本年度の資格試験より。第5問目。
〔問題〕 次の文章の { } に該当する語句のうち、最も適当なものはどれか。
『2006年に行われた「まちづくり三法」の見直しは、少子高齢化、インフラ維持コストの負担増等を背景に、市街地の拡散抑制、まち機能の中心市街地への集中により、中心市街地の賑わいを回復する { } を念頭においたものである。』
1.コンパクトシティ
2.インナーシティ
3.エコロジータウン
4.くらしの広場
中心市街地のまちづくりに関する問題。
まず、正答でないものからの説明。
選択肢2.の、インナーシティとは、日本ではあまり馴染みのない語句といえるかもしれません。
ひと言でいえば、商業と住宅と工場が混在する町。というような表現になろうかと思います。計画されたまちづくりではなく、自然発生のようなまちという印象です。(さまざまな論説があり、一概にはこうと言い切れませんが・・・。)
選択肢3.の、エコロジータウンという名称での、国や自治体としての施策はほとんどありません。(一部の地方自治体で、「ふるさと応援寄付金」に関連して使用されている例がありますが・・・。)
似たような言葉として「エコタウン」という語句はあります。環境省や経済産業省関連の施策で、環境や産業廃棄物に関連した内容です。
選択肢4.の、くらしの広場は、ひと言では言い表わせない、いろいろな使われ方やとらえ方が考えられると思います。このような設問ではちょっとまぎらわしい(引っかかり易い)語句かも知れません。
よって、最も適当(文中に入る語句)は、選択肢1.のコンパクトシティとなります。
ポイントは、文中にでてくる「まちづくり三法」「高齢化」「インフラ維持コストの負担」「市街地の拡散抑制」「まち機能の集中」というキーワードによって、『コンパクトシティ』という語句を導き出せるかが、正解へのポイントでしょう。
それから、文中の「まちづくり三法」について。これは、その名のとおり、まちづくりに関連した三つの法律です。みせづくり・まちづくりをおこなう人であれば、法律の名称くらいは覚えておきたいところです。
「大規模小売店舗立地法(大店立地法)」
「中心市街地活性化法」
「改正都市計画法」
以上の三つの法律を、「まちづくり三法」と言っています。




















