今日は休みで久し振りに「がまかつ ハイ カーボンロッド」修理専門で常連のみを相手にひっそりと店を開けているオッちゃんに会いに片道3時間半かけて顔を見に行って来ました。
裏口から店に入ったら島根から来たお客さん3人がオッちゃんと楽しそうに会話してました(^^)
わざわざ島根から来られた3人にご挨拶をして、昔のがま磯を見ていたら「お得意様が使わないからと置いて行った竿要らないか?珍しく綺麗だぞ」とオッちゃんに言われ、裏から竿を持って来た。(もう要らないし・・・(笑))
ニット袋から出してみると初代「がま磯 チヌスペシャル 53」でした。1989年・確か平成になってすぐに出たモデルで、コレのボロいの1本持っているし硬くて出番が無いので欲しくはなかった。
「穂先折って5cmぐらい短いけど純正の穂先持っているよな?」と前に純正#1を譲って貰った事を覚えている(ボケていないようで良かったです)(^^)
私「なんぼすんの?」(標準語で:いくらするんですか?)
オッちゃん:「3枚だけ頂戴(^^)」
私「3万円てが!!!!!!!!!!!」
オッちゃん「バーカ!!(笑) 3000円だよ」
要らないけど安いので「買ってしまいました」
コレです
ぜんぜんクリーニングをしていないとの事でしたが、#1~#5まで傷もほとんど無く綺麗です。自分持っているチヌスペと比較してみました。
下が今日3000円で買わされたチヌスペです。
持っていた物よりもぜんぜん綺麗です。ただ銘の部分が日焼け?退色?しているようにも見えます。
穂先#1と#1用赤のチタンガイド一式は、手持ちがあるので「急場しのぎのつなぎ修理用」に間に合せで使えると思うので外して置いて来ました。別のお客さんが折って修理依頼に来た時に間に合せで使えると思います。
オッちゃんの所にはもう初代チヌスペシャル53 純正#1 は無いはずで、最後の1本は私が譲って貰ったはずです。
チヌスペシャルⅡは 50 / 53 /63 それぞれまだ何本か残っていたので、サイズが同じなので代替で使えるはずです。
20年ぐらい前に、ヤフオク で初代 がま磯 チヌスペシャル 53 デッドストックを売った時に落札者から「合わせマークが無いのですが別の穂先が入れてあるんじゃないですか?」としつこく聞かれてイラっとしたことがあります。
初代 がま磯 チヌスペシャル の純正穂先・#1 にはガイド合わせマークはありません。あるのがおかしいです。
落札者は自分の初代チヌスペシャルの穂先にはガイド合わせマークがあると言ってましたが、それはあり得ないし、そうだとしたらチヌスペシャルⅡの穂先が入っているか同じ口径の穂先が入っていると思えます。たぶん折れた竿から寄せ集めで再生した二個イチ・三個イチ のジャンク品と思えます(笑) ヤフオクやフリマサイトでジャンクを買い漁ってパーツを入れ換えて販売している転売ヤーが多いと聞いています。各ブランクスの下に白の数字で番号が打ってありますが、過使された物なら消えてますし、番号がバラバラなら寄せ集めの組み替え品と簡単に解ります。
ガイドを外した事が無い人達は解らないと思います。
安いので買いましたが「まだそんな竿使っているんですか?今時珍しいですねー」と言われ見ず知らずの30代・40代のヘタクソなコスプレ釣り師からナメられるのはかなり快感です(笑) 下手な人達・いつまで経ってもクロダイ釣りを覚えられない人達ほど道具で他人を馬鹿にしたがるようです。私は釣場で他人からナメられるのは嫌いじゃないです。そういうコスプレ釣り師の人達に優越感を与えてあげるのも社会福祉・社会奉仕の一つだと思っています。(^^)
でもさすがに2本は要らなかったとちょっと後悔しています(笑)
20万を越える竿と3000円の釣竿。私の3000円の釣竿の方が釣れたなんて言ったら笑えますよねー(^^)(笑)