あつし「何を知ったの?」


みおな「みんながあっくんと繋がってるってこと。」



さくら「最初はみんなそれぞれにだいすけからこの番組企画を聞いた。その時にあつしにも出演してもらいたいことも聞いた。」



あつし「…………じゃああの時だいすけが言ったのは…」



だいすけ「さくらたちのことを意味して言った。」



みおな「それから他の人たちのことも聞いて、私たち全員があっくんと一緒に生活したいと思った。」



あつし「…………」



ななせ「だからあつしには出ていってほしくない!?



さくら「そして新たになこちゃんもここで生活するの!?



あつし「え?」



さくら「そうじゃなかったら連れてこないよ!?



ゆうき「私たち全員があっくんと一緒にいたいから集まった。そしてあっくんのこととかもちゃんと聞いた。それでも一緒にいたいの!?



あつし「でも……」



だいすけ「いいじゃん。ねるちゃんが本命でも!?みんなが一緒にいたいんだから!?他に出ていく理由あるのかよ!?



あつし「………ちょっと考えさせてくれ。」



そう言ってあつしは自分の部屋に籠った。



みおな「………私たちのわがまま強すぎたかな?」



ねる「それは違うと思う。」



みんな「え?」



ねる「だいすけさん!?あっくんの彼女は本当にこれだけですか?」



だいすけ「そうだけど?」


みおな「ねるちゃんどうしたの?」



ねる「なんか…違うと思う。まだ誰かいるんじゃないのかな?」



だいすけ「………いや、まさかな。」



さくら「なんか心当たりでもあるの?」



だいすけ「実は…最後がさくらだったけど、そのあとに1人だけあつしが好きになった後輩がいた。」


みんな「え?」



だいすけ「ただ、その子とは恋人同士にはならず友達だった。だけど、その子は……自殺したしょぼん



みおな「うそ……」



だいすけ「もしかしたらそれが最大の原因かな。確かに人見知りってなわけないんだよ。男性とならめちゃくちゃ話す。ただ女性だとあまり話さない。でもその子が自殺するまでは女性とも結構話してた。」



ねる「そうだったんだ……しょぼん



さくら「もしかしてあつしはこのまま私たちといると、自殺した後輩のようになるんじゃないかって思ってるのかな?」



なこ「もしかしてあっくんはただ誰が好きなのか?迷ってるだけってのはないのかな?」



だいすけ「どうだろう。それもあり得ないとは言えないね。」



その時!?バタン!?



だいすけ「あつし!?



あつしは無言のまま、キッチンに行って夕飯の準備をし始めた。



だいすけ「あつしお前…」



あつし「…………ねるちゃん、さくら手伝ってくれる?」



さくら「うん…」



ねる「いいよニコニコ



あつし「………だいすけ。誰が住むかとか要望があれば叶えてくれるんだよな?」



だいすけ「あぁ。」



あつし「だったら……この人たちも呼んでよニコニコ



だいすけ「え?こんなに?」



あつし「無理ならいい。その代わり、俺はこの企画からおりる。」





つづく。
ねる「ちゃんと私も覚えてるよ。」



あつし「ねるちゃん……」


さくら「え?ねるちゃんとあっくんも知り合い?」



あつし「うん。」



ねる「そうだよ。って言っても私は最初あのあっくんだとは思ってなかった。」



あつし「俺は最初から分かってた。」



みおな「じゃあねるちゃんはいつ気づいたの?」



ねる「あっくんが同じ出身だと言った時。それからさっきのあっくんが言ったことで確信したの!?



みおな「じゃあ今、私たちはここに集まる以前から知ってたことじゃん!?



だいすけ「そうなるなぁ~1人を除いては。」



ゆうき「あっ…ななせさんがまだいる!?



だいすけ「あぁ。だけど、あつしのことだから……」


ななせ「あつしが人見知りになって女性を信じられなくなった最大の原因は私なの!?



だいすけ「ななせさん!?いつの間に?」



ななせ「さっきから。あつしとは私が高校の時に知り合った。最初は近所であつしに勉強とか教えてたの!?それからお互いに好きになった。」



みんな「……………」



ななせ「それで恋人同士になったけど、私はあつしを裏切ったしょぼんあつしの大親友だった人と二股したの!?



だいすけ「そんな……それって俺も悪かったってことじゃないか!?



みんな「え……!?



みおな「ちょっと待って!?まさか……」



ななせ「うん。だいすけなの!?



あつし「……………」



だいすけ「俺は……あつしを傷つけていたのかしょぼん



あつし「今まで知らなかったんだろ?」



だいすけ「うん。あつしは知ってたのか?」



あつし「知ってたよ。それに…ななせのあとがみおなやさくらだから、ななせが最大の原因とまでは言えないよ。」



ななせ「でも私が裏切ったんだよしょぼん



あつし「確かに…ななせに裏切られたしょぼん



みおな「あっくん……」



あつし「裏切られたけど……それは俺にも責任はあった!?



ななせ「どういうこと?」


あつし「本当のこと言うよ。俺は…人見知りでも恋愛が苦手でもない。まぁ…恋愛は得意でもないけど。みおな、さくらとか、ななせやゆうちゃん、なこちゃんとも付き合ってた。でも……それぞれ好きだったのは間違いないけど…ってか好きだけど、俺の中では、ただ1人だけだった。」



だいすけ「それって……」



あつし「そう!?ねるちゃんだけだった!?



ねる「え?」



みんな「……………」



あつし「だから……みんながそれぞれ自分のせいって思ってるだろうけど、それは大間違い!?だって一番悪いのは…みんなの気持ちを知ってたにも関わらず、ずっと自分の気持ちを言わず、黙ってた俺なんだからしょぼん



みんな「……………」



あつし「………だから俺は……」



さくら「ダメだよ!?出ていくなんて言っちゃダメ!?



あつし「え……?」



ゆうき「あっくんが出ていくことは私たち全員が許さない!?



あつし「だけど……」



みおな「最近になって知ったんだよ。」



あつし「え?何を?」





つづく
だいすけ「まさかあつしとよだちゃんが知り合いだったのか?」


ゆうき「うん。だからあっくんが人見知りになったのは私のせいでもあるの!?



あつし「それは違う!?



ゆうき「え…?」



あつし「…………ゆうちゃんは悪くないよ。だって悪かったのは俺だもん。ゆうちゃんと付き合ってたのに……ゆうちゃんの友達と結構仲良かったから、ゆうちゃんが勘違いしてもおかしくなかったし………実際、その時は二股だったんだ!?



みんな「え……」



あつし「だから……」



ゆうき「知ってたよ。あっくんがあの子と付き合ってたことも……それでも良かった!?



あつし「じゃあ…どうして?どうして俺の前から……」



ゆうき「その時はアイドルになりたいっていう夢があって叶えようとしてたから……しょぼん



あつし「え……じゃあ…俺のこと嫌いなったからじゃないの?」



ゆうき「嫌いにならないし、なれないよ!?だってあっくんが本当に好きだからしょぼん



あつし「ゆうちゃん……」



だいすけ「まぁ…今度はみおなの番だな。」



ねる「どういうことです?」



あつし「ねるちゃんごめん。自殺まで図った子とは別に付き合ってた人がもう1人。だけど、その子も突然俺の前からいなくなったしょぼん



みおな「そう。それが私しょぼん



あつし「でもゆうちゃんのこと聞いてみおなの気持ちも分かった気がする。一緒の理由だろ?」



みおな「うん。本当にごめんしょぼん



その時!?



さくら「ただいま~!?あの、友達連れて来ちゃったけど、いいかな?」



さくらは友達と一緒に入ってきた。



あつし「………なこちゃん!?



ゆうき「なこ!?



なこ「あつしさん!?ゆうちゃんも!?



さくら「え?知り合い?」


ねる「もしかしてさっき言ってたもう1人の友達って……」



あつし「うん。なこちゃんのこと。」



さくら「何なの?」



ねる「今、あつしさんの過去の恋愛について話してたんです。ゆうちゃんとなこちゃんと同時に付き合ってたこと。みおなさんと付き合ってたことも。」



さくら「そうなの?」



その時!?あつしはなんとさくらに土下座した。



あつし「さくら!?あの時…本当にごめんなさいしょぼん



ねる「あつしさん?」



さくら「………なんで謝るの?」



あつし「だってさくらがいじめられて、俺はそれを助けようともしなかった。完全に逃げてたしょぼんだから……」



さくら「あの時助けてもらいたくなかった。」



あつし「え?」



さくら「だって助けてくれてたら、あっくんが標的にされてた。私はそれが嫌だった!?



あつし「だけど……」



さくら「確かに自殺図ったのは私も今ではまずかったと思ってる。あの時はありがとう!?だいすけニコニコ



だいすけ「いや。それよりあつし!?お前は今でも好きなのか?さくらのこと、みおなこと!?



あつし「さくらも、みおなも、なこちゃん、ゆうちゃんも好きだよ!?でも……」



だいすけ「でも?」



あつし「俺ははっきり覚えてるんだけど、幼稚園児のころ、ある子と本当に仲が良くて、大人になったら結婚しようって……!?



みんな「え?」



だいすけ「あつしが幼稚園児のころに?」



あつし「うん。それは………」





つづく。