リールの比較 鳴門100 vs 徳島100 | 闇から舞い降りた無線通信士の日記

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自然や趣味に関したネタを書いてみようと思っています。無線関係・クロダイ釣り・オオクワガタ(休止中)・里山散策・・・など。30年以上誰にも教えていないネタなども気が向けば書いてみます。

「ちぬ倶楽部」という雑誌で知り、試しに使ったのが1994年。

以来今もってクロダイ釣りのみならずアジ釣りもソイ・カサゴ等のテトラでの穴釣り・磯も波止もこのリールが今でも私のメインリールです。さすがにサーフや河口での釣りには使えませんが・・・

 

がま磯で長年お世話になった大阪の釣具店が廃業する時に、オリムピックブランドの「カーボン鳴門50」をはじめ売れ残り在庫の新品20個を安く譲って頂いたので、もう必要無いと思いましたが、試しに「ヤフオク」で中古の鳴門100型を落として使ってみたら・・・100型の方が私は使いやすいと今は100型ばかり好んで使っています。手に入れた物で2000円で落札した鳴門100 ゴールド 2500円が一番高い価格です。新品より高い(笑)

 

鳴門100(Gold) と 徳島100(Silver) の比較

最初は色の違いと、徳島100は寿命が近いキレの悪い刃で加工したのか?製造所の違いかと思ったのですが、アルミの材質が違うようでスプールは同じ重さですがリールシートが取り付けてある部分は徳島100の方が重いです。

同型の「グレ80」や「グレ120」のスプール表面に付いた「黒の補強板?」が徳島にも鳴門にも付いていないです。(実物を手にした事が無いので見てみたいです)

分解するとこんな感じです

構造上はどちらも同じです。徳島100は材質の関係なのかキラキラです。(メッキ処理はしていないようですが)

 

機会があったら綺麗な「グレ80 Silverカラー」を手に入れて使ってみたいですが・・・これ以上増やせないし、万が一「グレ80」のサイズがシックリきてしまったら50同様に100を使わなくなりそうですし、2~3個欲しくなると思うので、やめておきます。

 

猫も杓子も「鳴門50」と思っていましたが、やはり自分で実物を手にして比較してから集めた方が良いと思います。

「手のひらの大きさ」「巻き心地」人それぞれ違うと思いますし、他人の真似せずに自分の好みを見つけて揃えるのが一番

良いと思います。

 

でも新潟や庄内でこのリールを知らない人が多いですし、今でも「そんなボロい骨董品みたいなリール」と言われます。

でもラインに全くパーマがかからないこのリールに敵うリールは今の時代になっても無いと思いますし、軽く押さえ込む「前アタリ」や「微妙なライン変化」が他のリールのラインでは解らない・出ないと思います。

 

ストレートパーマとソバージュ(死語?)の違いに加えて、そのラインを数十メートル出した時には巻き癖だけで前アタリの押さえ込みが伝わって来ないと思います。最近の人達は使いませんが昔の庄内釣りで「釣った」「釣れた」では全く意味が違います。

 

寒クロ本番シーズンに庄内地磯で がま磯 チヌ競技スペシャルⅡ 0-53 + 鳴門リール を使っている人を見つけたら99.9%私です(笑) 私は流行りや見た目を追わずに自分が使って良い物を大事に使います。私が今の人達のように最新の道具に変えたらクロダイが釣れないと思います。

 

馴染んで「道具」になった物が一番です(^^)

このリール発祥の四国や今でも愛用者が多い関西は羨ましいです。