絶対に教えちゃいけない生息河川 カメクライワナ | 闇から舞い降りた無線通信士の日記

闇から舞い降りた無線通信士の日記

自然や趣味に関したネタを書いてみようと思っています。無線関係・クロダイ釣り・オオクワガタ(休止中)・里山散策・・・など。30年以上誰にも教えていないネタなども気が向けば書いてみます。

 

今日は重い雪が積もったが、そろそろ雪も終わりだなーと感じます。

渓流釣りも解禁になった所もあるようですが、4月1日が解禁の河川もあるようです。

米沢市内の最上川源流の松川でも鯉が泳ぎはじめていました。

 

 

会社に渓流釣りが大好きな人がいて、私はクロダイ釣りしかしないので渓流釣りには全く興味も関心も無いのですが、むかしクロダイ釣りの大先輩方に他のいろいろな釣りで聞いた事のある魚の話が出た。

 

もう定年退職間近なんだけど、50年間1度も見たこともない「カメクラ」を釣ってみたいと漏らしたので「イワナだべ?」と言ったら「なんでおめー知ってんなよ?」と不思議がられた。「むかし聞いた事がある」とごまかした。

「どごで釣れるなよ?」としつこく聞かれたが、「知らない」と言っても何度も聞いてきた。絶対に教えません(笑)

 

まさかネットには無いだろうと検索してみたら「ヒット」

でも正しい情報とはかけ離れた勝手な想像で決めつけた根拠のないようなネットの世界によくあるネタでした。

 

山形県の亀倉沢?だからカメクライワナ・・・そんなわけねえーだろうと笑えました、カメクライワナが今でも生息する河川は山形県では無い。今も人の手が付けられずにひっそりと自然の中に静かに存在しているはずである。

私がクロダイ釣りでお世話になった先輩方は今も元気なら90から100歳ぐらいですが、皆さんR.I.P.で旅立ってしまった方がほとんどですが、クロダイ釣りが始まる前の春~夏は渓流釣りを楽しんでいる人が多かった。

その時に珍しいカメクライワナもたくさん釣った話も良く聞きました。ですがカメクライワナの味はあまり美味しくないそうです(笑)

 

カメクライワナもイワメと似たような異種交配か突然変異の個体が何らかの原因で生まれ、似たような個体が交配してその沢で定着したのではないか?との事でした。1度だけカメクライワナのアルビノが泳いでいるのを見たことがある人がいます。(みんなからそれは嘘だろうと言われてました)(笑)

 

カメクライワナ・・・カメレオンのような異常に大きな眼を持ち、イワナと比べると痩せているような姿です。

これがカメクライワナの画像です(禁断画像です)

カメクライワナの生息河川・・・人には教えるなと理由は良く理解出来ます。自分の欲で釣りに来る人達が増え、釣れば他人に自慢を始め生息河川がどんどん知られてやがては生息個体が激減しやがては絶滅を迎える。

 

30年年ほど前に、国の環境庁が種の生息調査が入ろうとした事があったのですが、先輩方は頑なに生息河川を教えなかったそうです。地域固有種の保護・絶滅危惧種で一番有効な方法は生息地を知られない事だそうです。

環境省・動物研究者・種の保護を訴えて自分一人で独占したがる欲の深い人間・・・オオタカ・フクロウ・保護活動して良い結果が出たと聞いた事がありませんし、よその土地からから綺麗事を言って入って来ると駄目になります。

 

山形県に生息する保護種の昆虫 チョウセンアカシジミやヒメギフチョウなどを盗むのはよその土地の輩ばかりですし、教授やその取り巻き・関係者ばかりで、地元の人は採りません。

 

魚も昆虫も自然で希少性の高い物は人に話してはいけませんし、人知れず自然のままが一番良いと思います。

 

カメクライワナ・・・これからも人知れず自然にいつまでも生息して欲しいです。ちなみにカメクライワナは大きくても40cmぐらいまでしか大きくならないのでは?との事でした。私は釣った事はありません。その場にたどり着くまでの知識と経験が無いので入りません(^^)