社会福祉法人トット基金では、今年度、
ろう者の芸術活動を推進する事業の一環として、
芸術関係の分野で活躍する専門家を招いてワークショップを開催しております。
第1回、第2回は、クローズドの形で、美術に関わる方を中心に行いました。
第3回は公開として幅広く参加者を募集します。
展示企画に関心のある方は、奮ってご参加ください。
東京藝術大学准教授荒木夏実氏をお迎えし、美術展におけるキュレーションの仕事について、また芸術と社会の関わりについて荒木氏が企画した展覧会の事例をあげながらトークとディスカッションを行います。
また舞台、映画、演劇など、ろう者の芸術活動について各団体の代表者が紹介します。
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興味がある方は下記までお申し込みください。またこの企画に興味がありそうな方々がいらっしゃいましたら情報提供をお願いできますと幸いです。
なお定員がございますので、定員に達し次第締め切らせていただく場合もございます。
参加をご希望される方は下記リンクよりお申し込みください。
https://goo.gl/forms/Aqhj116ePHXnzTbh1
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プログラム:
2018年10月8日(月・祝)
受付 8:30より
9:00-12:00 Part 1 荒木夏実(東京藝術大学准教授)
「キュレーションについて」
イギリスで学んだミュージアム・スタディーズについて触れ、美術館、展覧会、キュレーションの意味について説明する。
「ゴー・ビトゥイーンズ展」 をめぐって
子どもを「ゴー・ビトゥイーン(境界を行き来する人)」と捉え、移民、戦争、国際養子縁組などの社会問題を子どもを通して考察した展覧会を紹介する。
12:45-14:30 Part 2
雫境・神津裕幸 活動紹介(舞踏・美術・映像制作)
雫境・牧原依里 「LISTEN リッスン」制作について
牧原依里 活動紹介(東京ろう映画祭・映画配給・異言語Lab.)
江副悟史 活動紹介(日本ろう者劇団)
廣川麻子 活動紹介 (TA-net)
14:45-17:45 Part 3 荒木夏実 (東京藝術大学准教授)
「ディン・Q・レ展」をめぐって
ベトナム戦争後の混乱するインドシナから難民としてアメリカへ渡ったディン・Q・レの人生と作品を紹介し、アイデンティティと歴史の意味について考える
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※恐縮ですが会場の都合がございますため、
全プログラム終了後は速やかにご退出いただくようご協力いただけますと幸いです。
※全てのPartに手話通訳がつきます。
※UDトークによる文字支援がつきます。ご持参のスマホに配信しますので、UDトークアプリを事前にダウンロードお願いします。
会場:トット文化館の2階(上履きご持参ください)
東京都品川区西品川2-2-16
JR山手線・大崎駅 南改札口を出て右側「新西口」から徒歩8分
東急大井町線 下神明駅からも徒歩10分
主催:社会福祉法人トット基金
委託:文化庁戦略的芸術文化創造推進事業