本年度の資格試験より。第3問。


 ( 第1問はコチラ → http://ameblo.jp/jtocs/entry-11003150251.html
 ( 第2問はコチラ → http://ameblo.jp/jtocs/entry-11004207542.html



〔第3問〕
 複合商業施設の内装監理業務に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。


  1.竣工後、各店舗の竣工図書をまとめ、提出することも監理者の業務である 


  2.準備段階において、工事区分表の作成及び白図作成も監理者の業務である


  3.準備段階における関連諸官庁との打合せも監理者の業務である


  4.内装監理業務とは、商業施設の事業主体がおこなう建築工事を監理する業務である




「内装監理」という、商業施設特有の業務についての問題。


単的にいうと、「内装監理」とは、ショッピングセンターや駅ビルなどの複合商業施設(=いろいろな店舗が集結したもの)や、百貨店等の大型施設へ専門店がテナントとして出店する場合に、施設全体のコンセプトによる「デザイン性」「品質面の統一」(たとえば共用通路やトイレなど)が必要。それらの設計・施工に対する工事監理業務を内装監理といいます。



さて、問題の解答(最も不適当なもの→内装監理業務ではないもの)は、4.となります。


選択肢 1.~3.の内容はまさに「内装監理業務」ですが、選択肢 4.内装監理の業務範囲ではありません。


内装監理の意味合い、そして内装監理の担当者としての業務内容(遂行)を把握し、テナント出店社との調整が重要な、複合商業施設特有の業務です。




サイン&ディスプレイショウを観るためへ東京ビッグサイトへ



(社)商業施設連合会 事務局ブログ

この展示会は東京屋外広告美術協同組合が主催し、標題のとおり、サインとディスプレイに関連する約150社が集まった展示会。


商業施設づくりに携わる方にとっては、新製品と技術がつまった催し物と言えるでしょう。

場内を見て回って感じたのが、環境・エコ、そしてLED。


現在の社会ではあたりまえのこのキーワードが店舗・商業施設づくりでも重要なファクターであることがあらためて実感させられた一日でした。


(社)商業施設連合会 事務局ブログ


本年度の資格試験より。第2問。




( 第1問はコチラ → http://ameblo.jp/jtocs/entry-11003150251.html




〔第2問〕

 物品販売施設の基本設計の内容に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  


  1.ファサードデザインの決定

  


  2.顧客、従業員の動線計画の決定

  


  3.経営方針、販売方法、事業規模の決定

  


  4.商品配置計画の決定






広義な意味での「設計」についての問題。




設計=平面図、と捉えられがちですが、大きく流れ方の順番でいうと、「企画設計」・「基本設計」・「実施設計」・「竣工(完了)設計」となります。




簡単に言い表すと、




「企画設計」 : 根本的な要件をコンセプトとして表現




「基本設計」 : 企画設計に基づいた形態や機能を決定し作図すると共に言葉としても具体的に表現




「実施設計」 : 実際に施工するための設計。積算、工事ができる明確な設計図書




「竣工(完了)設計」 : 将来リノベーションなどを行うときに必要(重要)となる竣工時点の整合性のとれた図面






さて、問題の解答(最も不適当なもの)は、3.となります。


経営方針、販売方法、事業規模の決定は、前段階である「企画設計」の段階で決定されていなければなりません。




ただ単に図面(平面図)を描くだけが設計ではなく、商業施設づくりはさまざまな段階(手順)での設計要素が大切です。