第27回 西島オニバス観察会
8月25日、日曜日。
兵庫県は、全国一のため池王国。
兵庫県は、全国一のため池王国。
明石市内にも、たくさんのため池が存在していて、
毎年、数カ所のため池でオニバスの生育が確認されている
全国でも有数のオニバス王国です。
毎年、数カ所のため池でオニバスの生育が確認されている
全国でも有数のオニバス王国です。
「オニバス」とは、
直径2メートル以上の葉をつける日本最大の水生植物で
全国でも100カ所程度の場所でしか生存が確認出来ていない
希少な植物と言われています。
直径2メートル以上の葉をつける日本最大の水生植物で
全国でも100カ所程度の場所でしか生存が確認出来ていない
希少な植物と言われています。
明石市では、
毎年、8月の最終週の日曜日に
江井島中学校コミュニティセンターにて
オニバス観察会が開催されていて、
今年も8月25日に「第27回オニバス観察会」が
開催されました。
私自身、この観察会にはよく参加しています。
(事前の申し込みや参加費は、不要。)
毎年、8月の最終週の日曜日に
江井島中学校コミュニティセンターにて
オニバス観察会が開催されていて、
今年も8月25日に「第27回オニバス観察会」が
開催されました。
私自身、この観察会にはよく参加しています。
(事前の申し込みや参加費は、不要。)
受付を済まして、
まずは、教室での講演から。
まずは、教室での講演から。
会場は、こんな感じ。
講演内容は、
大嶋講師による
「明石のため池の生きものたち」に関する講義から始まり、
次に碓井講師から「今年のオニバス」の生育状況に関する
報告がありました。
大嶋講師による
「明石のため池の生きものたち」に関する講義から始まり、
次に碓井講師から「今年のオニバス」の生育状況に関する
報告がありました。
講演の後、
通常であれば、参加者を2組に分けて
近くの西島新池で実際にオニバスを観察(観察会)するのですが
今年は、育成がほとんど確認(7月末時点)出来なかった為、
展示物を中心とした説明になりました。
(昨年の西島新池は、過去一番の群生状況だったのですが、
オニバスでは、こういう事がよくあるので不思議です。)
通常であれば、参加者を2組に分けて
近くの西島新池で実際にオニバスを観察(観察会)するのですが
今年は、育成がほとんど確認(7月末時点)出来なかった為、
展示物を中心とした説明になりました。
(昨年の西島新池は、過去一番の群生状況だったのですが、
オニバスでは、こういう事がよくあるので不思議です。)
水生植物の展示の様子(一部)。
ヒロハトリゲモ(沈水植物)
絶滅危惧Ⅱ類
絶滅危惧Ⅱ類
イヌタヌキモ(浮遊植物)
絶滅危惧Ⅱ類
絶滅危惧Ⅱ類
デンジソウ(抽水・浮葉植物)
絶滅危惧Ⅱ類
絶滅危惧Ⅱ類
ガガブタ(浮葉植物)
準絶滅危惧種
準絶滅危惧種
ヒシモドキ(浮葉植物)
絶滅危惧ⅠA類
絶滅危惧ⅠA類
生き物の展示(一部)。
貝類の展示
ミズカマキリ
イシガメ
実物オニバスの展示
オニバスの葉の日本最大の大きさは
富山県氷見市で確認された267cmが最大で、
明石では、最大210cmまで成長した記録が
あります。
見た目は外来種っぽいですが、列記とした
在来種です。
富山県氷見市で確認された267cmが最大で、
明石では、最大210cmまで成長した記録が
あります。
見た目は外来種っぽいですが、列記とした
在来種です。
オニバスの花は、
水面に咲く開放花と水中で花弁を閉じたまま受粉する閉鎖花があります。
水面に咲く開放花と水中で花弁を閉じたまま受粉する閉鎖花があります。
開放花では、ほとんど結実せずに
種子の大部分は、閉鎖花で作られます。
1つの実には、100個以上の種が、1株では
1000個以上の種が実ります。
種子の大部分は、閉鎖花で作られます。
1つの実には、100個以上の種が、1株では
1000個以上の種が実ります。
これは、閉鎖花の断面になります。
閉鎖花の中で、寒天質の仮種皮におおわれた種子が作られます。
やがて、実が熟すると果皮がくずれ仮種子に包まれた種子が
放出されます。
種子は仮種皮と種皮の間に空気を含むので、
水面を浮遊して漂い、その後
仮種皮が腐り、やぶれると水底へと沈み
その場所に定着し、発芽の時を待ちます。
種子は、休眠状態で数十年間、生存すると言われています。
その為、
オニバスは、毎年毎年、見ることが難しい植物です。
一度眠ると何年も発芽しない時もあります。
変化を与えると発芽しやすい??など発芽させるのが
難しい植物と言えます。
やがて、実が熟すると果皮がくずれ仮種子に包まれた種子が
放出されます。
種子は仮種皮と種皮の間に空気を含むので、
水面を浮遊して漂い、その後
仮種皮が腐り、やぶれると水底へと沈み
その場所に定着し、発芽の時を待ちます。
種子は、休眠状態で数十年間、生存すると言われています。
その為、
オニバスは、毎年毎年、見ることが難しい植物です。
一度眠ると何年も発芽しない時もあります。
変化を与えると発芽しやすい??など発芽させるのが
難しい植物と言えます。
観察会を終えると貰える
アイスクリーム(メロンボール)を
食べながら一息。
アイスクリーム(メロンボール)を
食べながら一息。
観察会終了後、
やはり、実際にため池に自生しているオニバスを
撮影したくて、講演でもらった資料を活用して
狐狸ヶ池へ。
やはり、実際にため池に自生しているオニバスを
撮影したくて、講演でもらった資料を活用して
狐狸ヶ池へ。
狐狸ヶ池は、考古博物館(裏手)と
播磨町営大中遺跡公園駐車場との間にあります。
播磨町営大中遺跡公園駐車場との間にあります。
資料のデータ通り、
たくさんのオニバスが群生していました。
残念ながら、開放花は見られませんでした。
残念ながら、開放花は見られませんでした。
考古博物館の展望塔から
エレベーターにのって展望台へ。
エレベーターにのって展望台へ。
展望台から狐狸ヶ池を望む。
狐狸ヶ池を後にして、
お昼は、松江海岸近くにある
「THE FANTASTIC BURGER(ザ ファンタスティックバーガー)」へ。
お昼は、松江海岸近くにある
「THE FANTASTIC BURGER(ザ ファンタスティックバーガー)」へ。
テイクアウトして、海辺で食べたかったのですが
まだまだ海水浴客が多かったので
近くの松江公園で食べる事に。
青い空の下、豪快にかぶりつくハンバーガーは
格別でした^^
まだまだ海水浴客が多かったので
近くの松江公園で食べる事に。
青い空の下、豪快にかぶりつくハンバーガーは
格別でした^^
アボカド ファンタスティック バーガー(ポテト付き)と
レモンローズマリーソーダ。
レモンローズマリーソーダ。