あつしたちは店に着いた。



あつし「ごめん。ねるちゃん連れてくるの遅くなってショック!



ねる「大丈夫だよ。ゆいぽん大丈夫だった?ってかみおなさんも一緒に?」



あつし「簡単に言うと迎えに行ったら、案の定絡まれてて、助けて向かっていたら、みおなも絡まれていた!?



ねる「なるほど。ってかえ?2人知り合い?」



みおな「うん。中学生のときね。」



ねる「そっかぁ。とりあえず…ゆいぽんこれからどこ行く?」



こばゆい「………ごめんねる。私その前に…あつしさんとみおなさんの間で何があったのかちゃんと知りたい。」



あつし「………うん。さっき言ったよね?同じ過ちを侵したくないって思ったから助けたと。」



こばゆい「はい。」



あつし「本当に同じことがあった。でもあの時は…俺は…臆病者だった。」



みおな「……………」



あつし「だから、実際みおなが絡まれていたのに、見てみぬふりして逃げたんだしょぼん



みんな「…………」



あつし「後に、みおなは怪我したと聞いて…それから学校へも来なくなり、数日後に転校したと知ったしょぼん俺のせいで……」



みおな「それなんだけど…あつしは勘違いしてる。」



あつし「え?」



みおな「確かにあの時怪我したけど、大した怪我じゃなかった。あと転校するってことはあの事件の前には……決まってた。」



あつし「そうなの?」



みおな「うん。だから私はあつしが……助けてくれなくて良かったって思ったの。あつしが傷ついたら、私が転校出来なかったしょぼん



あつし「みおな……しょぼん



店長「じゃあみおなちゃんはなぜ転校を?」



みおな「アイドルという夢を叶えたかったですしょぼんでもそれをあつしに言ったら、たぶん悲しんで離れられなくなると思ったから、言えなかったのしょぼん



あつし「そうだったんだ…しょぼんでもどうして?どうして俺をずっと探してたの?」



みおな「謝りたかったし、これからずっと一緒に居たいしょぼん



あつし「え?でもアイドルは?」



みおな「もう卒業してるよ。だから……」



あつし「………ごめん。」


みおな「え?」



あつし「そりゃあずっと一緒に居れるのは嬉しい。でも…みおなのことも大好きだけど…あと1人いるんだしょぼん



こばゆい「それって…ねるちゃん?」



ねる「え?」




あつし「うーん。確かにねるちゃんもみおなのことも大好き。だけどねるちゃんじゃない。」



みおな「誰なの?」



あつし「中学生のとき俺をたすけてくれた人。」



みんな「え?」



あつし「みおなが姿を消してから……俺は…責任感から逃れたくて、自殺しようとした。」



みんな「…………」



あつし「その時!?1人の女性が助けてくれたしょぼんそれからもその人の笑顔で救われたんだしょぼん



店長「その人とは会えないのか?」



あつし「難しいですねしょぼんまぁアイドルをしてますけど…」



店長「それ会える可能性があるじゃん。ここは48グループ、坂道グループメンバーがよく来る店なんだよ!?



あつし「無理ですよ!?確かに48グループですけど、今活動休止して韓国にいますから!?






つづく。
店へ移動中にこばゆいが話しかけてきた。



こばゆい「でもどうしてねるちゃんが?それよりねるちゃんと知り合いなんですか?」



あつし「えぇ。ねるちゃんとは小学1年の2ヶ月間だけ一緒にいたんです。だから友達ですね。」



こばゆい「そうなんですか。」



あつし「はい。まぁそれで少し前に、ゆいさんと同じことが起きてて、助けたんです。まぁ…最初助けるときはねるちゃんって気づかなかったけど。」



こばゆい「そうだったんだ~ショック!それにしても本当に助かりました。」



あつし「いえいえ……。ただ…同じ過ちを侵したくなかったからです。」



こばゆい「同じ過ち?」



あつし「そうです。あの時ちゃんと助けていれば……あの人は…俺の前から居なくならないで済んだのにしょぼん



こばゆい「………何があったのかは聞かない方がいいですよねしょぼん



あつし「自分が中学生のとき、好きな女子がいたんです。」



こばゆい「付き合ってなかったんですか?」



あつし「付き合っていませんでした。でも同じ部活で仲も良かった。それなのに……」



その時!?



女性「きゃ~!?離して~!?



男性「おら、来いよ~!?



こばゆい「え?連れ去り?」



あつし「ゆいさんは物陰にいてください!?



そう言ってあつしは駆け出した。



男性「なぁ~いいだろ?」



女性「誰か~!?助けて~しょぼん



あつし「とりゃー!?



あつしは3人組の男性の1人に後ろから飛び蹴りを入れた。



男性A「うわぁ!?



男性B「なんだてめ~!?


あつし「嫌がってるじゃないか!?



男性C「てめーに関係ないだろ!?



あつし「関係あるよ!?



女性「もしかして……」



あつし「俺の彼女に手出すんじゃねーよ!?



女性「…………」



物陰から見てたこばゆいも驚いていた!?



男性A「てめ~………まぁいいや。おい行こうぜ。」



男性3人は立ち去った。



あつし「大丈夫…ですか?」



女性「はい…あの、もしかしてだけど……」



あつし「………ずっと会いたくて謝りたかったしょぼん本当にごめんしょぼんみおな。」



みおな「やっぱりあっくんなんだね?」



あつし「………うん。」



こばゆい「大丈夫ですか?ってみおなさん!?



みおな「あっ、ゆいちゃん!?なんで?」



こばゆい「みおなさんこそ!?ってかあれ?あつしさん泣いてる?」



あつし「泣いてないよ……」



こばゆい「あの、もしかしてさっき話してた友達って……」



あつし「うんしょぼんみおな。」



みおな「ってか2人が一緒なの?」



こばゆい「あっ、私ねるちゃんと約束してて、待っていたら男性に絡まれて助けてもらったの。みおなさんは?」



みおな「………私はあっくんをずっと探してて、行きつけの喫茶店の店長から…私が探してる人じゃないかと聞いたから、確かめに行くところだったの。」



こばゆい「そうなんですか~。」



あつし「みおな。俺をずっと探してたの?」



みおな「探してたよ!!だって…ちゃんと謝りたかったから。」



あつし「え?あっ、とりあえず店に行こうか。ねるちゃん待たせてるし。」






つづく。
店長「ヒーローってなんだ?」



ねる「小学1年の春にあっくんと知り合ったんですけど、私…いじめられてたんです。」



あつし「…………」



ねる「その時あっくんが助けてくれたんです。いじめてた子と喧嘩して、その子を怪我させて、あっくんはこっぴどく、先生からも親からも怒られたんですけど、私にとっては本当にヒーローだと思ったんです。」



あつし「もういいよ。昔話は。」



ねる「本当に感謝してるし、また助けてもらって本当にありがとうしょぼん



あつし「助けるのは当たり前だよニコニコ



ねる「え?」



あつし「あの時言えなかったけど、好きな人がいじめられてたら、助けるに決まってるじゃん!?



ねる「あっくん……」



その時!?



カラン。



店長「いらっしゃい…ってまた久々だねニコニコ



ゆりな「おひさしぶりですニコニコ



ねる「あっ、ゆりなニコニコ



ゆりな「あっ、ねる!?ここにいたの?ゆいぽんが探してたよ!!



ねる「あっ、そうだった。約束してたんだ。」



あつし「あっ、じゃあもしかして待ち合わせであそこに?」



ねる「うん。でも…あそこはちょっと嫌だなしょぼん



ゆりな「だったらゆいぽんに来てもらえば?ってかねるちゃんのお知り合い?」



ねる「あっ、同級生なの。」



ゆりな「そうなんだ。私は……」



あつし「平手さんですよね?」



ゆりな「え?私の知ってるんですか?」



あつし「そりゃあ知ってますよニコニコファンですからニコニコ


店長「あぁ…だからかぁ。あの時驚いてたのは。」



あつし「その通りです。それでそのゆいぽんは小林由依さんですよね?」



ねる「うん。でもここ来たことあるのかな?」



店長「俺の記憶が正しければ来たことないかも。」



あつし「だったら俺が迎えに行ってきますよニコニコ



2人「え?」



あつし「だって、あそこは不良も多いし…また同じことが起きてるかもしれないし。」



店長「そうだね。行ってきていいよニコニコ



ねる「じゃあ、お願いしますニコニコ



あつし「うん。」



そしてあつしが駅前に行くと、やっぱり絡まれていた。



こばゆい「嫌ですよ。」



男性「いいじゃんか!?暇だろ?」



こばゆい「待ち合わせしてるんです。」



男性「でもまだ来ないって言ってたじゃないか!!



あつし「ごめん。待った?」



こばゆい「え?」



あつしは小声で俺の話に合わせてと伝えた。



こばゆい「本当遅いよ!?



あつし「ごめんしょぼんそれで何かあったの?」



男性「なんだよー。男と待ち合わせかよ。」



男性は立ち去った。



こばゆい「本当に助かりました。ありがとうございますニコニコ



あつし「いえいえ。とりあえず小林由依さんですよね?」



こばゆい「あっはい…」



あつし「ねるちゃんの依頼で迎えにきました。ねるちゃんは近くの喫茶店にいますよ。」



こばゆい「そうなんですか?」



あつし「はい。だから行きましょうかニコニコ



こばゆい「あっ、お願いしますニコニコ






つづく。