本年度の資格試験より。第4問。


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〔問題〕環境や安全への配慮に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。


1.瑕疵とは「きず」と言う意味であるが、法律上は何らかの欠点や欠陥があることをあらわす


2.PL法(製造物責任法)とは、製造物の欠陥によって損害を被った場合に、被害者は販売店に対して損害賠償を求めることができるという法律である


3.施工管理の安全管理においては、「労働安全衛生法」の遵守と労働者の安全に細心の注意を払った管理が必要である


4.産業廃棄物管理票(マニュフェスト)制度は、工場や建設現場などから排出される産業廃棄物の処理に際して、適正な処理を確保することを目的としている



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商業施設づくりの「環境」や「安全」に関する問題。


環境への配慮は商業施設づくりのみならず、すべての分野においての現代の共通キーワードではないかと思います。


その中で商業施設づくりは、改装の際の廃材や使用材料の残材等(産業廃棄物など)、気にかけなければならない事項がたくさんあります。


また、店舗づくりにおいては、工事現場の環境を考慮した場合、安全面も特に注意すべき事項です。



さて、問題の解答(最も不適当なもの)は、2.となります。その他、1.3.4.は、文章のとおりです。


PL法(製造物責任法)という法律によると、これは名称のように、製造を行ったものにも責任がありますよ。という内容です。


よって、選択肢2.の文章中の・・・被害者は販売店に対して・・・という部分が、「販売店」ではなく「製造業者」が正解となります。


華やかな仕事(デザインやCAD)だけが商業施設づくりではありません。この問題のように、時には環境について、時には安全について、それぞれ幅広い知識をもったうえで、よい店・いい街を作ってゆくことが、よりよい社会とくらしの基盤となることでしょう。



( 第1問はコチラ → http://ameblo.jp/jtocs/entry-11003150251.html
( 第2問はコチラ → http://ameblo.jp/jtocs/entry-11004207542.html
( 第3問はコチラ → http://ameblo.jp/jtocs/entry-11008464526.html






今日は定例の機関誌「商業施設」の編集委員会。

いつものことながら、委員の皆さん出席ありがとうございます。
そして取材や原稿執筆などご苦労さまです。

今日の会議に関連して出てきた話しより・・・。

(社)商業施設連合会 事務局ブログ-110907_1724181.jpg
只今、「鰻の博覧会」が開催されているようです。

鰻で博覧会???
興味深い?内容です!





床屋、散髪屋、理髪店・・・


いろいろと呼び名はありますが、いわゆる、男性客が多く、髪を切ってもらえる場所。



(社)商業施設連合会 事務局ブログ





法律上(理容師法)では「理容所」と呼ばれています。




この「理容所」も商業施設の一種です。


(笑い話ですが)多くの商業施設(店舗)は、何かを持って(買って)帰るのに、この理容所は、自分のもの(髪の毛)を置いていくのにお金も払っていく店舗です。


そのようなことから、「物品販売施設」・「飲食サービス施設」のように〔モノを買う店舗〕・〔飲んだり食べたりする店舗〕に含まれない「各種サービス施設」の分野に属しています。




ちなみに、各種サービス施設には、理容サービス業施設のほか、「美容サービス業施設」「クリーニングサービス業施設」などもあります。




さて「理容所」の店舗づくりですが、いくつか法律や条例によって定め(規制)られています。




例えば、「床及び腰板にはコンクリート、タイル、リノリューム又は板等不浸透性材料を使用すること。」「洗場は、流水装置とすること。」「採光及び照明・理容師が理容のための直接の作業を行う場合の作業面の照度を100ルクス以上とすること。」「換気・理容所内の空気1リットル中の炭酸ガスの量を5立方センチメートル以下に保つこと。」等々・・・理容師法施行規則より。




また、作業室の床面積と理容いすの台数の関係などの定め。(こちらの定めは都道府県で異なります。/○○県理容師法施行条例を参考に)




衛生や安全にも配慮し、各種定めに準じた店舗づくりが大切です。