30年近くのキャリアを持つ小泉文子講師による手話狂言。
2時間で狂言を体験してもらおう、という欲張りな企画にも関わらず
11名の参加者が集まってくれました。
全員、手話狂言をご覧になったことがあるそうで有難うございます。。と感謝しつつ開始。
1.礼に始まり礼に終わる。
座り方、礼の仕方、扇の出し入れ、立ち座りの一連の動作、構え。
綺麗な座り方、立ち方って難しい。。
2.運び、というのは歩き方のこと。
まっすぐ歩いたり、角度を付けて歩いたり。。
3.型。。。決まれば綺麗な身体に。笑。
基本中の基本の型。
太郎冠者が主人から命令されて「ハイ」と返事をする時の型。
「かしこまってござる」と言いながら。
「さらば」「安心した」という表現も習いました。
4.道行き。みちゆき。
これも狂言の基本の基本。
登場し、「名乗り座」で自分の説明をして、舞台をぐるっと歩き、あるところへ到着。
この一連の動きを。
その前に、定番のセリフを練習。
「このあたりの者でござる。今すぐ参ろう」というセリフを皆で。
手話狂言のセリフは定番になっているものは表現も固まっています。
一つ一つは簡単なんですが奥が深い。。。
雰囲気が出るように、舞台の形をテープで仕切りました。
最後に、主人と太郎冠者の会話。
主人が太郎冠者を呼び出す一連の動き。
これも狂言の定番ですね。
こうして狂言を2時間たっぷり体験していただきました。
難しい中にも面白さを知っていただければ幸いです。







