鬼面川頭首工 設備点検 | 闇から舞い降りた無線通信士の日記

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自然や趣味に関したネタを書いてみようと思っています。無線関係・クロダイ釣り・オオクワガタ(休止中)・里山散策・・・など。30年以上誰にも教えていないネタなども気が向けば書いてみます。

米沢市西部を流れる鬼面川(おものがわ)

米沢市舘山地内に農業用水を引く目的で鬼面川頭首工が設置されています。

 

 

小学生~中学生の頃によく釣りをした場所で、ウグイ・ニジマス・フナ・コイ・アカザ・と大雨等で増水し数日経って落ち着く寸前になると、イワナ・ヤマメの大型サイズ40cm以上50cm未満が釣れました。増水で下ったイワナ・ヤマメが上流に戻る時にココに溜まる時の数日限定でミミズでイワナ・ヤマメのそこそこいいサイズが釣れました。上流の綱木川ダムが無い時代で、今と違って水も澄んでいましたし、カワセミのみならずヤマセミが普通に見れましたが、今はヤマセミを目にする事は無くなりました。カワセミはたまに見ることが出来ます。カジカ・カマツカ・スナヤツメは今も生息しているのでしょうか?他にもたくさんの魚が鬼面川には生息しています。(いました)

 

この周辺は私が小学生の頃、普通にミヤマクワガタ・ノコギリクワガタ・オオクワガタ・スジクワガタ・コクワガタが簡単に捕れたエリアです。他にもオオコフキコガネ・コフキコガネ・ゲンゴロウ大小各種・オオミズアオも街灯にたくさん飛来してきたのですが、ミヤマクワガタ・オオクワガタは全く見なくなりました。コフキコガネもほとんど見なくなりました。(横道に反れました。)

 

鬼面川頭首工・・・しばらく行っていない内になんと!!釣り禁止になっていました。管理者や近所の人達に聞いてみたら、ゴミ捨て・タバコのポイ捨て・自然を知らないヘタレが川に落ちる水難事故多発・釣り人の死亡事故・・・様々な理由で釣り禁止・立入禁止にしたんだそうです

生涯最後の場所が水の汚い田舎の鬼面川とは・・・哀れです

 

 

 

なんと(笑)農業用水路も釣り禁止です。

 

 

ココでも釣り人の転落事故が多発したんだそうです(笑)

体幹の悪い運動音痴の釣り人ほど柵の中に入りたがり落ちて死ぬんだそうです。こんな所で死ぬか??子供の頃から自然に親しんだ事の無い人は落ちてパニックになるんだそうです。ここも大雨増水時にイワナやヤマメが入って来る事がよくありました。今は川で釣りをしないので解りませんが(笑)

 

 

余計な事を書きましたが、子供の頃から1回見てみたかったのが、頭首工の2つの水門を開けた所で年に1度設備点検保守で開くと聞いた事がありましたが、2つ上がっている所は今まで1度も見たことが無いです。まれに開ける事があるらしいが、点検保守の時なら確実に見れるので、管理者に聞いてみたら予定日を教えて頂きました。作業の邪魔にならないように見学してきました。

 

昨日のお昼過ぎ(夕方に開けるとの事でした)

今日のお昼前

頭首工の手前で川と同じ音が聞こえたのが新鮮でした。

 

昨日の水門

今日の水門

一番見たかったのが水門の際

 

底の部分が泥かと思いきや砂利と砂だったので、まだ川は生きているように思いました。水門を開ける瞬間を見れなかったので何とも言えませんが・・・

 

今はウグイの繁殖期で昨日は水門の下に溜まっていたウグイは何処に行ったのか?(笑)

昨日は

今日は

雪解け水で水量が多いのでちゃんと川面になっているのが意外でした。昨日いたカワウの姿はありませんでした。

 

頭首工とダムは全く別の物というのがよく解りましたし、泥が無かった事が良かったように感じました。

頭首工設備点検日を教えて頂いた 水土里ネット米沢平野 の担当者の方には心から感謝します。

久し振りにとても良い勉強になりました。

 

ただ昔と変わったのが「川のにおい・水のにおい」と河川の川底・石の大きさ(小さくなって砂利になった)・水の色(今は雪解け水なので何とも言えませんが・・・)

 

綱木川ダムが出来て鬼面川は清流とは言えなくなりましたが、魚も鳥類・動物もまだ少し生息しているようでほっとして帰って来ました(^^)