ねる「お疲れ様です。」



スタッフ「お、来たか。来たところ悪いんだけど、撮影延期になった。」



ねる「え?そんな……」



スタッフ「すまんな…。あつしくんもごめんな。」



あつし「まぁ仕方ないですよ。それより修理のパソコンどれですか?」



スタッフ「え?」



あつし「あっ、パソコン修理にお伺いしました。」



スタッフ「あつしくんはその仕事もしてたのか。実は……」



あつし「ん?」



スタッフ「全部で10台あるんだよ。」



あつし「え?あっ、今見たら…10台だショック!



スタッフ「本当に申し訳ないショック!



あつし「まぁ仕事なんで、ただ部品がまだ来てませんよね?」



スタッフ「まだだね。」



あつし「じゃあとりあえず出来るところまでやりますね。」



スタッフ「お願いします。」



ねる「あつしさん。作業してるの見てていいですか?」



あつし「ぜんぜん構いませんよニコニコ



そしてあつしは作業開始して、しばらくしてから部品が届いた。



ねる「…………」



ねるは黙って見ていた。


あつし「そういえばねるさんって、小さい時、長崎の島にいたんですよね?」


ねる「はい。いましたよニコニコ



あつし「実は…俺もその島出身なんですよニコニコ



ねる「そうだったんですか?」



あつし「はい。あとだいすけもね。」



ねる「そっかぁ。………あつしさんは、今恋人いるんですか?」



あつし「え……」



ねる「あっ、ごめんなさい。」



あつし「いませんよ。」



そう言ったあつしは悲しそうな表情になった。



あつし「スタッフさん。一応修理完了したやつを随時確認してもらっていいですか?」



スタッフ「うん。確認してみるよ。」



そうこうしてる間に時間は過ぎていき、3時間後修理は完全に終わった。



あつし「あぁ~終わった。」



スタッフ「お疲れさんニコニコ


あつし「さすがに10台はきついです。」



スタッフ「あつしくんで助かったよニコニコ



あつし「じゃあこれで帰りますニコニコ



スタッフ「うん。ねるちゃんもごめんな。」



ねる「気にしないでくださいニコニコ



あつしとねるは事務所を後にした。



そして車で走ってるとき、2人は黙っていた。



あつし「…………本当は彼女作りたいですよ。」



ねる「え?」



あつし「でも……前みたいに辛い思いをしたくないから、作りたいないんですしょぼん



ねる「…………何があったのか聞いてもいいですか?」



あつし「俺高校の時、中学の後輩と恋人同士だった。でも彼女は……突然姿を消した。」



ねる「え……」



あつし「俺がいけなかった。俺とその彼女の友達と仲良しで……彼女は誤解してしまった。」



ねる「そんなことが…」



あつし「それから高校の後輩とも恋人同士になったが、今度はその子はいじめられて、あげくの果てには自殺まで図ったしょぼん



ねる「…………」



あつし「それから俺は誰とも付き合わなくなった。たぶん今でも中学の後輩の彼女だった子は俺のこと憎んでると思う。」



あつしとねるはいつの間にか家についていた。



ねる「その子とは連絡も取ってないんですね。」



あつし「うん……いまさら聞けないもん。だって彼女は……」



??「恨んでなんかないよニコニコ



あつし「ゆうちゃん!?



そこに与田祐希がいた。



ねる「え?中学の後輩ってよだちゃんなの?」



ゆうき「うん……。」





つづく。
上司「じゃあ品川駅前の広場でいいんだな?」



あつし「はい。お願いします。」



あつしは電話を終えた。


ねる「大丈夫なんですか?」



あつし「大丈夫ですよ。実は撮影をする前に事務所で打合せするみたいですから。ちょうどその事務所からの依頼みたいですし。」



ねる「??一体何の仕事ですか?」



あつし「あっ、内容は主にパソコンなどの修理をしてるんです。」



ねる「なるほど。」



その頃みおなたちは買い出しに向かっていた。



ゆうき「だいすけさん。あつしさんってどういう人なんですか?」



だいすけ「そうだな~。正義感が強くて、まがったことが大嫌いで、誰にでも優しいヤツかな。特にあつしが好きな女性に対しては、とにかく優しい。ただ……」



みおな「??ただ…?」



だいすけ「その好きになった女性に何かあれば、自分のせいだと思い込み、自分を追い込む。さらに傷つけられたりしたら………」



2人「なんですか?」



だいすけ「なに降り構わず、傷つけたヤツをとことん追いこんで、絶対に許さないタイプ。それが原因で慕っていた後輩たちも離れた。それからあいつは人見知りになった……。本当は…あつしのいうとおり、メンバーに関しては俺が仕組んだ!?



みおな「え?」



ゆうき「どうして?」



だいすけ「あいつ今は恋愛からも逃げてる。俺はあいつが幸せになってほしい。だから……あいつが好きな人を集めた。」



ゆうき「このこと知ってるのは私たちだけ?」



だいすけ「一応他の3人にも伝えてる。」



みおな「そうなんですか……分かりました。協力しますよニコニコ



だいすけ「いや~協力とかじゃなくて普通に過ごしてくれればいいから。」



みおな「はい。」



ゆうき「…………。」



みおな「よだちゃんどうしたの?黙りこんで。」



ゆうき「え?なんでもない。」



みおな「そう…。」



一方あつしたちは品川駅前の広場に着いた。



上司「あつしすまないな。」



あつし「いいですよ。ちょうど目的の場所が一緒でしたから。」



上司「そうなの?」



あつし「はい。……ところで、だいすけが考えたことに、あなたも関与してるんですよね?」



上司「え?何のこと?」



あつし「とぼけなくていいですよ。俺のために考えてくれたことなんでしょ?」



上司「………やっぱり気づいたか。やっぱり嫌か?恋愛も女性と話すことも…。」



あつし「…………正直苦手です。でも分かってます。いつまでも過去を引きずってはいけないことを。」



上司「まぁ無理せず、がんばれニコニコ



あつし「はいニコニコ



その後あつしとねるは欅坂46の事務所に着いた。





つづく。
あつし「あっ、お疲れ様です。何か用ですか?」



上司「悪いけど、明日は休んでくれないかな?」



あつし「え?またなぜ?」


上司「相手が都合悪くなって件数が激減したんだよ。」



あつし「ありゃ……まぁ分かりました。あっ、じゃあもし…れいの仕事が入ったらそっちを動いていいですね?」



上司「そういや~もう1つやってたね。それはぜんぜん構わないよニコニコ



あつし「ありがとうございます。」



電話を終えて部屋に戻ったら……



だいすけ「また携帯鳴ってたぞニコニコ



あつし「え?どっち?」



ねる「私たちの曲だったニコニコ



あつし「やばっ!?それは……ちょっと俺、出てきますんで、夕飯の買い出しお願いします!?



あつしはそう言って出掛けた。



だいすけ「なんだ?あの慌てようは!?



みんな「さぁ~ショック!



その頃あつしは……



あつし「え~っと…」



メールを確認していた。



あつし「ん?マジか!?



家の方では……



だいすけ「じゃあ、俺が運転して、よだちゃん、みおなさん、ねるさん買い出しに行きますか!?



その時!?



バタン!?



だいすけ「なんだ?今の音。」



あつし「ねるさん!?今すぐ、仕事の準備してください!?



みんな「え?」



あつし「どうも連絡ミスで、急遽撮影らしいです!?



だいすけ「ちょっと待って!?なんであつしのところに?」



あつし「それは俺が副業してて、48グループ、46グループのスタッフだからです!?



みんな「え~!?



あつし「ってか驚いてる暇はないです!?あと1時間以内に到着しないといけないんで!?



ねる「え?分かりました!?



あつし「あっ、車1台使いますね!?



だいすけ「わかった!?



そしてあつしとねるは準備して出ていった。



さくら「まさか…私たちのスタッフ?」



だいすけ「そうなりますね~ショック!



ななせ「あっ、私もそろそろ行ってきますニコニコ



さくら「あっ、私もニコニコ



みおな「行ってらっしゃいニコニコ



だいすけ「じゃあ買い出しに行こうかニコニコ



2人「はいニコニコ



その頃あつしとねるは、撮影現場に向かっていた。



ねる「でもどうしてあつしさんが?」



あつし「いや~僕の知り合いがスタッフしてて、人手不足だから手伝ってほしいみたいで、それでバイトで入ったら、正式なスタッフでやってくれということになり、これが初めての仕事です。」



ねる「そうなんですか。」



その時!?AKB48のメロディーが流れた。



あつし「また上司か…。はい。お疲れ様です。どうしました?」



上司「悪いけど、今から仕事出て!?



あつし「え?今日日曜ですよ?会社が休みですよね?」



上司「それが依頼してきたのは芸能の会社なんだ!?



あつし「マジっすか!?今、俺副業で動いてるんですよ!?



上司「道具とかは?」



あつし「会社ですね。」



上司「どうするかな~ショック!依頼があったのは欅坂46の事務所なんだけどね~!?



あつし「え……じゃあ今から品川駅前まで持って来てくれないですか?」



上司「え…大丈夫なの?」


あつし「大丈夫です!?





つづく。