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兵庫県内で300年つづく銘茶を求めて・・・その後、妖怪散策を楽しむ

9月8日、日曜日。

この日は、
兵庫県内で300年つづく銘茶を求めて、
神河町へ出かけました。

その銘茶の名前は・・・・「仙霊茶(せんれいちゃ)」。
 
「仙霊茶」は、
神河町の吉冨地区で
享保元年(1715年)から栽培が始まり、
享保10年に京都にある宝鏡寺から「仙霊」とう名を賜った
由緒ある銘茶です。
 
8年前に茶農家の高齢化や後継者不足により、
廃業の危機に瀕した茶園を
現在のオーナーが継承して、今日に至っています。
5年前からは、
予約制の茶園カフェも始められました。
 
私自身、神河町へはよく来ていますが、
こんな歴史ある茶畑が、県内に存在していることを
最近まで、知りませんでした。
 
茶園カフェを利用するには、
事前予約が必要なので
電話で予約してから、神河町へ向かいました。
 
写真の製茶工場で
受付(茶園利用料500円)をしてから
冷たい煎茶と丹波黒豆肉粽(ちまき)、
日替わりケーキを注文(飲食代は、別料金)。
 
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仙霊茶の茶畑
 
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冷たい仙霊茶の煎茶は、
こんな感じの透明なボトルに
入れてくれるので、見た目も涼し気です。
 
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丹波黒豆肉粽(ちまき)と日替わりケーキ。
 
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「仙霊茶」の味は、
渋みも少なく、
スッキリとした味わいのお茶でした。
 
山あいのなだらかな斜面いっぱいに広がる
茶畑の新緑を眺めながら、ほっとした
ひと時を過ごせました。
 
お茶を楽しんだ後は、
もう一カ所、行きたいカフェがあって
福崎方面へドライブ。
 
やってきたのが、
「NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館」の1階で
土日限定でオープンしている
「妖怪ブックカフェ」。
 
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大正12年築の
旧辻川郵便局をリノベーションしたカフェで、
しばらく休業していたのですが、
今年8月に2年6か月ぶりに再オープンしたので
久しぶりに足を運んでみたくなりました。
 
ミントグリーンの木造の外壁に
赤い郵便ポストがワンポイントで映えて絵になります。
 
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建屋内は、レトロ感があって
壁には妖怪に関する本などが飾られ、
落ち着いた雰囲気が漂う
居心地がいい空間でした。
 
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ここのカフェで、注文したのは、
「旧辻川郵便局 1923」(写真右)と「カッパアイス」(写真左)。
 
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「旧辻川郵便局 1923」は、ミントシロップが鮮やかな
コーヒーのミントラテ。
ミントラテの爽やかな甘さがコーヒーの苦さに
良くあって、絶品でした。個人的におススメです。
 
「カッパアイス」は、抹茶アイスで
見た目にインパクトがあったので一緒に注文しました。
頭のお皿がキウイなのがいいですね。
 
カフェで寛いだ後は、
近くの辻川山公園とその周辺に
出没する妖怪たち(妖怪ベンチ)を中心に少し散策しました。
 
河次郎(ガジロウ)
河童の兄弟の弟。
9時から18時の毎時0分、15分、30分、45分に
水中から飛び出して来ます。
 
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河太郎(ガタロウ)
河童の兄弟の兄。
 
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公園内には、
全国妖怪造形コンテストで最優秀作品(一般の部)を
受賞した大型FRP像も展示されています。
(2014~2018年まで福崎町で開催)
 
第1回全国妖怪造形コンテスト(一般の部最優秀作品)
「天狗の森の妖翁」
 
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第2回全国妖怪造形コンテスト(一般の部最優秀作品)
「森に吹く風」
 
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第3回全国妖怪造形コンテスト(一般の部最優秀作品)
「招き鵺」
 
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第4回全国妖怪造形コンテスト(一般の部最優秀作品)
「怪しい抜け道」
 
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第5回全国妖怪造形コンテスト(一般の部最優秀作品)
「輪廻の森」
 
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妖怪小屋の逆さ天狗
手には、もちむぎどら焼きを持っていて
9時05分から17時05分の
毎時5分、20分、35分、50分に小屋から出没します。
 
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妖怪ベンチ「油すまし」
 
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妖怪ベンチ「座敷童子」
 
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辻川観光交流センターへ移動。
 
銀の馬車道キャラクター「ハヤブ」と河童兄弟
 
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御者台に乗って、記念撮影が出来ます。
 
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妖怪ベンチ「河童」
 
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妖怪ベンチ「喰わず女房」
 
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「喰わず女房」を裏から見てみると・・・。
 
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ここからもう少しだけ
ウォーキングしながら散策を続けました。
 
妖怪ベンチ「海ぼうず」
 
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妖怪ベンチ「子啼爺」
 
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妖怪ベンチ「すねこすり」
 
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妖怪ベンチ「砂かけ婆」
一番最近に設置されたベンチです。
 
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妖怪ベンチは、今年の8月時点で
22基設置されているので、
今回、時間の都合で
全部見て回れませんでしたが、
また別の機会にジックリと巡りたいと思ってます。
 
散策を終えて
もちむぎの館まで戻って来て、
カッパサイダーを購入。
小休憩してから、福崎町を後にしました。
 
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