挽き、沸騰したお湯を注いだ、挽きたてで香りの強い美味しいブラックコーヒーを水筒に入れ、できるだけ冷めないうちに外で飲めるよう、スレンレスの保温性がある程度しっかりしたもので持ち出します。もちろん季節や気分によっては、”麦茶”(真夏時)やよもぎ茶(真冬時)なんて時もあります。
※もちろん、自宅でも飲みますね。
コーヒーを挽いて淹れるなんて面倒くさい、とハードルが高いと感じるなら、まあ、美味しいかはわかりませんがインスタントコーヒーを熱湯で溶かして淹れるだけでもかなりの節約でしょう。
ちなみに、上記私のやり方で美味しい挽きたてホットコーヒーでさえ、400cc分持ち出しても、50円程度しかかかりません。だいたい、コンビニコーヒーのレギュラーサイズ3杯程度でしょうか。よもぎ茶や麦茶なら、400cc分で15円以下ですね。
ちなみにコーヒーは、これ飲んでます。
毎回よく飲むので、複数の袋でまとめてストックしてます。
ミルは初期費用だけ。
分解掃除が楽なのと、挽く際に力が要らない、電気も入らないし場所も取らない、粗さの調節簡単(味が結構変わります)なので、これにしました。
もう2年くらい使ってます。これは断捨離対象外です(笑)。
コーヒーフィルターは洗う手間はあっても、ずっと再利用できて紙代が要らないこれです。ペーパーフィルターのほとんどは、”マイクロプラスチックが溶け出す”ので、使わなくなりました。
※使用1ヶ月程度ですが、高級なものより”目詰まり”しないので洗うのが楽ですね。
ではでは、3の毎回洗うのが面倒についてです。
洗うのが簡単で、細かな部品がなければいいのです。
これ使ってます。
洗うのが本当に楽ですよ。これならどんなズボラでも洗って使うでしょう(笑)。蓋1点しかないという、極めてシンプルな構造です。
※昨年から常用。保温性能は維持できてます。
最後の、2の”重い”ですが、これは、どうしようもないですね。
夏なら、プラスチック製のボトルという方法もなくなないですが、”手ぶら”には敵いませんから(笑)。
これについては、1年で10万円の節約を面倒と考えるのか、持ち出す時の少しの重さを許容できるかを、どうか天秤にかけて考えてくださいね。
ちなみに私は非課税世帯なので、月の収入は9万円以下。ラテマネーは私にとって、なんと1ヶ月の収入を超えるんです。こういう無駄をやめて節約したい人には大きくないですか?
まずは、買わないで家から持ち出す事についての方法でした。
もう一つ。
コンビニやイオンなどのショッピングモールでは、必ず休憩してコーヒーが飲める場所、そしてその商品が売ってます。
その条件に、自ら足を運ばない工夫が必要です。
同じ食品のを買いだしにも、価格がほぼ変わらないのなら、そういう施設や売り場のない、スーパーなどを利用するとか。ものによってはドラッグストア(薬なんて買いませんが)を使用するとか。
たとえ、大根が1本20円高いスーパーでも、ショッピングモールで20円安い大根を買って、コーヒー買ったら高く付くでしょ?そのように、トータルでいくら使うか、無駄はどちらかを考えるようにしましょう。一つの値段で見るのでなく、”必要のない買い物をやめる”ことの方が、節約効果は絶大ですよ。
補足ですが、カップが紙製のお店は、マイクロプラスチックを毎回飲む事になるので、全力で避けましょう。詳細は過去記事で。
ドトールコーヒーなどは、ホットなら陶器のカップで安心ですが、少ないサイズでも1杯300円近くします。まあ、お金が有り余っている方向けですね(笑)。
今回は、ラテマネー対策、外出でのコーヒー買い対策でした。
最後までお読みただき、ありがとうございます。